<フロミズワンダーズ Live at チョウゲン坊>

 


フロミズワンダーズ
(左から)小川ケンタロー(P)
高山恭(Vo,G)、藤本エイジ(Vo,Harp)


2008.1.23.(水) フロミズワンダーズ Live at チョウゲン坊

先日のサチカツのライブと同様、昨年の北浦和 Swing Fes. Vol.2出演のフロミズワンダーズを観るために、会社帰りに蕨駅前すぐのチョウゲン坊へ。
(これが蕨駅東口から20歩ぐらい。雨風など気にしないで行けるよ)

お店に入ってカウンター席を陣取る。
注文して食事が届いた頃にライブステージが始まりました。
この日は2ステージ。

藤本氏のMCでまったりとライブの始まりを告げた後、ゆったりとしたリズムから、「とりあえず居酒屋で」から。
始まってまもなくテーブル席の年配の方々から手拍子。
う〜ん、わかってらっしゃる。一拍三拍で打つお囃子の手拍子ですが、すかさず便乗させていただきました(笑)。
軽やかに「側にいてくれよ」、「地獄のフリスビードッグ」と続く。
私は「地獄のフリスビードッグ」が好きでね。
このシチュエーション、聴いてみて頂戴!
そしてブルース、ブギウギ、スィンギーな曲にケンタローさんのガツンとくるピアノでお客さんの体が揺さぶられていく。
高山氏の真っ直ぐなギターフレーズ。
これが泣きのブルースギターと違ってフロミズワンダーズの味わいを引き立てているんだ。
演奏に酔ったお客さんが藤本氏のMCにどんどん反応する。
そして酔いどれているのが藤本氏のハープ。
「踊ってごらん」では、藤本氏がワイヤレスマイクに持ち替えて、泥をかぶったようなご機嫌なハープを吹き鳴らす。
お客さんの手拍子、掛け声の反応に、いつもより多くソロを回して1stステージ終了。
(随分まわしたなぁ)


休憩中、若き旅人、ユウタロウさんがステージへ。
一曲ということで、カバー曲「カントリー・ロード」を披露。
みんなで楽しく合唱。
でもこのままで帰したくないのでオリジナルをリクエスト。
英語の歌詞の曲にお客さんから手拍子をもらいながらの演奏。
風に吹かれるような歌声に気持ちを乗せて歌いきってくれました。


さぁ2ndステージの始まりです。
この休憩の間、お客さんはお酒を飲み、友達と思いっきり盛り上がっていた。
高山氏のスライドギターのフレーズから藤本氏のMCに続いて演奏が始まると、その盛り上がりを一手に引き連れていった。
(さすがだね)
どブルース、「笑っちゃえ」で頭がどんどん揺さぶられていく。
MCで「指笛練習中」と話した藤本氏に、「いい気分」の歌・演奏に気を良くしたお客さんから指笛のサービス(笑)。
ここでお客さんからのリクエスト、西岡恭蔵さんの「プカプカ」、そしてBilly Joel「素顔のままで」に応える。
高山氏が歌う「ブギウギワッフル」、藤本氏が歌う「いちぬけた」、そしてケンタローさんが歌う「平日の昼下がり」とご機嫌な演奏が続く。
そして、佳境に入っていく。
藤本氏のハープが唸りをあげると指笛に奇声が飛び交う。
それに応えるように高山氏が私の席を占拠!
ギターソロでぐるぐるまわす。
ケンタローさんのガンガン叩き鳴らすブギウギ、ブルースのピアノ演奏に、椅子に座っていられなくなったお客さんは通路で踊りだす。
追随して藤本氏がハープを吹き鳴らしステップを踏みながら練り歩く。
アンコールを受けて戻ってきたメンバーに「お帰り」の声が届く(笑)。
「一緒に歩こう(曲名不明)」でブルースに弾みながらのこの日のライブは終了。
ライブ終了直後、「長生きできそう」と笑い声が聞こえた(笑)。


老若男女楽しめるっていうことは素晴らしいでしょ。
藤本氏のMCにアットホームな雰囲気に吸い寄せられながら輪が広がっていく。
楽しい演奏ももちろんですが、持ち歌の歌詞がまた楽しい。
情けや滑稽さに笑いや切なさが溶け込まれている歌詞に、「人生そんな具合」って共感できます。

そしてチョウゲン坊は162種類の日本酒が飲める非常にアットホームなお店。
駅から10秒、食事も美味しいし、酒飲みならライブのない日も足を運んで損なしですよ。

フロミズワンダーズのHPはこちら ⇒ 
チョウゲン坊のブログはこちら



フロミズワンダーズ
藤本エイジ(Vo,Harp)、高山恭(Vo,G)、小川ケンタロー(P)





藤山氏がハープケースでリズムを取る






休憩中、旅人ユウタロウさんが飛び入り!






これがフロミズのパフォーマンスだ!
まず、高山氏が私の席を占拠!!


ワイヤレスマイクで藤本氏が応戦!!


ハイッ!実は椅子の上です(靴はしっかり脱いでます[笑])


このまま場内一周!!


いつまで演ってんだ...


ハイ!戻ってまいりました(帽子は...)


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