土地の障り   2
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                     A↓




                  B↓





                 C↓



 


 この方は、3年程前に中古住宅を購入し、最近自宅を改築して接骨院を経営されていますが、最近近所の方から、前の持ち主が家を建てる前に、お坊さんを十人程呼び、土地の御祓いの様な儀式をしていた事を聞き、心配になって、私の所に電話をかけて来ました。

 この接骨院の方は、私も良く知っている方で、良くこの領域(神道)の勉強をされています。以前一度家に伺った時、前の家の持ち主が、よく線香を焚かれたのか、仏壇を置かれていた部屋は、線香の煙の匂いが染み付いていました。しかし、上物(家)については、前の方の障りの様なものは、何も残ってはいませんでした。

 この土地には正式にお祀りされてはいませんが、土地の神様(巳神)が居ます。

 その事は、この方も良くご存知で、家の庭に、簡単にお祀りされています。

 この土地の障りを、私の中に入っている巳神に聞いてみました。
                    
                  @の図

 此方の巳神(左)と、この土地の巳神が、縄の様な物で結ばれています。その縄の上に、五本の線の様な物が上向きに付いています。その下に水溜りの様なものを見せてくれました。

 全く分かりませんので、下の水溜りの様なものの意味を、もっと詳しく、分かり易く見せてくれる様に頼みました。


                  Aの図

 此方の巳神(左)と重なって金色の巳神が見えます。そして、青い葉っぱの付いた木の枝が出て来ました。

 その葉っぱの先から、一滴(ひとしずく)の水の様なものが落ちて行きます。そして、水溜りの様なものに、水輪が広がります。

 

                  Bの図

 此方の巳神に重なった金色の巳神が、体を下に向け、水溜りの様な物を吸い上げます。


 私はこの時点では、全てを把握していましたが、此方の巳神に、金色の巳神が吸い上げた物を、もっと詳しく教えてくれる様に頼みました


                  Cの図


 木のお札の様なものが出て来ました。何か書いてありますが、意味は分かりません。

 お札の様な物の足元に、土色の輪が出て来ました(図の様にはっきりとはしていません)。

 私は巳神に、この物を巻いてくれる様に頼みました。

 巳神がこの物の近くに行くと、この物がぼやけて無くなってしまいました。


 この土地には、何か分からない念が有ります。(図ー@)

 この土地には、○○○○(仏教系)の念が残っています。(図ーA)

 そのものを、此方の巳神と重なった、金色の巳神が消して(吸い上げて)います。(図ーB)

 
 水輪の様な物(念)は、仏教系のお札と取ります。(図ーC)


 上記の様な物は、人によっては障りになります。
鳴釜神事の実際と考察