<TSUKUBA ROOTS MUSIC JAMBOREE>

BLUE TWO、ナオシ☆フーチー、クロスロード6、赤毛のマディーズ

BLUE TWO
ナオシ☆フーチー
クロスロード6

赤毛のマディーズ


2008.9.6.(土) TSUKUBA ROOTS MUSIC JAMBOREE Live at つくば EAST of EDEN
BLUE TWO、ナオシ☆フーチー、クロスロード6、赤毛のマディーズ

赤毛のマディーズにクロスロード6、ナオシ☆フーチー。
北浦和 みんなでSwing Festival Vol.3でなかなか観ることが出来なかったんだ。
(スタッフしていたので、その時に観れたのも赤毛のマディーズだけだったし)
それが茨城に行くと一日で観れちゃうんだから逃すわけには行かないでしょ。
ということで、行ってきました一年振りのつくば EAST of EDEN。

カーナビで64km。
この日は結構道が空いていたので2時間ちょっとで着いてしまった。
リハ中でしたが、お店に入れてもらいました。
かわるがわるメンバーにご挨拶。
マスターやお店の方とも少しお話しさせてもらって、食事を済ます。
この日は東京よりBLUE TWOを迎えて4バンドです。


さて、ライブの時間です。
トップバッターは赤毛のマディーズ。
まず、おなじみの「あこがれの場所」から。
陽気にみんなで「ウーッ」の大合唱。
次に 「真夜中のネコ」。
ミドルテンポの哀愁のリズムに「ニャオニャーオー」。
やこちゃんのサックスの音が一段と泣いてます。
そして「Swingしなきゃ」を披露。
スラップベース、リトル・ドミーさんとZeal金子さんのリズムの切れに一段と磨きがかかってました。
この曲は赤毛のマディーズのオリジナリティが詰まっている。
ちくわさんのMCがカミカミでお客さんからイジラレまくり。
新たな境地、「デスペラード」へと続き、オムニバスCDに収録された「ゴロゴロ・フラフラ」をみんなで大合唱してライブ終了。

赤毛のマディーズの歌は覚えやすい。
みんなで歌おう。めざせ、「みんなのうた」。
(それとも赤塚不二夫アニメ的な主題歌)


次にクロスロード6の登場!
カーギー座長の「皆様よろしくお願いしまーす」と一声あげてオープニングテーマが始まる。
そして「恋の魔法は一回だけ」を披露。
ギターのアクツさんはソロで回す回す。
そして歌の歌詞の展開が面白くってお客さん飛ばします。
続いて「嘘は罪」。
男女の色恋沙汰をジャズの調べに寄せて想いを巡らせていきます。
すーさんとやこちゃんのホーンの絡みがまた効いてます。
すーさんのトロンボーンを響かせながら始まるストーカーを題材にした「俺は待ってるぜ」。
洒落たジャズにのせて、おどろおどろしい歌詞を歌ってしまうカーギー。
感服です。
続けざまに繰り出すは、対照的な清清しい恋愛物語、「マック・ザ・ナイフ」。
そして鍵屋一座定番、「恋の国道16号」。
クロスロード6用にカッコよくスウィングしちゃってます。
ブルージーに決めるアクツさんに、弾けるベース&ウォッシュボード。
そしてカーギーの繰り出すハープに心が躍る。
ここで紅一点、やこちゃんコーナー。
客席を練り歩く。
そして「無茶飲みねえちゃん」。
すーさんの演奏に酔いがまわり、みんなで大合唱&手拍子で応戦!
大きな手拍子に迎えられ、エンディングテーマをソロを交えて演奏してライブ終了。

カーギーのMCがハマりにハマって大笑い。
演奏だけに酔っていちゃだめ。
みんな歌詞にも注目だ!
この歌詞・歌・演奏・演出はクロスロード6でないと感じられないぜ。


続くはナオシ☆フーチーさん。
つくばから引越しで離れて早一週間での凱旋ライブです。
スライド・ギターの音を奏でて始まるは「Hoochie Coochie Man」。
刃をしたためたような静けさから揺さぶるような動へと変わる演奏。
オリジナル、「風が吹いている」。
そして「貧しい男が生きるには」を披露。
男の性を感じさせる歌・演奏に酔う。
「Baby You Gotta Change Your Mind」を日本語訳を交えながら演奏。
ここでZeal金子さんが加わり、「黒いTバックの女」。
直球エロなブルースで、男のお客さんから歓声が沸きあがる。
そしてカーギー、リトル・ドミーさんも加わり、バックが煽りに煽って「At The Hop」を演奏してライブ終了。

出会いと別れ、男の性(ちょっとエロいかな) をモチーフにした良きブルースマンであります。
そして、ずっと慣れ親しんだ土地を少し離れたことへの想いの詰まった演奏でした。


最後に東京からやってきたBLUE TWOのステージです。
まずは、「Hallelujah, I Love Her So」を日本語で。
口一杯にあけてがなり立てるボーカルにスウィング、ズンズン!「Quiet Whiskey」を披露。
お客さんが陽気になればなるほど、ミュージシャンは煽ってくれる。
ベースのリズムに廻るよ廻るスウィング・ギターに手足は自然と動いてしまう。
こりゃ楽しいぞ!
男性陣はフィドルの有花さんのセクシーな容姿と演奏にゾッコンだし。
続くはジプシースウィング、「No Moon At All」を日本語で。
ここでボーカル、サンセさんが退いてインスト、「Orange Blossom Special」。
高速のブルーグラスだぁ。
どこかに吹き飛ばされそうな演奏に「Yeeah!」、「Hey!」と手拍子鳴らして煽る煽る。
そしてボーカル、サンセさんがお色直ししてました。
でも熱いからすぐ脱いじゃう(笑)
ここで繰り出すは「Down Boy Down」。
お客もがなりたてて熱風をステージに送り込む。
ここでもう一度インストで「The World Dog」。
もっと高速だ。
お客さんは口あんぐり。
そして、サンセさんが戻ってさわやかスウィング、「Ol' Man River」、最後に「Between The Devil And The Deep Blue Sea」と演奏。
心弾ませ楽しんだお客さんはこのままでは東京に帰しません。
アンコールに「I Wanna Be Like You」を演奏。
とっておきの曲を残しておきやがったぜ!
お客さんは手拍子高らかに打ち鳴らし、惜しみながらこの日のライブは終了。

ほとんど日本語でスウィング!
こりゃぁ楽しい。
がなり立てるスウィング、病み付きになるよ。


どのバンドも下味がどっぷり染み付いた個性的な歌&演奏。
スウィング&ブルース三昧!全開はしゃぎまくり!
BLUE TWOのアルバムとBLUE TWO、赤毛のマディーズが収録しているオムニバスCDを購入。
ライブ終了後、メンバーと談笑しながら過ごし、最後にリトル・ドミーさんに見送ってもらいながら、つくば EAST of EDENを後にしました。


赤毛のマディーズのHPはこちら
カーギーのBlogはこちら
Zeal金子さんのBlogはこちら
ナオシ☆フーチーさんのブログはこちら
BLUE TWOのHPはこちら
EAST of EDENのHPはこちら



赤毛のマディーズ
ちくわ(Vo,Banjo)、リトル・ドミー(ウッド・ベース) 、
Zeal金子(ウォッシュボード)、やこちゃん(Alto Sax)

ちくわさん、MCカミカミで固まってます(笑)


Zealさん、お約束の練り叩き







クロスロード6
カーギー(Vo, G)、Zeal金子(ウォッシュ・ボード)、
アクツユウジ(G)、リトル・ドミー(ウッド・ベース) 、
やこちゃん(Alto Sax)
、すーさん(トロンボーン)







すーさんのソロ!これがよさげなんだぁ






やこちゃん、客席に来て練り吹き!!



ナオシ☆フーチー(Vo,G)

スライド・ギターで脳みそ引っ張られます




Zeal金子、参戦!!


リトル・ドミー、カーギーも加わり..かっちょえぇ
BLUE TWO
サンセ(Vo)、有花(Vl)、ハセガワ(G)、
ささやん(ウッド・ベース)


高速リズムにのせてSwing!








ささやん、弾けちゃってます!




有花さんの弓捌き!!


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