スピーカー式オシロスコープ
  手動オシロスコープ   
従来から、振動する物体の表面に鏡を貼り付け、それに光線をあてて、その光線の軌跡でできる波形を観察する方法はある。しかし、下記の問題がかなり大がかりな装置になった。別ページの手動オシロスコープは手軽で、最適であるが、振動数が小さいので、音がでない。そこで、音と一緒に波形を見ることができるようにしたものである。しかし、これも、せいぜい50〜300ヘルツの範囲である。交流の電圧変化を見ることも可能である。
 
1 問題点と工夫したところ
   @ 鏡に光線を斜めにあてるためには、光線がかなり焦点化された小さなものでなくてはならない。 
    光源として、小型のレーザー光線ユニットを使う。
    ※子供が使うためには、安全性が問題である。
   A スピーカーを使い、その振動を直接レーザーユニットで受ける。
   B その上下動の揺れを、回転鏡で横の方向に広げる。
   C 回転鏡をゆっくり回すのに、低速モーターが必要である。
       
2 材料  
 アンプ付きスピーカー(できれば別々がよい)
 レーザー光線ユニット、発泡スチロール棒
 鏡をつける四角柱
 アルミニウムテープ(つやあり)か
 薄いプラスチック鏡
 
 低速モーター
 アクリル板 厚さ2mm(台をつくる)  
 プーリー、輪ゴム、各種ねじ、その他  
       
3 作り方
  ◆スピーカーにレーザーユニットをつける。  
@
A
B
◆回転鏡をつくる。
  @    
  A    
  B