商売繁盛(スナック)の祈祷と、特殊な職業の守り神
中国地方の、ある地方都市に住む女性から電話が有り、スナックを開店したいが、2〜3の候補の中から一番良い条件のものを選んで欲しいという連絡が有りました。
この女性も、この方のお母さんも、以前からの知り合いでしたので、早速巳神様に聞いてみました。
一件は、場所はメイン通りから外れる位置に在るという事でした。
2件目は、メイン通りに面して、良い場所だという事でした。
先ず一件目の場所で商売をすれば、この先どの様に展開して行くかを、聞いてみました。
四枚の花びらが出て来ました。
同じ様に、2件目の事も聞いてみました。
男の人の鼻が見えて来ました。
鼻の穴が見えます。
騙されるぞ、と取ります。
この女性は、2件目の物件に未練が有った様ですが、最終的には、一件目の物件に決めました。
しかしこの女性が水商売をして成功するには、開店前に、絶対に釜を焚け、と巳神様が言います。
巳神様が、この様な事を言うのは、余り例が有りません。
珍しい事と思いましたが、それ以上の事は考えず、この女性に伝えました。
若い方ですので、余り気にしてはいないようでしたが、お母さんの方が気になって、祈祷を依頼されてきました。
この様な祈祷は大変気持ちの良い事で、私達も楽しいものです。
幸い、事前の霊視でも特に気になる様なものは出て来ませんでしたし、又妻の方へも入って来るものが有りませんでしたので、決心して目的地に向かう普段の祈祷とは大違いでした。
しかし、車に乗って1時間ほど経つと、どうもトイレに行きたくなってきました。
それも頻繁にです。
検討はつきますが、事前にこんなものは出なかったはずです。
悪いものではなさそうですし、現地で呼んだら姿を見せるだろうと思い、先を急ぎました。
現地に着き、物件を見ると、確かに裏通りです。
しかし、商売は繁盛すると観ます。
店内は工事も済み、後は開店するだけです。
カウンターの上に釜を置き、準備を全て終え、後は釜に火を入れるだけの段階で、気になっている事を聞いてみました。
私、「地神様、以前、この地のもの、又この地に関するものを見せてもらいましたが、再度、今この場所に居るものを出してください」、と言いました。
妻、「ピンクの花びらが、沢山上から落ちて来る」、と言います。
妻、「沢山、次から次に落ちて来るわ」、と言います。
花びらは以前に見せてもらっていますので、何も思いませんが、そして、この花びらの意味も分かりますが、この花びらが一体何から来ているのかが分かりません。
私は此方の巳神様に、必要なら此処に伏見稲荷大社、白狐様をお呼びしましょうかと尋ねました。
此方の巳神様は、それは必要ない、と言われます。
私はこの花びらに、「龍神祝詞」を上げました。
妻、「花びらの一つ一つに、小さな巳神さんが付いてるわ」、と言います。
これで、何故頻繁にトイレに行きたかったのかが、分かりました。
私、「もう分かりましたので、お姿を見せてください」、と言い、此方の巳神様にも、「この花びらの大元のものを見せてください」、と言いました。
妻、「大きな蛇が出て来たわ、少し白っぽい茶色の色がついてるわ」、「大きな蛇の途中から、小さい蛇が顔を出してるわ」、と言います。
私、「此処の巳神様、夫婦で出てみ」、と言うと、二体巳神様が姿を見せました。
この二体の巳神様は、仲が良いらしく、いろんな形に交わって動きます。
私、「巳神様、あんたらはこの地の神様か」、「あんたらは、この○○(女性経営者)について、守っているものか」、と聞きましたが、どちらとも受け取れる返事もするが、どちらとも取れない動きもします。
私、「あんたらは今まで、釜焚きを見た事はあるか」、と聞きますと、無いと言います。
私、「そうか、知らんのか、あのな、今からこの場所で、この子がスナックをするが、あんたらが守ってやってくれるか、お金も儲けさせてやってくれるか」、「守ってやってくれるなら、今から釜を焚いて祝うから、あんたらが真ん中に来てください」、と言いました。
この巳神様は、私達が言う事が大変嬉しいらしく、くねくねと楽しそうに、良く動きます。
この巳神様は此方から見て、釜の真後ろ、中心に陣取りました。
この女性、このスナックの商売は、守ってやると取ります。
釜に火を入れ、米を入れます。
当然大きな音で鳴り出しました。
大きな音です。
この地の巳神様は良く動いています。
釜を持ち、部屋中を歩きますが、一箇所を除いて良くなります。
当然トイレの前は鳴りが止まりますが、ある一箇所、少しボックスになった場所で鳴りが止まります。
釜焚きを生業としている方なら良くお分かりですが、建物の構造上からも鳴りが止まる場所が往々にしてあります。
しかしこの場所はそのケースには当てはまりません。
私、「地神様、この場所に居る「邪」、見せてください」。
妻、「何か、逆三角形が二つ重なった様なものが出て来たわ」。
私、「アホ、去れ、ボケ」。
妻、「消えたわ」。
私、「アホが興味本位で見に来たんやろ」。
妻、「此方の地神さんが、小さい神さんに紙を渡したよ」、「小さい神さんがその紙を、此処の巳神さんに渡し行ってるわ」、「此処の巳神さんが受け取ったわ」。
私、「何か書いてあるんか」。
妻、「何も見えへんけど」。
私、「地神さんが、此処の神さんに、宜しく頼むと渡したんやろ、優しいな」。
釜は大きな音で鳴り続けています。
今年一番の鳴りです。
小さい巳神が、私の肩に乗って、鳴り続ける釜を見ています。
スナックの商売は繁盛すると取ります。
釜が鳴り終わるとこの女性経営者が、「釜が鳴り始めると、此処の巳神様が、私の足に巻き付いて来た」、と言われます。
守ってやる、という証拠です。
この祈祷が終わった後、このスナック経営者の女性の弟さんが、特殊な職業を営んでいるという事で、出来ればその方の将来も観て欲しいと言われるので、その店舗を訪れました。
タツーショップ、昔に言う、刺青です。
・・・・・・・?、全く興味が無いものですから、・・・・・・。
中国地方の地方都市ですが、2ヶ月先まで予約が詰まっていると言われます。
経営者の青年に会いましたが、なかなかの好青年です。
この方はヨーロッパでの仕事も多く、ヨーロッパでは日本のピカソと呼ばれています。
早速この青年の事を巳神様に聞いてみました。
正直、此方の巳神様がどう言うか検討がつきませんでしたので、声に出さずに聞いてみました。
私、「地神様、この珍しい仕事をしている○○さん、この先どの様に進展して行きますか」。
妻、「何か、見たことの無い、鳥みたいなのが出て来てるわ、こんな鳥、初めてやわ」、「格好も初めてやし、色も黒っぽい青で、胸が金色にぎらぎら光ってるし、肩も張ってるし・・・・」、と言います。
私、「鳥さん、聞こえるか、聞こえたら羽ばたいてみ」、と言いました。
妻、「羽ばたかないけど、頭を上げて、喉を前に突き出してるわ」、と言います。
私、「羽ばたいてみ」。
妻、「羽を動かしたけど・・・・・」。
私、「鳥さん、見たところ眷属神と取るが、あんたの大元を呼んでくれるか」、と頼みました。
妻、「鳥の後ろに同じ鳥が続いて、色も段々薄くなって、その後ろに水晶の柱みたいなのが立って出て来たよ」、と言います。
私はこの青白く光る水晶の柱の様なものに、沢山の質問をしましたが、殆んど反応が有りません。
今度は、この白く光る水晶の柱の様なものに「龍神祝詞」を上げてみました。
真直ぐに立っている水晶の様なものが、少し揺らぎました。
私、「光り輝く方に聞きます、貴方はこの○○さんの守り神ですか」。
妻、「光ったわ」。
私、「貴方はこの○○さんの生業の神様ですか」。
妻、「光ったわ」。
私、「貴方は、日本の神様ではないのですね」。
妻、「何も変わらないわ」。
私、「・・・・・?」。
何分祈祷を終えた直後ですので・・・・・、少し疲れて来ました。
私、「光り輝く方、この○○さんのこれから人生、仕事、家庭、守ってやってください」、と言って、締めくくりました。
妻、「光ったわ」、と言います。
この光り輝く存在、その眷属神と受け取れる鳥、このものは日本の神様ではない様に思えます。
この青年はヨーロッパでも活躍していますので、どうやら其方の地の霊的な存在と取れます。