<鬼頭つぐる、マッツン&TUSH Live at 北浦和 パラダイス・ロード>


KAMINの悪巧み決行レポート

2008.9.28.(日) 鬼頭つぐる、マッツン&TUSH Live at 北浦和 パラダイス・ロード

【事の発端は...】
鬼頭さんの6月22日のライブでのMCであります。
「髪の毛結んだら、”ナイスミドル”って言われちゃってショック(笑)」と話して爆笑だったんだ。
その後、7月下旬に鬼頭さんが加入していたザ・ブタメガネのDVDを観ていて、鬼頭さんが「BigなHipなレイコちゃん」を歌っていた時、頭の中に「ナイスでミドルなつぐるちゃん」って言葉が浮かんできて妙に離れない。
「カーギーの仕業か」と思いつつ、「BigなHipなレイコちゃん」を家でギターを弾きながらコピーしていた。
すると、鬼頭さんのライブでのMCでの発言がつらつらと当てはめられていって...替え歌できちゃった。

一部物足りなさを感じて、夏休みにパラダイス・ロードへ行って、マスターに歌詞を見せたところ、「いいね!」と。
アドバイスを頂いて、「いつか鬼頭さんの前でやりましょう」と。
「それではオープンマイクの時にでも」と話してその場は終了。

そして9月14日、Mooneyさん、茶乱坊のライブの後、パラダイス・ロードのマスターから、「次の鬼頭さんのライブで、やりましょう」と。
私:「よし、やりましょう...」と企画日程決定!
2ヶ月間したためていた悪巧み...ついに決行です。

決行を決めたと言ってもやるのは自分...
緊張感がどっと押し寄せてきた。
”鬼頭さんのお客さんの前でやるからには失礼のないように”とか。(企画した時点で失礼なんですけど...)
”MCも”、”お客さんに楽しんでもらわないと”とか考えているうちに、結構テンパッてしまう。
ということで自分に言い聞かせたことは、「歌は覚える」を目標にしてました。
20年ぶりにギターを弾いて歌い始めたのが今年の春分の日あたりだから、半年...


一週間前にテンパッた頭でギターを持ってパラダイス・ロードへ行くと、
マスター:「鬼頭さんの1stステージと2ndステージの間でやりましょう。鬼頭さんには”ミスターX”って言っておくね。3曲ぐらいやったほうがいいね。」と。
マスター、 やっぱりあなたは...凄いッス(笑)
会社帰り等で頭の中で歌ってみたりして過ごす。
前日の通し練習はやればやるほど間違えて、胃がキリキリいってしまったので終了。
当日朝、歌詞は何とかなりそうな感触になった。
前日のライブを観に出かけて行ったのが良かったようだ。
ここで練習中止。
もう間違えるイメージを作りたくなかった。
今度は早くステージを終えたい気持ちで一杯に(笑)
瞑想のように演奏しない曲をひたすら聴く。

そして鬼頭さんのいない間にギター搬入するために早い時間にパラダイスロードへ。
するとマッツンが来て、「話は聞いてます。TUSHにも言っておきます」と少し歓談。
しばらくするとマスター到着。
お店をライブ用にセッティング。
そしてリハをやらせてもらった。
自分では予定していなかったので、気持ちが和らぎました。
ギタースタンドにかけられた数本のギターの中に自分のギターを紛れ込ませて、一端パラダイス・ロードの外へ。
で、近くのコインパーキングに止めた車の中で瞑想状態...(小心者なもんで、いろいろ考えちゃうね)

いつもの会場入りの時間にお店へ。
マッツン&TUSH、鬼頭さんのステージでは緊張を解くように一緒に歌いながら過ごす。
(歌詞がわからなくても一緒に歌ってましたが、迷惑だったかな?)
そして鬼頭さんが自分の前に演奏する人がまだ来ていないことにマスターに確認している最中に、TUSHから「KAMINさん、そろそろ」と声をかけられてステージに。
この間、マスターは演奏者と電話で連絡をとる演出。
そして、「こんばんわー」の一言より自分のステージが始まる。
鬼頭さんがどこにいるのかわからないまま。
”勢いのまま行ってしまえ”と2曲を知り合いのミュージシャン、沢登秀信氏の曲を演奏。
ギターを弾き始めたら、ピックを持つ指に汗がまとわりついてしまって、深くつまんで爪と一緒に弾くことで凌ぎながら演奏。
演奏が終わると拍手をもらってビックリしてしまった。
そして今回の企画物の最後の曲です。
「ザ・ブタメガネの「BigなHipなレイコちゃん」。レイコちゃんを私は知らないので、鬼頭さんの近況をほぼ7割がたノンフィクションで綴ってみましたぁ。よろしくです。」と話してから演奏。
時たま笑いが起こるのを感じながら演奏。
止まらず演奏出来てよかった...


でも、鬼頭さんのライブの合間に演奏するなんて企画、マスターは相当なワルです(笑)
そして当日までこの企画を鬼頭さんに漏らさずにいてくれた皆さん、ありがとう。


ということで、企画物だったけれど、知らない人のいる前できっちりMCまで入れて、譜面なしで一人で歌うなんて...譜面なしなんてバンドのときぐらいか(自分でもレポを書いていてビックリ)。
拍手も頂いて、MCでレスポンスをもらって、笑いもあって...良かった。
パラダイス・ロードの鬼頭さんのお客さんは本当に暖かい。
感謝であります。
反省する点は多々あるのだけれど、20年ぶりにギターを弾いて唄い始めて、気持ちの区切りがついたなぁ。


鬼頭さん、場を荒らしてごめんなさい(_●_)
みんなを許してね。
でも、ツグラーの血がまた...
「I Sing My Soul」であります。(ちょっと違うか)

鬼頭つぐる氏のHPはこちら
北浦和 パラダイス・ロードのHPはこちら



音蔵ライブレポートのトップページへ

音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
記事、写真等の無断転載を堅く禁じます。

Copyright(c) 1998- negura All rights reserved