<平田達彦 Live at 曼陀羅>

(ゲスト:Tam、所ケンジ)

平田達彦

2006.11.17.(金) 平田達彦 Live at 曼陀羅
ゲスト:Tam、所ケンジ

ここのところJRが事故で遅延、運休が続く中、横浜で仕事をして、また埼玉に戻り曼陀羅へ。
ライブハウスは遅めに始まるから間に合ったりするのね。

今年2ヶ月ぶりの、平田達彦さん。
また九州から埼玉まで来てくれた。
今回は事前に手書きのDMまで届いていました。
(「米送れ」とは書いていなかったので安心しました<笑>。)
曼陀羅の扉を開けると、既にお客さんの中に平田さんが交じって談笑中。
私は曼陀羅の常連ということで、末席にて楽しむことにした。

さて、平田さんの挨拶でライブが始まった。
前半は平田さんとTamさんと交互にオリジナルを歌うという非常に珍しい構成。
Tamさんも緊張したろうな。
Tamさんは軽快なリズムをストロークで弾きながら、日常の想いや、ふと里のことを感じた時の気持ち等を暖かい愛情のある歌詞で歌ってくれました。
話したがりの平田さんが途中インタビュー形式でTamさんの紹介をしていくといった場面もあった。
平田さんのMCでは、日頃出会った人との会話を面白おかしく話してくれる。
平田さんのライブに一度足を運ぶと、平田さんの素性がわかるというほど、歌詞の中に入っている。
流石ブルースマン。

しばしの休憩の後、後半戦である。
歌う中、数年前に未完成として歌ってくれた「東京」というタイトルの曲を披露。
歌詞も少しずつ手を加えていたのですが...また未完結としての披露となってしまった。
途中、マリンさんの朗読もありました。
そして、ゲストとして所ケンジさんが登場し2曲披露。
曲はブルースで歌詞が面白くて、すぐに観客から手拍子、声援するといった情景に。
そして友達の結婚式に作ったという「プロポーズ」。
この時には既に観客は一緒に歌う程楽しい光景になりました。
これに平田さんは即興でプロポーズの曲をそのままに歌詞を変えて歌って会場は大盛り上がりでした。
「赤毛の女(?)」では、演奏が始まり、平田さんの曲紹介から観客から「あーぃ」でレスポンスする始末。
(これはライブを観ないとわからんか)
曼陀羅にゆかりのある西岡恭蔵さんを想い「What a Wonderful World」も披露。
そしてこの日の平田さんはお客さんの反応に呼応してパフォーマンスでも楽しませこの日のライブは終了。

それにしても平田さんが披露するオリジナル曲はアルバムに入っていないものが多い。
常連さんに聞くと、昔カセットで手売りしていたそうな。
旅人が感じる自然の息吹を肌に感じさせてくれる歌声。
ライブで聴かないと聴けないってことです。

いろいろなミュージシャンを観てきたけれど、平田さんほどオープンな心の持ち主もいませんよ。
曼陀羅のマスターは平田さんが来ると、事前に自分でリクエストしちゃうんだ。
マスターも大好きな平田さん。
みんなも好きなんだ、平田さん。

また、この日のゲストのTamさん、所ケンジさんも関東で歌う九州出身のミュージシャンです。
(九州の歌歌いは多いなぁ)

ライブ終了後、平田さん自身が発足したファンクラブに入ることを確約して、ライブを後にした。
また来年来てくれることを楽しみにしてます。

アルバイト頑張ってね。

平田達彦さんのHPはこちら
曼陀羅のHPはこちら

 

Tam(Vo, G)


所ケンジ(Vo, G)
平田達彦(Vo, G)




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