<Sachiko&佐藤克彦 Live at 北浦和 Bloody Mary>
Sachiko&佐藤克彦 |
2008.3.9.(日) Sachiko&佐藤克彦 Live at 北浦和 Bloody Mary
ゲスト:VENN(Washboard)
今年の私のライブ一発目で心の棘を根こそぎ抜き取ってくれたsachiko&佐藤克彦。(以下、サチカツで)
この日の午後、北浦和 Swing Fes.のミーティングのためにBloody Maryに集合。
私は道に迷う...(笑) 始めていくお店で、地図を頭に入れて行ったのですが、昼間は看板に明かりがついていないもんね。
そのうち鬼頭さんから電話が入り、事なきを得ました。
で、このミーティングの後にサチカツのライブがあると事前に聞いていたのですが、時間が余っていたので一時帰宅。
頃合を見て再入店。
既に鬼頭さんを初めお店に集まっていました。
そしてサチカツのお二人とVENNちゃん。
「んっ、VENNちゃん。サチカツ+ウォッシュボード?」と期待をしながらしばし談笑。
そしてライブです。
まずは「Circle Game」から。
普段静かにお酒を飲むバーBloody Maryにギターの爪弾く音、そしてSachikoさんの歌声が響く。
二人の紡ぐギターの音がバーの雰囲気から、木漏れ日さす森へと誘う。
ボニー・レイット の「Love Has No Pride」に続き、オリジナル曲「からっぽな世界」を披露。
ここでウォッシュボードのVENNちゃんが入り、「何気ない日々」、「PAKU PAKU」とオリジナル曲を演奏。
軽いタッチで小気味よく叩くVENNちゃんは、口ずさみながら叩いている。
一部最後にカーラ・ボノフの「Home」を演奏。
カツさんのコーラスが絡んで暖かさがより加わった演奏でした。
しばし休憩の後、二部です。
MCも弾む。
オリジナル曲では「目を閉じれば」を、カバー曲は「Desperado」とゆったりした曲や、VENNちゃんが加わって「Walkin' After Midnight」等、Swingin'なものまで多彩。
3人の演奏やSachikoさんの歌声パフォーマンスに、お客さんは目を閉じて静かに浸ったり、ひざや手、テーブルを鳴らしたりと盛り上がってました。
アンコールでは「What A Wonderful World」、「Do you know what it means to miss New Orleans」を演奏。
最後に「ひこうき雲」を披露してこの日のライブは終了。
Sachikoさんはカバー曲をいくつか日本語訳して英語と日本語で披露する。
英語の歌詞がどのようなものだかわからないのですが、この歌詞がサウンドのイメージに溶け込んで、観客はその歌声に浸ってしまう。
Sachikoさんとカツさんの演奏は、普段息をするように繰り広げられていく。
その雰囲気に観客が呼吸を合わせて浸っていくと、そこには自分が好きなやさしい面影や場所、想い出に誘ってくれる。
カツさんのギターの演奏はいろんなところで評されているので、私が書く必要もないのです。
この日はカツさんのコーラスが諭すような歌声で、ぐっとサウンドの前にきたことで二人の歌声を聴くのもこれから楽しみです。
そしてVENNちゃん。
ウォッシュボードの金物で二人の世界を下支えする様は圧巻でした。
フォークサウンドでもウォッシュボードで表現できるVENNちゃん、最高っす。
秘密の隠れ家的バー、「Bloody Mary」の静かに時を過ごす空間にサチカツの演奏。
また心の棘を抜いてもらいました。
sachiko&佐藤克彦の音に包み込まれる感覚は是非味わってください。
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Sachiko&佐藤克彦
Sachiko(Vo, G)&佐藤克彦(SlideG, G, Cho)
ゲスト:VENN(Washboard)
Sachikoさんは演奏中、裸足なのです。
音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
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