ある土地の祈祷依頼(地鎮祭)の事
 究めて程度が悪く、低い話です。
 
 そして、下記に記す此方の巳神が見せてくれた図においても、書いて発表出来ないものが一つ有りましたので、除外しています。

 それは人権、個人情報に関わるものですが、神様に取って、その様なものは全く関係無しに見せてくださいますし、この領域を騙(かた)って、人を惑わす事に対し、相当きつい裁きをされます。


 この女性は、自称、巷で言う、霊感占い師です。

 霊感とうたわないと、お客さんが付かないからです。

 皆さん、霊感というのが好きです。


 以前、この方が今の職業に就く前に、この方の夫の事で祈祷をした事が有ります。

 この方は、困った事が有る時だけ、私の所に電話をかけて来ます。

 私の助言に対し、ハイと返事はしますが、先ず言う事を聞きません。

 その反対の行動を取ります。

 後の結果については、何も報告は有りません。

 そして困る事が起きると、又電話をして来ます。

 この方の所に来る相談事は、殆んど、恋愛相談か不倫の相談です。

 収入は、驚くほどの額になると言います。。

 この様な内容が得意で、口が勝手に動いてしまうタイプの人なら、誰でも出来る事です。

 勿論、本格的に占いを勉強された方で、真面目に取り組まれている方も沢山居られるのは承知しています。

 横のつながりの無い世界ですので、真面目に取り組んでいる方にとっては、腹立たしく思われると思います。


 私はこの方に、霊的な相談が来ると、絶対に知ったか振りしない様に釘をさしています。

 私はこの方に、以前から何回も言っています。

 「あんた、首吊るで」、「あなたの儲けたお金は、他人が使ってくれるで」、「今の内に、早く止め」と。

 先日この女性から電話が有り、土地を買った、と言います。

 そして其処に家を建てるのですが、近所の神社に頼むよりは、私に地鎮祭をして欲しい、という内容でした。
 
 祈祷料は私に任す、と言います。

 その土地は、数年前に私が此方から鑑定した土地です。その時、この土地とは絶対に縁を持つな、とこの占い師に言ったはずです。その時は、分かりました、と言いましたが、やはりこの土地と縁を持った訳です。

 私は、本業のお客さんが居ましたので、あやふやに返事をして電話を切りました。

 この女性自身は、一生懸命に占いの仕事をしているつもりでしょうが、占いの専門家から観たら、詐欺に近い部類です。


 私はこの話には、最初から興味が湧きませんでした。

 一生懸命額に汗して働いて得たお金で、やっとの思いで家を建てるのなら別ですが、どうも気が入りません。


 一応此方の巳神に、この土地の事、この占い師の事を聞いてみました。



 
 花びらの様な物が、半円状のものに沢山着いています。

 この半円状の物は、時折丸くなって、花の様になります。

 その真中に目の様なものも見えますが、直に半円状に戻ります。

 私は、以前から、何がこの占い師に影響を与えているのかを知っていましたので、念の為に、伏見稲荷の白狐様をお呼びしました。

 稲荷祝詞を上げかけた途端、直に白狐様が、巳神が出してくれたものと少し形が違いますが、半円状の物を、前足で押し出しながら、姿を見せました。

 そしてそれを地面に置き、邪魔臭そうにその上をなでています。

 霊視している妻が、「花びらと違うわ、狐の顔やわ」、「狐の顔が集まっている」、と言います。

 私は、「こら、お前ら、お前らはいつも程度が悪いの」、「お前らは、この女に憑いて、今は金儲けをさしているが、たらふく儲けさして、スト〜ンと落とすんやろ」、「この女が、二進も三進も行かんようになって、悩んで、首を吊って死んでるのを、楽しんで見てるんやろ、それがお前らの常套手段やからな、ええ加減にしとけよ、止めといたれよ」、と言い、「わしに取っては、お前らなんかを消すのは簡単やで、な、一瞬に落とすぞ、お前ら、落ちた所がどんな場所か知っとるな」、と言うと、今度は地面に顔をつけて、此方を見ています。

 救い様が有りません。

 この占い師の性格と野狐の持っているものが、同じなのでしょう。

 出て行くはずがありません。

 この文章を打っている今、この野狐が私に攻撃をかけて来ています。

 馬鹿らしくて、これ以上出さなかったのですが、この野狐達を取り仕切っている親分です。

 半円状の中心に居ます。

 そしてそれは、この占い師の体(目)中に入ってしまっています。

 勿論、当人は全く気がつきません。

 人格、行動等が、野狐そのものになっていきます。

 常識の有る一般人から見れば、違和感が漂います。


 
 此方の巳神に、この占い師の女性の行く末を聞いて見ました。

 魚の様な頭が下に垂れ、後は骨の様なものだけを見せて来ました。

 そのものに活を入れると、真っ直ぐな形になり、その後、横たわりました。

 程度の悪いものに対しては、程度の悪い見せ方をします。


 この領域の人間が、何らかの利益につられて、又は何も分からずに(たとえ修行不足においても)、今回の様な不条理な儀式を受け入れれば、この領域の方に影響を与えているもの(神)からの信用も落ちるし、神の方も、その者を見限って出て行かれると思います。

 この領域の者の末路は、厳しいものが有り、哀れです。

 余程、自分を律して行かないと、落ちて行きます。



 私は巳神に、「今回は行きませんよ」、と言いました。

 巳神は、私の方を向き、頭を下げました。


 今回の件は、巳神が私を試したのでしょう。

 
 
鳴釜神事の実際と考察