伏見稲荷の眷属神(白狐)様について      5
 私は毎朝5時に起きて、7時まで祀り事をします。

 勿論我が家でこの時間に起きているのは、私だけです。

 妻や子供は、祀り事が終わってから起きて来ます。

 この頃は以前の様に起きて直にエンジンがかからず、10分間位はボ〜としています。

 ですから正確には、祀り事に費やす時間は、1時間50分前後位になります。

 最初は此方の地神様、次は私の方の御先祖様、その次は不動明王様に対しての祀り事になります。

 最後は伏見稲荷様に対しての祀り事になりますが、時間にして7〜8分程度です。

 勿論我が家には、伏見稲荷様をお祀りしておりませんので、伏見の方角を向いて(余り意義は有りませんが)手を合わします。

 殆んどがお礼の言葉、結果報告で、偶に頼み事もします。

 朝に白狐様を此方にお呼びする事はありません。

 正式にお呼びすれば、何時でもお姿をみせてはくれますが、それだけの価値が無い時は、いくらお呼びしても、姿は見えて来ません。

 お姿は出て来ませんが、此方のメッセージは確実に届いています。

 稀に私が白狐社の前に立つ姿をイメージしますが、殆んどが手を合わすだけです。

 白狐様の方からは、一瞬の光で返事を返してくる事が有りますが、殆んどは何も有りません。

 絶対に白狐様に届けたいメッセージが有る場合は、巳神に頼み、白狐様にお伝えくださいと頼みます。

 確実に届いています。

 先日珍しく妻が早く起きて来ました。

 白狐様には何も頼まず、何時もの様に朝の挨拶をしました。

 私、「白狐さん、来なかったやろ」。




 妻、「見えなかったけど、青い山の様な所から、水が流れ出したよ」、「何」、と言います。

 にくい知らせ方です。

 何時も白狐さんが姿を現す道です。

 伏見の稲荷山です。

 綺麗な知らせ方です。
 
 通じたぞ、という意味です。

 尚、左は此方の巳神様と尻尾の辺りに、小さい巳神が見えます。

 

  ●商売だけではなく、その方の健康面をも心配された例です。

 この方は会社を経営されています。

 白狐様のお陰で、会社は順調に行っています。

 もう後、何日分しか仕事が入っていない様な状況の時でも、白狐様をお呼びしお願いすると、直に仕事が入って来ます。

 この社長はヘビースモーカーです。

 夜、私の家の方に電話をかけて来られて、白狐様のご指示を仰がれる時も、この方の状態が妻の方に作用し、咳が止まらなくなる事が往々にして有ります。

 先日この方から電話が有り、後2日分しか仕事がないが、白狐様に頼んでもらえないか、と言われます。

 この頃白狐様はお選びになるのか、私の方に原因が有るのか、なかなかお姿をお見せになりません。

 しかし何時もこの社長の場合は、直にお姿をお見せになります。

 此方の巳神に頼み、白狐様を呼んでもらいました。

 妻、「もう来てあったよ」、「白狐さん、前足で、喉からお腹にかけて、苦しそうに撫でてる」、と言います。




 白狐様は、同じ動作を繰り返しています。

 苦しそうです。

 前足で腰も撫でています。

 仕事の事を聞いたのですが、この様な動作をしながら、姿を見せました。

 この方は数ヶ月前から禁煙をしていますが、偶には隠れて吸っているみたいです。

 禁煙をしてから咳が減ったと言われますが、この頃は腰が痛いと言われます。

 白狐様が苦しそうに胸を撫でたり、腰をさすったりしているので、一度病院へ行かれたらどうですか、と伝えました。

 商売の方はどうなりますか、と聞かれますので、白狐様に聞きますと、前足で地面を一回叩きました。

 大丈夫、と取ります。

 その後、白狐様の動作、表情は、何時もの様に戻りました。



 白狐様(伏見稲荷様)は、仕事の面だけではなく、信じる者のあらゆる面の守護をしてくださいます。



 

 
鳴釜神事の実際と考察