<トコロけんじ Live at 曼陀羅>


ゲスト:ザイゼントモユキ

トコロけんじ(Vo, G)

ザイゼントモユキ(Vo, G)

2007.02.25.(日) トコロけんじ Live at 曼陀羅
ゲスト:ザイゼントモユキ

平田達彦さんや山崎ヤマトさんの曼陀羅でのライブで飛び入りで参加していたトコロけんじさん。
私は2回の演奏とも彼の人を惹きつける魔力にかかってしまっていた。
今回はメインでライブを行うということで、行ってきました。
ゲストは曼陀羅で4年ぶりのザイゼントモユキさん。

この日は3部構成。
まず、トコロけんじさんから。
「働きアリ」で始まりました。
シンプルな曲調ながら世情や情景をトコロ流に咀嚼して吐き出される歌は、不思議な世界となる。
一曲聴いたあと、綴られた言葉に敬服したり、はてなマークが出たりするが、何が何でも「トコロ流」なのである。
その引っ掛かり具合に腹の笑い虫や想い虫が疼く。
最近の曲から「レモンの輪切り」などを披露。
そしてウクレレに持ち替えて一曲披露して、ザイゼントモユキさんにバトンタッチ。

ザイゼントモユキさんは、4年ぶりのステージ。
ブルージィなギターに乗せて歌うは、正統派ブルースマンであります。
オリジナルの「夕日の歌」、 「酔い待ちブルース」、「Good Time Music」等を披露。
メロディーをギターの演奏に乗せて弾くスタイルは最近なかなかおりませんね。
私はバタヤンを思い出してしまう。
昭和歌謡にでも精通する歌詞、メロディーを残しながらもしっかりしたブルースです。
堪能させていただきました。

しばし休憩の後、再度トコロけんじさんの登場。
夜も更けてきて、曲の題材も一層大人(?)の世界へ。
観客は「性のブルース」の性と世情を絡めた歌でジャブを打たれ、「上手く眠れない」ではボディーを打たれダウンを取られた。
「キースでキッス」で立ち上がれずノックアウト。
観客に敬服させた後、世情を歌った「稼業」や「コロッケ」を披露。
「プロポーズ」では、観客と一緒に歌い最高潮に。
最後にザイゼンさんの「ワンピースブルース」にハープで応戦。
アンコールは、「夕日は昇る」で和んだ雰囲気の中、この日のライブは終了。

ザイゼントモユキさんは4年ぶりにステージに上がった。
マイペースでいいから続けて欲しいね。

そして昨年秋に満を持して東京に上京してきたトコロけんじさん。
名前を見たら駆けつけて頂戴!!
サラッと聞き流すつもりでいても、頭にこびりついてしまう歌。
一日が楽しくなると思いますよ。

トコロけんじさんのブログ「トコロけんじOUT」はこちら ⇒ 
曼陀羅のHPはこちら

トコロけんじ(Vo, G)



ウクレレも披露
ザイゼントモユキ(Vo, G)

口笛でぴゅぅーっ
競演!!



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