<GYPSYVA GABONZ Live at 池袋 Blue Drag>

(左から)林さやか(B)、Hideko(Vo, Flute)、大西孝旺(G)、加勢明(G)

2007.8.8.(水) GYPSY VAGABONZ Live at 池袋 Blue Drag

昨年の「American Roots Music Festival VOL.10」でまた観に行こうと思っていて半年以上過ぎてしまった「GYPSY VAGABONZ」。
ジプシーミュージックを基礎としてオリジナリティ溢れる曲を披露してくれる。
この日はワンマンライブということで、やっとじっくり見る機会に出会った。

初めてのライブハウスとあって、名前もうる覚えで道に迷ってしまったが10分前に見つかり安堵(笑)。
周りのお客さんは若いんだよね。
まいっか。

飲み物と食事を頼んで一服した後、1stステージスタート。
まずオリジナル曲「Humor」で始まる。
これはGYPSY VAGABONZのテーマ曲というぐらい決まっている曲。
HIDEKOさんのジプシー・ミュージックについて紹介しながら次々と曲を披露。
カバーでは「S' Wonderful」や「There Will Never Be Another You」、オリジナルでは「Dreamy」、「いたずら仔猫のワルツ」とHIDEKOさんの小悪魔的な歌声にマッチした曲を演奏。
演奏するたびに場の雰囲気がほぐれてお客さんから手拍子が出てきた。
(結構リズムが早くて大変なのよ。楽しんでいなけりゃできないよ。)
1st終了後、「これが聴きたかったんだ」と心の中で「Delicious!!」と叫びながら2ndステージを待つ。

しばしの休憩の後、2ndステージスタート。
HIDEKOさんは衣装を変えて登場。
「Love Me Or Leave Me」、「The Gift」等、オールドジャズを披露し、オリジナル曲では「ミツバチのささやき」、「Boom Boo」を演奏。
「ミツバチのささやき」はインストゥルメンタル曲(素晴らしい)。
「Boom Boo」はわくわくするリズムでお客さんは手拍子で応戦。
最後に「After You've Gone」を演奏。
アンコールではアットホームな雰囲気の中、「All Of Me」を演奏してこの日のライブは終了。

オールド・ジャズはいろんな演奏を聴いてきたが、GYPSY VAGABONZが咀嚼すると一味違う。
こんな楽しみ方ができるのはなかなかないよね。
もうたらふく演奏していただき、まさに「デリシャス!」でした。


ジプシー・スウィングを基礎として、オールド・ジャズもカバー。
カバーといってもジプシーに仕上げるところが一貫している。
大西さん、加勢さんのギターはジプシー初心者な小生が聴いてもそのSwing感にゾクゾクする。
そして林さんのベースでその世界にぐいぐい引張って行ってくれる。
オリジナル曲の歌詞もHIDEKOさん独特の世界観がある。
こんなバンドに出会えて幸せです。
約10ヶ月ぶりに聴いても進化している様が伺えた。
ますます進化していって欲しいバンドです。

歌&演奏もさることながら、その出で立ちでも魅了してくれる。
元気の良いHIDEKOさんの曲中の踊りやMCも楽しめますよ。
また足を運びます。

GYPSY VAGABONZのHPはこちら(音楽も聴けるよ) ⇒
ライブハウスBLUE DRAGのHPはこちら

 

GYPSY VAGABONZ












音蔵ライブレポートのトップページへ

音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
記事、写真等の無断転載を堅く禁じます。

Copyright(c) 1998- negura All rights reserved