熱気球 C
熱気球Aタイプ ・ Bタイプ
 加熱する部分をのせた熱気球のほかに、太陽の熱で袋の中の空気が膨張して、その浮力で浮き上がる熱気球がある。このタイプの熱気球は安全ではあるが、軽くて大きな袋を用意するのが大変である。
1 Cタイプの熱気球の課題と工夫
@ 黒く、薄く、大きなポリエチレンの袋を用意するのが、まず大変である。
    ゴミは、最近は、ほとんど透明である。厚さ0.015mmがよいとされているが、黒いゴミ袋は、あっても0.020mm以上がほとんどである。 
    黒い農業用のマルチシート(厚さ0.020mm)を貼り合わせて使用する。
  A 両面接着テープで周囲全部を貼ってしまうと、空気がぬけなくなり、繰り返しつかえない、また、保管に不便である。
     →→そこで、一部にチャック付ポリ袋を使う。
  B 最初の空気の詰め方を注意→→→ドライヤーの熱風を2/3ぐらいまで入れる。
2 材料(Cタイプ)
 黒い農業用マルチシート
   厚さ0.02mm以下 × 巾 120cm     
必要m
 チャック付ポリ袋
 両面接着テープ 少々
 糸(細いたこ糸) 少々
 ヘヤードライヤー  
3 作り方
  @ 長さ3mk黒い農業用マルチシートを、二つ折りして両面接着テープで袋をつくる。
    袋の一部に、ヘヤードライヤーを差し込むために、チャック付ポリ袋を貼り付ける。(チャック付ポリ袋は、チャックの部分が残るように短く切っておく)  
A 袋の一部に、気球をつなぎとめるための糸をつける。
   
4 飛ばし方 
@ チャック付ポリ袋の部分にヘヤードライヤーを差し込み、熱風を気球の2/3ほど入れて、チャックをしめる。
  A 糸を何かに結び、太陽の日がよくあたるところに置く。