相談にみる「邪」の形   2
●中年の男性から、国立大学に通う娘が、うつ病の為に登校出来なくなり、大変心配しているが、何か原因が分かれば教えて欲しいと電話が有りました。大変切羽詰ったものは分かりましたが、私は常時、沢山の同じ様な相談事を受けますので、その方に、少し時間がかかります、という意味の答えを言いましたが、その事を分かってもらえなかったのか、あくる日も電話がかかって来ました。
 

 その電話の途中で、私の体(恥ずかしい話しですが、肛門に入って来ました)に入って来るものが有ります。

 これが何なのかは分かりましたが、程度の低い、荒いものです。

 巳神が私に入れたのです。

 私も根負けしたのと、この様な程度の悪いものが、私の体に居ては気分が悪いので、先に聞いていた方には悪いと思いながら、この方の娘さんのうつ病の障りを、神様に聞いてみました。

 

 只の黒い線で出来た、骨の様なものが、横に出ている線を動かして、上に上がろう、上がろうとしています。

 こんな物は、素人目に見ても、良いものではありません。

 この動いている、黒い線を、巳神に巻いて、このものの正体を出してくれる様に頼みました。

 巳神は、図の様に、骨の様なものの間を巻きました。

 しばらくすると、図の右に示す様な、蛇か亀の頭の様なものが姿を出しました。

 この頭に向かい、不動明王の剣を念じて一刀しました。

 このものの首に、剣が当たります。

 直後に、図の下に示す様な、ものが出て来ました。

 長細い、深海魚に似ています。



 程度の低いものです。

 お前が、この娘に災いをもたらすものか、と言うと、大きく口を開けました。

 目も出て来ました。

 巳神がこのものの腹を噛んでいる状態で、金縛りをかけました。

 

 このものの姿を、どう表現すれば良いのか、上記する様なものに変わり、飛んで逃げようとします。

 このものに、他に、2〜3の術をかけますと、黒光り(黒の位牌の表面の様)の、相撲の行司さんが持つ、軍配団扇の様なものになりました。

 このものに対し、不動明王の火焔を念じ、真言を唱えます。

 赤いものが、このものに迫って行きます。

 このものの下の方に、何か管の様な物が出来て、そこから玉が出て、下に落ちました。

 さらに、このものに対し、金縛りをかけます。



 巳神と私の手が、一体になって行きます。

 そうこうする内に、この軍配の様な先から、このものと同じ形のものが出て来ました。

 上に逃げようとしています。

 黒い人間の頭(細部は分かりません)が付いています。

 このものに対し、弓を念じて、矢をいります。

 矢は全て、通り抜けて行ってしまいます。

 大よその検討はつきましたが、直接電話で聞いてみる方が確実ですので、電話をかけました。

 尚、この霊視に費やした時間は、50分間位です。

 霊視しいる妻も、疲れてしまいました。

 上記に巳神が示してくれたものの他に、この家には、長年に渡り、又今現在でも、本来のこの家の宗旨以外に、他の信仰の対象が入っています。

 この男性と直接電話で話してみますと、最初この方は、他の信仰の対象は何も有りませんと言われましたが、母親が長年に渡り、立○○○○に入っていました。この家の宗旨は、浄土真宗本願寺派です。南無阿弥陀仏です。その仏壇に対し、南無妙法蓮華経と唱えていたのです。

 電話でこの男性と話をしていますと、霊視している妻が、年配の女の方が出て来た、と言います。

 貴女は、この男性のお母さんですか、と尋ねると、首を下に向けます。

 貴女は○○○○○に長年入っていたが、其方の世界に行って、今はどの様な状態ですか、と尋ねると、苦しい、と言われます。

 頭の良い人で、自分の頭で考えて、自分で問題を解決できる人は、上記の様な内容に対しては、否定的な考えをされますが、宗旨変えについては、生きている人間では分からない事が有ります。

 本題に戻りますが、この男性の二人の姉が、この地の拝み屋さんの信者さんで、その拝み屋さんのお札、御守りの様な物を、この男性の家にも置いているし、この人自身も身につけて持ち歩いていると言われます。

 この拝み屋さんの名前が、龍神、といいます。

 やはり此方の巳神が示してくれた通りです。

 長い体の、深海魚の様な物は、この拝み屋さん、そのものです。

 龍神とは名ばかりの、魚の様なものは良く出て来ますが、今回のこれは、論外です。

 娘さんの病気の障りは、これです。

 その事をこの男性に言ったのですが、本人がそのものを信じ、その御守りを持ち歩いているのですから、どうにもしょうがない事です。

 この男性は、私に聞けば、娘さんが直に治ると勘違いされていた様です。

 この領域のかかった病気は、病院に行けば薬でぼやかしてしまい、表面上は落ち着いたかの様に見えますが、その為に手遅れになった人が沢山来られますので、・・・・・難しいものです。

 この娘さんの病は、かなり難しいですが、まだ娘さん自身の体に入ってしまっていませんので、直る可能性は有りますが、根は深いです。。

 

 少し本題から外れますが、男性の方からの相談は、先ず、私達を疑い、試しに電話をかけて来る方が多いです。ふらふらしています。

 
女性の方は、関西で言う、根性を決めて、電話をかけて来ます。気持ちが全く違います。1本筋が通っています。さすが、女です。
 
 これは、私達には分からなくても、神様は見抜きます。見事に見抜きます。上記の男性も、この後、何も連絡が有りません。この男性の思っていた事と違う答えを、此方の神様が出した事に、納得がいかないのでしょう。

 
 上記の事に関して、此方の巳神は、この先、先ず動かないと思います。


 ●若い女性から電話が有りました。精神的に不安定になり、精神病院に入院していたのですが、その時の記憶は、余り無いと言われます。普通の人が見えないものが見えたりします。

 その後、ある霊能者と知り合いになったのですが、、騙された様な形で、付き合いを止めたと言われます。
 
 その後、龍神(どの様な姿かは、聞きませんでした)や、蛇、狐等が見えるようになり、大変な思いをした、と言われます。

 今は、少し落ち着いている状態です。

 そして、これからの人生を、この能力を生かし、人助けをして行きたい、と言われます。

 そしてその為には、神様を祀りたいが、祀り方が分からない、と言われます。

 この様な方からの問い合わせは良く有りますが・・・・・。

 この方自身、大変辛い状態なのは良く分かります。

 先ず一番大事な事は、信頼のおける、この領域の先達(先生)を探す事です。

 それが、一番難しい事ですが、これを間違うと、悲惨な結果になります。

 一番良いのは、この領域と縁を切る事ですが、これは向こうが決める事ですから、何とも言えません。

 巳神に、この女性に何が影響を与えているのかを、聞いて見ました。



 
 う・・・・・・・・・・?、笑ってしまいますが、・・・・皆さんも笑ってしまわれると思いますが、・・・・・・・。

 出て来たのですから、しょうがないです。見せてくれるのですから、しょうがない。

 赤い座布団の上に、透明な水晶玉の様なものが乗って、その中に、太い眉、たれ目、ちょび髭、・・・・・いやらしい男の顔が出て来ました。

 私はこのもの(おっさんに)に、おっさん、お前は何や、と関西弁で聞いたのですが、このおっさんは、ニヤニヤ笑っているだけです。

 左上に姿を現す巳神も、横を向いたまま、此方を見ようともしません。

 巳神に、このものの正体を聞こうと思ったのですが、巳神は馬鹿にして、此方を見ようともしないし、私としても、聞く気を無くしてしまいました。

 霊視をしていると、偶にこういうものに曹禺します。

 何を聞いてもこのおっさんは、ニヤニヤしています。

 もう関わるのは止めにしました。関わりがいがありません。

 この女性は、以前付き合っていた霊能者から貰った、ピンク色の数珠を持っていると言われます。

 私は、その数珠も処分する様に伝えましたが、それでこのものが居なくなるのかは、分かりません。

 この女性も、程度の悪いものと、縁を持ったものです。

 

鳴釜神事の実際と考察