<鬼頭つぐる Live at チョウゲン坊>

ゲスト:小林創、VENN




鬼頭つぐる(Vo,G)
ゲスト:小林創(P)、VENN(ウォッシュボード)


2007.4.18.(水) 鬼頭つぐる Live at チョウゲン坊
ゲスト:小林創、VENN

4月1日のMooneyさんのライブで鬼頭さんに会った時、「最近、ホワぶるとかばかりで来てくれないじゃん」とお叱りをうけてしまった。
3月行けなかったんだなぁ。
でもきちんとチェックしてましたよ「蕨 チョウゲン坊」。

この日はサポートにピアノの小林さんにウォッシュボードのVENNちゃん。
期待しちゃうメンバー構成で即決、仕事帰りに蕨へ向かった。

飲み屋です。
マスターの音楽好きによってライブも行うお店。
ジャズ好きのお客さんの中で鬼頭さんがどのように楽しませてくれるか期待しながらライブを待つ。

お客さんが会話している中、鬼頭さんソロでまず、「扉の向こう」から。
突然ギターの音が出なくなった。
そこで鬼頭さんはゴスペル調の曲をア・カペラで歌い、お客さんは手拍子。
場が暖まってきました。

ここで、ゲストの二人が加わり、「手紙でも書こう」を披露。
ジャズのピアノにウォッシュボード、ギターと軽やかに奏でられる演奏に鬼頭さんの野太い声。
なかなか味わえない楽しい演奏です。
そして鬼頭さんのオリジナル曲「悩みがないのはおいらの悩み」と続く。
手拍子が続く中、「It Don't Mean a Thing」をロックで披露。
カズーが高らかに鳴り響き、畳み掛けるように繰り広げられる演奏に場は一層盛り上がる。
そしてオリジナル「食っちゃ寝」。
その歌詞に笑いも出て、みんなでコール&レスポンス。
「気の持ちようさ」ではみんなで合唱して一部終了。

しばし休憩の後、2部へ。
まず、オリジナル「LIVE IN PARADISE」から。
鬼頭さんは珍しくギターソロを弾いてました。
お客さんも少し入れ替えがあったけれど、既に一部の場の延長戦のような盛り上がり。
そして近くの公園をモチーフにした曲を披露した後、ジャズのお店でロックな曲「Knockin' on Heaven's Door」を披露。
でもお客さんは一緒に合唱しておりました。
そしてVENNちゃんが一曲「私の青空」を歌う。
そして、初めてのお客さんから歓声が上がり、仕舞いにはVENNちゃんコールです。
叫び声が続く中「ちゃらんぽらんでへっちゃら」を演奏。
この時期にはお客さんの話し声もなくなり、全員で大合唱です。
「What A Wonderful World」でしっとり攻めた後、終盤飛ばしにかかります。
お客さんからイケイケコール。
「Sing My Driver(?)」 、「Rompin' Stompin'(オリジナル?)」を披露。
おきゃくさんから「やばいよ」ともうイカレちゃいたいぐらい音と手拍子、歓声が渦まいていました。
方々のお客さんからアンコールの声。
それに答えて、しっとりと「虹の向こう(Over The Rainbow)」を演奏。
小林さんの澄み渡る空のようなピアノが一気にジャズへと引き込んでいきました。
ここでまたお客さんから一層の拍手をもらい、手拍子に変わり、再度アンコール。
「バーボンストリート・ブルース」でこの日の演奏は終了。


お客さんだけでなく、ミュージシャンも虜にする小林さんのピアノには感服です。
(ソロ2小節聴いただけでうっとりしちゃいますよ)
そしてどこに行っても愛されちゃうVENNちゃんの軽やかな演奏(この軽やかさはウォッシュボード界で日本一だね)。
二人とも場の雰囲気を感じながらの演奏、楽しませてくれるんだよな。最高です。

汗をかきながら、手拍子・掛け声・叫び声・コール&レスポンスに合唱と汗をかきながら聴く鬼頭さんの演奏にジャズ好きのお客さんは釘付け。
鳴り止まぬ手拍子・足拍子・テーブル、ひざを叩き、肩・頭は揺れっぱなし。
ウォッシュボードのVENNさんはお客さんに気に入られっぱなしで、「VENNちゃん、VENNちゃん」とアンコールされちゃったり...
小生もこの日の演奏は格別な日となりました。
3人での演奏が初めてということでしたが、3人3様の持ち味が一体になった演奏。この3人の構成は是非観たい。かっこよすぎるよ。
観る事が出来なかった皆さん、楽しんじゃってごめんね。

鬼頭さんの場を選ばないで演奏してくれるので、また一つ楽しい場を教えてもらっちゃいました。酒飲みにはうってつけです。
(鬼頭さんのこの精神、頼もしいッス!)
そして頑張れ!埼玉県京浜東北線沿線地区!!

鬼頭つぐる氏のHPはこちら ⇒ 
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鬼頭つぐる(Vo,G)
ゲスト:小林創(P)、VENN(ウォッシュボード)









再アンコールではこのパフォーマンス!
ジャズのライブハウスでやっちゃった。さすが、VENNちゃん


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