やじろべえ (与次郎人形、バランス・トイ) バランストンボ➡
 中央から左右に2本のうでを斜め下に向けてつけ、その先につけたおもりでつりあいをとって安定させるものである。「弥次郎兵衛」「与次郎人形」「やっこさん」などと呼ばれ、日本古来のおもちゃであり、各地の民芸品の中にも見られる。欧米では、「バランス・トイ」というが、発祥の地は、小アジアだといわれている。
ABC 3段階
扱い 作りやすさ  A
材料の入手しやすさ  A
安全性   A
魅力 動きのおもしろさ  B
活動するおもしろさ  A
工夫 改良のしやすさ   A
発展性   A
◆しくみと動き   
やじろうべえは、胴体の左右に突き出させたうでに、おもりをつけてつりあいをとることが基本である
この場合、おもりの位置が支点より下の位置になるように作る。。
やじろうべえは、基本的には、上から見たときに、おもりとうでが一直線になるように作ることで、まっすぐに立たせることができる。
     
◆児童の自然認識
  おもりの重さや位置を変えると、左右のつりあいが変わることを、製作したり工夫したりいく過程で気付く。
1 材料と道具    
 
 針金(18~20番線、30~40cm)
 竹ひご、ようじ、割りばし
数種類
 粘土、
 野菜、洗濯ばさみ、木の実、目玉クリップ
数種類
 発泡スチロールチ路 少々
 厚紙、鉛筆、糸
 
2 作り方  
右上の図のように作る。
 
     
3 工夫できること