破魔矢・・・破魔矢を家に置いたその後の悲劇
 7月19日(金)の夜12時前、旧知の方から電話を頂きました。

 2日程前から娘婿が急に体調を壊し、救急車で病院に運ばれたが、その病院では対処出来ないので大学病院に移された後、7月18日には心臓が止まって今はエクモにつながれた状態になっていると言われます。

 そして7月20日(土)の朝にも電話を頂き、娘婿が危ないと言われます。

 私にしても娘さん夫婦は12年程前から良く知っているので、そして、あれから子供も二人生まれて、何の心配も無く生活されていると思っていましたので驚きました。

 この様な知らせを受けても、私はこの領域からの関わりを観る事しか出来ませんので、地神様に聞いてまた連絡させて頂きます、とお伝えして電話を切りました。

 「某月、某日、(1006)」にも搭載させて頂いていますが、この時(7月20日の昼前)の霊視では、単純に、これは巳(龍)、と判断出来る形が出ました。

 (注)(この日(7月18日(木))は広島での祈祷から帰って来た直後でしたので、暑さと疲れで頭がボ〜ッとして、以後の時系列に間違いが有るかも知れません)

 確かに、12年前、この夫婦に起こった悲劇は、今回、エクモにつながれている主人の方(実家)(巳)に関係があったのですが、それはその後の対処(その巳を家にお祀りしている)の結果、子供が二人生まれた訳ですので、この時点では、霊視で出た巳(龍)の形が、この家で祀る巳の出方ではないというのが分かりますので、私にしてもはっきりした事は言えませんでした。

 只、「某月、某日、(1006)」にも登載させて頂いていますが、私や妻の方(身体)にはそれらしき念(この件には関わるなと言う)が入って来ています。

 妻は、「白いものが横には走る」と言います。

 このものは今まで経験して来た部類の族とは違い、神霊と観ます。

 族なら対処の仕方があるのですが、神霊となると私にしてもうかつな出方は出来ないと思いました。

 しかし、何故、神霊が、真面目に生活をしている普通の家族の、其処の一番大事な主人の命を取る様な事をするのかが分りませんでした。

 そしてこの神霊が何処と関係の有る神霊なのかが分りませんでしたが、7月23日に頂いた電話で判明しました。

 娘さんの両親が少し前、世界的にも有名な栃木県のN〇〇〇〇に御参りに行った時、自分の家、娘の家、取引先の家などが幸せになる様に、厄除けの意味で4本の破魔矢を買って帰り、娘の家にも一つ置いたと言われます。

 これで判明しました。

 このN〇〇〇〇の位置する山、神社、寺、湖、N〇連山は龍神です。

 このN〇〇〇〇に関連する神社の破魔矢のシャフトには龍が巻き付いています。

 霊視したのは黒光りした羽根とも取れますが、あの形は巳(龍)です。



 これで対峙するものの元は判明しましたが、一つ間違うと、このN〇連山全体の神霊(龍)を敵?に回す危険があります。

 この対峙するものは、今現在、N〇連山ではどの様な位置に在るのか、このものはまだ神霊の体(白)を成しているが、この様なものが行った愚行を大元の神霊(龍神)は知っているのか、知っていたとしたら、それをどう思っているのかを、多分、返事は無いと思うが、家の地神様を通して聞いてみようと思いました。

 栃木県N市、
N〇〇〇Gに神留坐ます龍神様、N〇F〇〇神社に神留坐ます龍神様、T〇神社に神留坐ます龍神様、N〇〇R〇寺に神留坐ます龍神様、N〇〇湖に神留坐ます龍神様、N〇連山を掌ります龍神様に申し上げます(同じ口上になりますので、以後「で示します)・・・。

 いつもの様に、話し言葉で、
・・・、「O県O市の〇〇さんが、貴方の山のF〇山神社の破魔矢を買って帰り、それを娘の家に持って行った後、其処の主人が急に体調を崩して心臓が止まり、今、機械につながれて危険な状態にあるが、観る限り、そのF〇山神社の破魔矢には巳(龍)が憑いて来とる、神霊と観るが、神霊がこの様な愚行をするとは思えない、勿論、Oさんが破魔矢を買った瞬間に其処らでたむろしている族が入る事もあるが、族なら解るが、これは神霊です。もし、その破魔矢に宿っている神霊が貴方の山の神霊なら。此奴を連れて帰ってください」とお伝えしました。

 勿論、何の返事もありませんでしたが・・・。

 そうこうする内に、病人の出血が止まらなくなって、最悪の場合、脚の切断もあるという電話が有りました。

 この破魔矢を買って娘さんの家に持って行った娘さんのお母さんが、今から飛行機に乗って破魔矢を返しに行きたいと言われますが、そんな事をしても何の意味もありませんのでそれは止めました。

 止めましたが、段々と病人の状態が悪くなって行くと連絡が入って来ます。

 「某月、某日、(1010)」にも書きましたが、私がこの病気平癒の祈祷に関わって余計に悪い結果が出たら・・・私の様な者が土壇場に居られる人の生き死に関わって良いのか・・・しかし私はこの病気の元が解っているが、その大元の山の龍神からは今のところ何の反応もない、もう一度大元の龍神を呼んでみようと思いました。

 
・・・「再度、ちょっと聞くが、私は間違っているか?。私の言ってる事は間違っているか?。私は筋の通った事を言ってるつもりやが・・・と少し興奮して来たのと、反応が全く無いので・・・あんたとこは世界中から沢山の参拝客が来るわな・・・しかし、こんなもん野放しにしとったら評判が落ちるで・・・」と言ってやりました。

 その後、家の地神様に・・・「どや?。行こうと思うが?」と聞くと、「行け」と言います。

 そして、相変わらず私の右手の親指の付け根を四六時中刺して来る痛みが、その明くる日に無くなっている事に気がつきました。

 「行こう」と決心してホテルの予約を取ったのが7月27日、土曜日の夜になります。

 その明くる日(7月28日(日))、祈祷予定の4日前に「出血が止まりました」と電話が有りました。

 「大元には通じとるな」と思いましたが、その次の日(7月29日(月))、祈祷の3日前、台所のテーブルの二枚敷いている私の椅子の座布団が大量の水をかけられたかの様ビシャビシャに濡れて、布団の下の板まで濡れてしまっていました。

 又、昼の食事は冷麺にしようと思い、私が麺をゆでている横で妻が卵焼きを作ったのですが、その卵焼きを口に入れた途端、余りにも塩辛いので吐き出してしまいました。

 妻は甘い卵焼きにしようと砂糖だけを入れて塩は一切入れていないと言います。

 現に、目の前の塩を入れる容器は2〜3日前に空になった状態のままです。

 「巳やな・・・龍やな・・・やろうと思えば何でも出来るからな・・・この類の神霊は。まあええわ。しかし、このものや、このものの大元には感情的にならずに丁寧に接しよう」と思いました。

 確かに、身体には堪えるが、私は決心しましたので良いが、妻の方は絶えず身体から水が出ている状態です(これは7月31日の祈祷が終わってから2日間(8月1日(金))まで、この状態は続きました)。

 この地域での祈祷はいつもフェリーを利用するのですが、この時期、船も一杯で、またコロナも流行っていますので、あの密閉された環境での移動は止めて、陸路行く事に決めました。

 片道600キロ弱の距離ですので大した事はないと思っていましたが、山陽道と中国道は山道ばかりで、岡山県までのトンネルの多さには参りました。

 それと目的地までの周りの風景に変化がなく、山道のアップダウンの連続にも参りました。

 まあ、いつもと違う祈祷が後に控えていましたので、気分的にも重いものが有ったし、作用するものもあったと思います。

 ホテルで一泊し、明くる日に祈祷を行いましたが、現地の家に入っても特に何も障りの様なものは身体に入っては来ませんでした。

 そして龍神が巻き付いた4本の破魔矢を手に取ってみて、「あっ、この家に置いた以外の破魔矢自体には何も障りを出す様なものはない。この破魔矢を買って帰った方に、その売り場にたむろしている輩が憑いて、その破魔矢を娘さんの家に置いた時に破魔矢に入った。何故なら、この家は巳神を祀っているのでお酒がいつもお供えしてある、手を合わせてくれる、この家の巳神は力が弱いので輩からしたら優位に立てる、そして輩に取って一番楽しいのは人を困らせる事だが、この家族の中で一番因縁が深く、弱いのが主人だと分かって、此処の主人を病気にしたな」と思いました。

 上記した事で、では何故巳神様を祀っているのに輩に負ける?のかと思われる方が大半だと思いますが、人間の世界でも同じで、正義が負ける場合が往々にしてある。

 輩と対当に接する、祀る方を守ってくれる神霊を育てる(つくる)のは、祀る方(人間)の神霊に対する正しい熱意と正しい祀り方があるかないかで決まって来ます。

 熱意だけがあっても、祀り方が間違っていたり、抜けている部分があっては駄目です。

 この家の場合、もう少ししたら京都の伏見稲荷大社に行く予定をしていますので、その時に買って来るものがあって、またそれは宅急便で送ろうと思っています。

 話を祈祷に戻します。

 釜は二つ焚きます。

 一つ目の釜は、この家に入っている輩の消除を行います。

 二つ目の釜は、現在入院中の主人の病気の平癒を祈願します。

 一つ目の輩の消除の表白ですが、一応、正しい文章?での表白を読んだ後、何故、世界的にも有名なNで、こんな輩がたむろしているのを許しているのかという大元に腹が立って来て、少し感情的になってしまいました。

 「
、何も悪い事をしていない、社会的にも困っている人を助ける仕事をしている方に、あんたの山にたむろしている輩がこの様な酷い事をしたが、それはあんたらの責任でもあると思います。私が言うてる事は間違っていますか?。もし私が間違ってたら謝ります。しかし私は間違ってない。私が間違っていると思うなら、私に何でもしたら良い。
それで、今から釜を焚きますので、この破魔矢に憑いている輩をNの山まで連れて帰ってください。輩と言っても此奴はまだ神霊です。あんたの山で再修業させてください。それとこの家に来とる輩のあんた、あんたな・・・、私を観たら分かるやろ?。あんたと同じや。あんたな、あんたが今の状態になるまでに、あんたの身に何が有ったのかは私は分る。あんた、安易な方に流れたな。一回流れたらあかんやろ?。安易な方が楽やからな・・・。あんた、この釜でN連山に送るから、其処でもう一回修業をせい。N連山の龍神様、お願いします」と伝えて釜を焚きました。

 まあ確かに、最初から大きな音が出る様に焚いたが、そして一本ずつ、4本の破魔矢を順次鳴っている釜の上に持って行きましたが、何本目?かの破魔矢を釜の上に持って行った時、これはこの家の奥さんが釜が鳴り終わった時に言われましたが、釜が鳴っている時、額(目・顔)に強い圧力がかかり、そしてピシーッと音がして圧が無くなりましたと言われました。

 正に神霊の上がり方だと思いました。

 「おっ、上がったな」と安心しました。

 その後の二つ目の病気平癒の釜の表白ですが、普通、この様な表白は、その家に関係の有る(祀っている)神霊や、その地域を掌る神霊(私の場合は龍神様の場合が殆どですが、稲荷神の場合もあります)を御呼びして行いますが、今回の場合は主に、N連山に神留坐まります神霊(龍神様)に祈願成就の殆どを託し、高橋家の地神様、この家の地神様に対して、入院をされているこの家の主人の病気の平癒を祈願して行いました。

 
・・・丁寧に病気平癒の表白を上げた後、やはり祓いの後に言った様な流れになってしまいました。

 N連山の龍神様に対して、「やはり、今回の件は、どう考えてもあんたらにも大きな責任があります。私の言ってる事は何も間違ってない、筋が通っている。あんたらの力で今現在入院をしているこの家の主人の病気を治してやってください。そうしてもらわんと困る。何も間違った事などしていないこの家の主人をこんな目に遭わせて・・・(内容は同じですが、本当はもっと汚い?播州弁で言っています)」とお伝えしました。

 この様なストレートな言葉でN連山の龍神様に無礼な事を言っていますが、私の身体にはそれに対するN連山の神霊の私に対する抵抗の念は何も身体には入って来ませんでした。

 そして最初からこの段階までの祈祷中、特に何が観えて、私の身体に強く作用して来るものもありませんでした。

 釜は少し波のある大きな音で鳴り始めて、ある一定時間鳴って消えて行きました。

 「あっ、これで十分や。そんなにてこずった感じもせんかった。此方の言う事を理解してくれたな」と思いました。

 「これでええやろ」と思いました。

 しかし、祓った4本の破魔矢を見て、立派な破魔矢だなと思いました。

 私は以前、近くで行った祈祷の帰りにN〇〇〇湖だけを見て帰って来た事がありましたが、いろんな種類?の神霊(龍神様)が居られるのを感じて、山に手を合わせただけで帰って来ました。

 以前、N〇〇〇湖で龍神様を見たと言う方が居ましたが、まあ、見たのだと思いますが、その方の程度の合った龍を見たのでしょう。

 この後で先祖供養をさせて頂きましたが、その詳細は省きます。

 この祈祷の1日後(8月1日(木))(「某月、某日、(1010)」)、喉に通していた管が取れて、かすれ声で話が出来る様になりました、と連絡が有りました。

 今回の祈祷(鳴釜神事)・・・N連山から憑いて来た(付いて来た)輩(神霊)の消除の祈祷は成功したと思っています。

 祈祷を済ませて家に帰って来た後、家の地神様に聞いてみました。

 「地神さん・・・祈祷に行こうと私が決心した時点で、N〇〇〇〇に行って、向こうの龍神様と話をつけて来たんでしょう?」と尋ねると・・・「地神さん、うなずいてるわ」と妻が言いました。

 一日半程地神様の姿が出ない時が有ったのですが、その時に行っていたのは分かっていました。

 そんな手回し無しに、今回の様な祈祷が成り立つはずがない。

 良かった。

 早く元気になって、また仕事の現場に戻って欲しいものです。






 

 

 

 

 

 
 




 

 



 

 

 

 

 

 

 

 



鳴釜神事の実際と考察