黒松内町・歌才ブナ林 (02年10月1日)
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大型台風接近の直前、シトシト降る雨の森を歩いてみました。林床には、花らしきものはまったく見あたりません。枯れ葉が、はらはらと落ちてきます。秋の様相になったブナ林です。エゾリス君が、足音に驚いたのかミズナラの幹を駈け登って、しばし私の顔を見つめていました。シャチホコ科でしょうか、ブナの幹色そっくりの蛾が発生しています。完全に保護色になっていて、よほど側まで近づかないと分かりません。今回は、秋に向かう森の様子をデジカメ写真でご覧ください。

 

森全体の色が、変わり始めました。紅葉の開始です。



多くのブナはこんな感じです。本格的な黄葉は、例年と同じ10月中旬から下旬と思われます。

 樹冠では、黄葉しているものもあります。

 実が入っていた殻斗がササの上に。

 ホウノキの葉は、虫に食われたかのように汚い!