<LILIES Live at 品川 ホテルパシフィック東京>

〜 スペシャルディナーショー 〜

2008.10.25.(土) LILIES Live at 品川 ホテルパシフィック東京

Liliesが再活動したことを知り、昨年末に初めて行ったライブから5回目。
前回ギター演奏での歌唱。
そして今回、ディナーショーとして4人のミュージシャンによる生演奏で歌うとあっては行かないわけにいきません。
ということで、日程を調整して当日足を運んだのは品川のホテルパシフィック東京。
そして30Fのスカイラウンジ「ブルーパシフィック」。
ディナーショーであります。(私はディナーショーは初めて)
会場に入って見ると窓から臨む夜景がきれいなこと!!

この日はディナーショーですので、演奏の前にお食事。
日本男児ですので箸を出してもらいました(_●_)
でもメインディッシュはお肉だったので、あまり意味がなかった(笑)

さて、お腹も一杯になったところでステージのスタートです。
今回は撮影禁止でしたので、写真掲載はないのです。
写真はLILIESの現場マネージャー、キャプテンさんのブログをご覧下さい(_●_)

静々とピアノが奏でられた後、お二人の登場。
まずアイドル時代の曲、「すずらんの花」。
久々のディナーショーにお二人、そしてお客さんも緊張気味の様子。
ここで、他の出演メンバーも加わり、「小さな恋のメロディー」、「オレンジ・マーマレード」をシックに披露。
今回のバンド編成で繰り広げられるゆったりと味わいのある演奏に、だんだんお客さんもゆったりと聴き始める。
続いて洋楽のカバー、「Your Song」、「I Won't Last A Day Without You」、「The Fool On The Hill」を披露。
二人のハーモニーが引き立つ。
「The Fool On The Hill」は個性的なアレンジに演奏が終わるとお客さんの拍手がどっと鳴り響く。
そして日本の楽曲のカバー、「雨だれ」、「赤いスィートピー」、「旅立つ秋」、「やさしさに包まれたなら」。
オリジナルはボーカル一人の曲を二人のコーラスワークと弦の響きに秋を感じさせる。
そして今回リアレンジして初めて披露されたであろう、「冬日記」。
ボサノヴァ調の弦楽でのアレンジに味わい深く聴き入る。
そしてオリジナル曲 「Kimiwa・・・」。
夜空に想いを募らせるような演奏に、清らかなイメージが増していました。
最後に新生Liliesの代表曲、「デイジー」をしっとりと披露。

そしてアンコールが鳴り響く。(これが力強いこと)
ここで「好きよキャプテン」を披露。
ファンの声援は高らかに、一糸乱れぬ手拍子でお客さんの感謝の気持ちがこもってました。
ここでライブは終了。

その後、受付にてお二人から直接CD等の物販がありました。
ファンはここぞとばかりに写真撮影(笑)
しっとりとした秋深まる季節を感じながらのライブでした。


一年をかけてライブに足を運んで、今回、すべて生演奏でのライブ。
アイドル時代の曲はバンド編成に合わせてリアレンジしている。
また、カバー曲は二人のハーモニーにより個性的に仕上がっている。
生演奏は良いね。
今までカラオケをバックに歌っている姿を観て、自分の中で「生演奏で聴きたい」という想いが募っていた。
その願いが叶ったわけです。
カバー曲も一人で歌っている曲に対してハーモニーをつけたり、オリジナルのアレンジが紡ぎだされていて、楽しめました。
そして今回演奏してくださった4人のミュージシャンは、星空が降り注ぐような煌びやかな演奏でした。

今回生演奏を聴いて、カラオケで歌っているライブも違った味わいで聴けるんだなと感じた。
どちらが良いとか、そういう次元ではなくね。
普段ライブハウスで生演奏の音楽に浸っている自分は、「生演奏が一番」と思っていたのですが、お二人の場合、「カラオケもありだな」と感じてしまった。
それは、二人のボーカリストとしての歌声、演出に魅力を感じられるから。
ライブで歌を表現するのは歌声は勿論ですが、それだけじゃないということを存分に味わうことができる。
カラオケの時のほうが際立つということもあるんだな。
これは、楽器編成やミュージシャンが違う場合に感じるものと同じなのかも。
前回のギター一本で歌う歌声が印象的なこともある。
いろんな形態で聴き続けてきたファンとしてのエゴかな...
バンドのメンバーがある程度固定されて、サウンドが統一されると、また違った印象になるかもしれません。

それから二人のライブを観ていると、支えあっている姿も垣間見られて微笑ましかったりする。
それを共有できることもLiliesのライブの魅力の一つです。

当時の想いを持つファンにとっては、いつまでも応援し甲斐があるライブ。
そして初めてライブを体験する方には新鮮な気持ちでアイドル時代の曲、新生Liliesの曲を聴けると思います。
機会があったら一度足を運んでみてはいかがでしょうか。


P.S.この日ライブに来ていた子供が席を立って、食い入るように観ていたのが印象深かったなぁ。


LILIESの現場マネージャー、キャプテンさんのブログはこちら(お二人の活動の模様の詳細が載っています)
LILIESのHPはこちら(うーん、開設にはもう少し時間がかかりそう)



音蔵ライブレポートのトップページへ

音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
記事、写真等の無断転載を堅く禁じます。

Copyright(c) 1998- negura All rights reserved