<沢登秀信 Live at 稲生座>

対バン:なお

(左から)エミさん、沢登秀信さん、小野秀夫さん

2006.6.23.(金) 沢登秀信 Live at 稲生座
対バン:なお

この日は早朝にW杯サッカーで日本がブラジルにコテンパンにやられた試合を観た夜。
こんなときにはライブ(?)。

まず、なおさんから。
人目雰囲気からは、かわいい女性の歌でも歌ってくれるのかななどと思っていた。
曲が始まるとその予想はよい方向に転がった。
初夏の日差しのような透き通る中に芯がある歌声。
そして、歌詞はなおさん独特のものだけれど、「身近に感じさせながら、一緒に私の世界にようこそ」と誘ってくれる。
日本の情景を大事にする曲を歌ってくれます。
ギターもしっかりしている。只者ではないですよ。
間奏中にハーモニカや口笛などでイメージを膨らませるアレンジをしそうだけれど、この人はギター一本!!
これが、独特の間合いと雰囲気で曲のイメージを紡ぐ。
若いのだが、並大抵の人ではありませんぞ!!
さすが稲生座だね。ミュージシャンを選ぶ目が違う。
良いミュージシャンにまた一人巡り合えた。感謝!!

そして、後半。ヒデさんの登場。
まずはソロで「お茶をのまんけ」から。
この日はすっきりした雰囲気で始まりました(Naoさんの影響か?)。
耳心地の良い中で「いい男、いい女」、「ほたるの風」、「飛べないほたる」と続く。

そしてドラムの小野さんが加わる。
この日はジャンベで参加。
「昆虫採集」を披露。
そしてニューアルバム「ROOM SERVICE」 から「野良猫」を、それから「カラーの花」、「心意気」と披露。
ジャンベの音が馴染んで気持ちよく聴けました。

最後に店のエミさんがピアノで参加して「ピンクのライオン」を演奏。
エミさんのピアノが入ると稲生座の雰囲気もあり、曲のイメージの色合いがくっきりする。
アンコールとして「やまなしへ帰れし」でこの日のライブは終了。

この日は気負いなく、少し気持ちが吹っ切れたような歌い方のような気がした。
これもアルバムがリリースできたことからくるものなのか。
これで梅雨の時期がなんとか乗り越えられればと言いたげに...

1990年に知り合った頃にカセットで聴いていた「ROOM SERVICE」が7月7日にリリースということで、この日は先行発売。
すかさず購入した。
そして実家の自家製のお茶、「ボブ茶」ももらった。

W杯の悔しさもどこへやら。気持ちをすっきりさせて家路へ向かった。

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Nao(Vo,G)
 


沢登秀信


沢登秀信、小野秀夫


エミさん登場!!


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