伏見稲荷の眷属神(白狐様)について 6
菊正の超辛口が飲みたくなり、栓を開けました。
少し前、知り合いからもらったものです。
何時もの様に、地神様の御社の前に、此方の巳神様、白狐様と、二つコップを置きました。
「稲荷大神秘文」を上げ御呼びしますが、全く御姿が見えて来ません。
お忙しいのなら、伏見の方からお飲みくださいと言いますが、全く見えて来ません。
何時もなら、祝詞の途中か、祝詞が終わると御姿が見えて来るのですが、今日は気配すら感じられません。
直に察しはつきました。
私の中で、純粋に白狐様にお酒を飲んで欲しいという気持ちの他に、白狐様が来られたら、ある方の事も少しは聞いてみたいという気持ちが有りました。
この方の事は本題と違いますので書きませんが、大変信仰心が厚く、白狐様も大変気に入り、これまで何度も手厚く守っていただいています。
しかし、この方に取っては良かれと思い取った行動が、白狐様に取っては許せないものだったのです。
白狐様が怒られ、その結果、この方の祀られている神様の今の状態、これから先起こるであろう事象は、此方の巳神様から見せられていますが、本題ではありませんので書きません。
白狐様が怒られ、その事から来るものではなく、何も守ってくれるものが無くなった事から、この先起こるであろうという意味です。
その事の許しを請う為、又どうすれば許してもらえるのかをお聞きする為にという気持ちもありました。
白狐様に、もう〜さんの事は聞きませんので、どうかお越しくださいと頼みましたが、全く見えて来ません。
白狐様には失礼な事をしたと反省していますと、何時もは動かない此方の巳神様が、すーと動いて行きます。
そして、朱色の屋根の様なものの中へ入って行きました。
少し中が光っています。
此方の巳神様も消えてしまいまた。
白狐社ではなく、普段白狐様の居られる所と観ます。
此方の巳神様が伏見の白狐様の所へ、この方の事を許してやって欲しいと、頼みに(お酒を持って)行ったと観ます。
神様を一生懸命にお祀りしている方は、一回はこの様な失敗をします。
神様は、祀る方の願いを一生懸命にかなえてやっているという自負があります。
白狐様が、この方の事を特別守ってやっていたというのは、以前から関わっていた私には良く分かります。
それ故、一回横を向かれたら、なかなか厳しいものがあります。
私は、私の中に入っている巳神様との考えの相違から、何回もこの様な経験がありますが、私が此方の非を認め、私の中に入っている巳神様に侘びを入れても、なかなか元に戻るには時間がかかります。
その様な時、私に道をつけてくださったこの領域の先生の所に行き、この先生を通し侘びを入れると、案外早く許しが出る経験があります。
稲荷様は一生懸命に守ってくれます。
しかしその分、此方が失礼な事をすると、御叱りもきついと自覚すべきです。