<なお Live at 稲生座>

対バン:愛染恭介

なおさん

2006.8.24.(木) なお Live at 稲生座
対バン:愛染恭介

夏休みも終わり、ちょっとライブが恋しくなったので稲生座へ行ってきました。
この日はなおさんが演奏するということで、再確認です。

なおさんは6月23日の沢登秀信氏のライブの対バンとして演奏
その時に女性一人でギター持って歌うミュージシャンで空気感(風格というのかな)を持った人に久々に出会えた気がして、再確認しないとと思っておりました。

ということでなおさんのライブから。
朝の日差しのような透き通る中に芯がある歌声。人の心に波紋のように伝わってくる。
絵のように情景を描く歌詞も魅力的です。 他の人とは違う視点を持っている。
そのときの感情を綴って歌にしている。歌を聴いた人へ共感、共鳴させるオーラがある。
ギターも難しいテクニックではないんだけれど、なおさん独特の響きがあって、曲にあわせて丁寧に鳴らしてくれる。
一音の響きの凄みを知っている人なのか。
間奏も特にハープを吹くわけでもない、ギターを鳴らすだけなのだが、この間合いが只者ではないんです。
後で話を聞くと本人あまり意識していないみたいだけれど...ライブして4年目...この人、只者ではない。
この記事を見て知った方は一度確認していただきたいですよ。この不思議空間。これ本当!!


そして後半、愛染恭介さんのライブがはじまった。
日本人ですよ。情緒がある。
ステージは人柄がでるんだよね。写真を見るとロッカーに見えるでしょうけれど、凄く誠実なお方ですよ。
日々いろんなことを考えている人ですね。
この日は夏ということで選曲していて、音頭とかも入っておりました。
歌詞は愛染流。 生活感がある歌詞、社会に物言う歌詞を綴って歌ってくれます。
最後に彼の代表曲の一つと思える「ある街のレクイエム」を演奏してこの日のライブは終了。

ギター好きなんだろうな。
個人的にはシンプルに聴かせてくれる歌が好きですな。
そしてパーカッションを演奏した大西さん。
やはり普段はドラムを叩いている人でした。
リズムはしっかりサポートしていて好感持てました。
大西さんは仙波清彦さんのバンドでも活躍している方ですので、興味のある方はそちらも拝見されるとよろしいかと思います。


少し出演ミュージシャンとお話をしました。
なおさんに「曲名は?」の質問に、「あまり曲名をつけるのが得意じゃない」とさらりと言う。
やっぱり不思議な人だ。
ちょっと雰囲気にのまれたくなったら、また足を運ぼう。

稲生座は良いミュージシャンを集めてくるよ。
稲生座の神様に感謝!!

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なお(Vo,G)






 

(左から)大西秀雄(Per.)、愛染恭介(Vo,G)


愛染恭介


大西英雄


愛染恭介


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