<MOONEY with Friends Live at パラダイス・ロード>


MOONEY, 西広しょうた&石岡美保子, ホワイト&ぶるー】

MOONEY(Vo,G)
バックにカーギー(Harp)、VENN、Zeal金子(ウォッシュボード)

2006.9.10.(日) MOONEY with Friends Live at パラダイス・ロード
MOONEY, 西広しょうた&石岡美保子, ホワイト&ぶるー

5月28日に開催された北浦和Swing Festival

住宅街に連ねる商店街の複数の会場で、同時並行開催。そして昼の部、夜の部がある。
ミュージシャンも複数の場所で演奏。 しかもスタッフは少人数。PAは最小限で...
「どこでも周りの人達の協力があればできるじゃないか!」。
小生にとっては衝撃的な出来事だった。

心残りは当日、複数の場所で同時開催だったため、観ることができなかったミュージシャンがいた事。
今回、北浦和Swing Festivalの発起人の一人であるミュージシャン、鬼頭つぐるさんプレゼンツということで、MOONEYさん筆頭に西広しょうた&石岡みほこ、ホワイト&ぶるーが出演ということで、パラダイス・ロードに向かった。
(観れなかったんだよね、西広しょうた&石岡美保子、ホワイト&ぶるー)

観に行くとはいっても、開演時間を知らず、「まぁいっか」とパラダイス・ロードに着くと、会場一時間前だった。
で、近くのDISK UNIONで暇をつぶして(CD買っちゃった)、定刻にパラダイス・ロードへ。
中に入ると鬼頭さん、MOONEYさん、ホワイト&ぶるーのメンバーに挨拶。
しばしお客さんを交えて談笑の後、ライブの始まりである。

まずは「ホワイト&ぶるー」。
カーギー緊張しながらカミカミで「歌謡ショー」を告げる。
ホワイト&ぶるー(カーギー?)の詩は憂いのある女性やちょっと笑える話を題材にして、来てくれたみんなが腹を抱えて笑ってくれる事を楽しんでいる。そして下ネタ満載!!
マジな歌詞だと聴いていると最後に下ネタになってしまう。失笑超えて噴出してしまう。
さらりとやってのけるのはなかなかできる事ではないよ。
聴いているうちに人生笑っていられる幸せが感じられるぞ。
とにもかくにも他では味わえない「大人の歌謡ショー」だ。
笑いの宝庫、ホワイト&ぶるーのショータイム。
そんな中、ホワイト三浦さんのウクレレ、Zeal金子さんのウォッシュボード&パーカッションがまた愛情たっぷりと聴かせてくれる。
MOONEYさんがいる事もあり、逸話を曲に盛り込んだり、似ていないMOONEYさんの真似をして笑いを誘ったりとアットホームなステージでした。
同世代であることも発覚!! 皆、結構音楽通でありました(小生、全然及びませんぞ)。


次に「西広しょうた&石岡美保子」。
この日は西広しょうたさんのオリジナル曲に石岡美保子さんがピアノ&アコーディオンでサポートする構成。
西広しょうたさんの歌は「やさしくなければ生きていけない」ぐらいふんわりしたイメージの歌詞で、ゆっくり過ぎていく雲のように歌い、心の片隅に響かせる。ギターもやさしく弾く。
今回、サポートとして心暖まるピアノ&アコーディオンを弾く石岡美保子さん。
小生の世代だと懐かしくなるような響きがするフレーズです。
昭和歌謡の匂いがするんです。気持ちよいよなぁ。
風船で空に浮かんでいくような西広しょうた色で純正培養させた世界。ゆったり味わえました。


最後にMOONEYさんが登場。
まずソロで、「Sea Sea Rider」、「Lazy River」、「Route66」。
一声あげただけで場が一気にMOONEYさんの色に変わってしまう。
MCでは先日のSwing Festivalの時の話題で盛り上がる。
次にしっとり、「Do you know what it means to miss New Orleans」。今まで聴いた中で一番胸に響きました。うーん、海辺で聴いてみたい。

そして、ウォッシュボードのVENNさんが登場して「Cabaret」、「Sweet Sue」、「Cash for Your Trash」を演奏。
いつもながら小気味いいんだ、VENNさんのウォッシュボード。MOONEYさんのくちトロンボーンも冴える。
そして小生お初の「Harem Punch」と「Freight Train」を披露。
「Freight Train」では、VENNさんウォッシュボードの板の部分で音を出したり、汽笛をならしたり、曲の色合いを際立たせる演奏。THANKSです。
「月の夜は」では、MOONEYさんのリフレインの演出にVENNさんのどぎまぎ感漂うリズムで観客から笑いを取る。

ここでカーギーさん、Zeal金子さんも加わり、「ネコは屋根」、「Jump Jive」などを演奏。
ダブルウォッシュボードにハープで応戦!!観客も手拍子で参戦!!
ボルテージは最高潮のままアンコールへ。
最後にしっとり「未来への橋」を演奏してこの日のライブは終了。

なにせMOONEYさんは何度聴いても楽しいライブ、曲の中に楽しさを散りばめていて飽きないね。
みんなで手拍子したり、歌ったり、コール&レスポンス、口笛吹いたり、そしてバカになったりと楽しいライブでした。
この日はMOONEYさんだけでも1時間以上ぶっ通しでした。

3つのまったく違う個性のあるミュージシャン達。
たらふく頂きましたよ。
それからこの日を企画した鬼頭さん、THANKSです。

それから、パラダイス・ロードはリバーヴとかかけないから、技量が直に伝わってくる。
好きですね!この空間。

P.S.沖縄仕立てのヤドカリ君、見るの忘れたぁ!

MOONEYさんのHPはこちら
カーギーさんのブログはこちら
北浦和 パラダイス・ロードのHPはこちら




ホワイト&ぶるー
ホワイト三浦(Vo,ウクレレ)、カーギー(Vo,G)、Zeal金子(ウォッシュボード,etc.)
西広しょうた(Vo,G)&石岡美保子(P,Acc.)
MOONEY(Vo,G)

MOONEY&VENN(ウォッシュボード)

カーギー(Harp)、MOONEY、VENN、Zeal金子(ウォッシュボード)



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