ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外89
(奇跡と言えば奇跡やが、こんな事、割とある・・此処の奥さんがよう尽くしてあった)、
この方らとの付き合いも、もう長くなるな・・・。
確か、一番最初は奥さんの病気で家に来られたんやったな・・・。
ご自分の病気の症状を一生懸命に話されていたな・・・深〜く。
この家は・・・奥さんも主人の方も・・・深いで〜・・・と思ったな・・・。
私にも責任が有るが・・・前にこの家に行ったこの領域の者が無茶言うとるし・・・無茶しとるな・・・それを全部、真面(まとも)に受け取っとるな・・・。
全部、消さなあかんな・・・と思ったな・・・。
幸い・・・この領域の者の元はこの家には入ってなかった、残ってなかったな・・・やれやれと思ったな・・・。
最初・・・この家に入った途端・・・祈祷が終わる頃には、私ら夫婦の立派な燻製が出来上がっとるやろな・・・と、そんな危険を感じるくらい・・・煙草の煙とやにの臭いが家に充満していたのを覚えてるな・・・。
奈良県の有名な神社の空の御札を大事にされてたな・・・。
皆処分して・・・両家の先祖祀りを根本からやり直さんと・・・こら、深いで・・・と思ったな・・・その時。
しかしこの御夫婦・・・よう人の言う事を聞いての人らやな・・・と思ったな・・・。
下手したら・・・騙されるで・・・と思ったな・・・その時。
まあ・・・一応・・・最初にすべき事はさせて頂いたが・・・時間がかかるやろな・・・と思ったな・・・その時。
その後も・・・案の定・・・何やかやと問題が表面に出て来たな・・・。
当たり前や・・・この様な家は出て来るねん。
そら・・・この家の奥さんなんか・・・実家や親戚の不条理なものを・・・放かしといたらええのに・・・全部、自分でかぶってやる・・・面倒みたる・・・という様な考えを持っておられるからな・・・そら、先祖にしたら頼って来る。
御正念の入ってない仏壇にも御正念を入れた・・・。
そら・・・待ってましたとばかりに出て来てやわな・・・先祖は。
奥さんの方の仏壇をお借りして・・・主人の方の先祖も呼んだな・・・そら、来るわな・・・。
奥さんが自分の会社を立ち上げてあったが・・・「あ・・・あかん」と正直、思ったな・・・その時。
奥さんの実家に関係する地神さんをこの家の守り神として来てもらったな・・・。
まあしかし・・・そんなに一生懸命に祀ってないやろ・・・と、ちょっと思ったがな・・・その時、私は。
しかしこの夫婦・・・一所懸命に祀っておられるのが私の家の方からでも分かったな・・・。
まあしかし・・・神さんを祀って・・・パッと全てが良くなるというものでも無い事は分かっていたので・・・黙って観ていたな・・・。
案の定・・・神さんを祀ってもいろんな難儀な問題は起きるわな・・・こんな時、この方らはどうされるのかな・・・と観ていた私が居たな・・・。
しかし・・・あれ?・・・あんな事が有ったのにこの方ら、何の疑いも無しに手を合わせ続けておられる・・・とびっくりする事が何回もあったな・・・。
その頃には・・・最初、奥さんが言われていたご自分の病気の事は・・・そういうと言われなくなったな・・・と気が付いたな・・・。
事業の方も波は有るが・・・二回ほど・・・転ぶはずがない所で転んで怪我をしたりしてあったな・・・それを、ご自分の事業の契約先の事で、この家に祀る地神さんが止めたと判断されていたな・・・よう知っとってや、この奥さん・・・と思ったな・・・。
もう此処まで来たら・・・この家の仏壇にお経を上げていても・・・何の訴えも来ないし・・・誰も出て来なくなって・・・静かな仏壇になったなと思うな・・・。
しかし・・・二年程前からご主人の身体に異変が出だしたな・・・。
それも、その地域の基幹病院では対処出来ない状態まで悪化していたと言われるな・・・。
この様な状態になってしまってから煙草を止めても・・・あの時、私が煙草を止めなあかんで・・・と言うたのにな・・・と思ったな・・・。
長男のご主人の方の仏壇は、一応、独身の妹さんの所に置いてあるので・・・先祖の回忌が周って来ているのを好機と取って・・・妹さんの家で釜を焚かせて頂いたがな・・・。
その時、この家で祀っている地神さんは来たのか来なかったのか・・・私は忘れてしまった。
只、このご主人の重病・・・このご主人のこの先を私の方の地神さんに聞いてみたな・・・。
「ダラダラ生きてや」と言うたな・・・地神さん。
「何やかやと言いながら、長生きする」・・・という事やな。
しかし、もうその時、現代医学からはややこしい事を言われていたらしいな・・・。
地域の基幹病院の担当医が余り良い返事をしない中、奥さんが無理やりK大学付属病院への紹介状を書かせて・・・京都のK大学の附属病院に行ったら・・・即、余命を告げられて・・・即、入院、手術という事になったんやな・・・。
普通の家・・・普通の方なら・・・もう葬式の段取りをするとこやが・・・いや、その前のこの地域の基幹病院の診断の段階でも・・・もう大概の方なら、もう諦めて、頭の中では葬式の準備にとりかかる方が大半やと思ったがな・・・。
しかしこの奥さん・・・私もこの奥さんに話した事が有るが・・・「〇〇さん・・・ようそれだけご主人の事で・・・いろんな病院を探して・・・ご主人を車に乗せて・・・彼方此方、動けますね?」と聞いた事が有るが・・・その時、「自分の事ならこんな気力も湧いて来ないし、もうどうでも良いわという気持ちになるけど・・・」と奥さんが言われたな・・・。
「そうやな・・」と同感したな・・・。
いや・・・此処の主人・・・普通なら手術をして、それが成功しても、大概の方は社会復帰が無理なのに・・・手術後、K大学付属病院の病室でスクワットをしていたというからな・・・。
あの、京都のK大学付属病院でも・・・こんな例は今まで無かったと言われたらしいな・・・。
ス〜ッと簡単に書いたが・・・此処まで来るのにも相当な時間がかかってるし・・・この家の方にしても私達を信じて頂いて・・・有難いと思っています。
大概の家は、此処まで辛抱してないとこが多いな・・・。
余命宣告を受けた時も・・・またご主人にしても・・・「わしらには神さんが居る」と信じ切っとってあったな・・・。
中々、其処まで神仏に頼り切れる人は居らん・・・私は毎日、地神さんにブツブツ言うてるからな・・・この方らを見習わなあかん。
いや・・・それで今回・・・ご主人の病気の事で良く助けて頂いたこの家の地神様に感謝の釜を焚いて欲しいと言う事で行かせて頂く事になったが・・・祈祷の日にちが近づくにつれて・・・私や嫁さんの体調が悪くなって行ったんやな・・・。
嫁さんなんか、祈祷の一日半位前から・・・寝られないのはその少し前からやが・・・何も食べられないし・・・何も飲まれないし・・・何も飲まないのにおしっこは大量に出続けるし・・・身体は痛いと言うし・・・特に、右肩を鋭い牙が噛んでいると言うし・・・体は動かなくなるし・・・顔の表情も無くなって来るしで・・・往生したな・・・。
この家の奥さんからは・・・感謝の釜・・・楽しみにしています・・・わくわくしています・・・とメールが来ているがな・・・。
祈祷の前日の夜、「地神さん、嫁さん・・・喋らへんわ・・・舌も回ってないわ・・・顔の表情もないわ・・・で、こんな調子で〇〇家の祈祷…行けますか?」と尋ねたら・・・顔を前にしゃくる様な動作をしたな・・・「行け」という事やな。
いや・・・もう嫁さんが無理なら一人で行こうかな・・・一人の場合はどうしても霊視の方がおざなりなるし・・・ややこしいものには直ぐ感情的になって力で結果を出そうとするので・・・どうかな?・・・と思っていたが、朝になると嫁さんが起きて来たので「良し」と思ったな・・・。
その感謝の釜やが・・・現地に着いたら・・・この家の奥さんが・・・身体が冷たくて冷たくて・・・と言われたな・・・。
「そうか・・・冷たいか・・・私らと同じやがな・・・そうか・・・そうなったか・・・」と思ったな・・・。
今回の釜焚きやが・・・一つ目は感謝の釜を焚き・・・二つ目は病気平癒、身体健全、事業繁栄、夫婦円満を祈願して焚いたな・・・。
先ず、感謝の釜を焚きに来させて頂いた訳やが、事前に、こんな辛い症状が私らの方に作用している状態で、果してこの家の地神さんがすんなり出て来られるのかどうかを心配していたが・・・御呼びするとすんなり出てあったな・・・仲良く、二体で・・・夫婦で・・・やれやれと思ったな・・・。
この家の地神さんには、感謝の表白を読み上げて・・・後は普通の言葉で話をさせて頂いたな・・・。
向かって右側の巳さんの方が大きくて力強い感じやな・・・奥さんの巳さんやな・・・この家の人間の夫婦関係と同じやな。
「〇〇家の地神さん・・・此処の主人の病気・・・治してくれたんやな・・・」と尋ねると・・・どちらの巳さんもうなずいたな・・・。
何回もお礼を伝えたな・・・。
何回も・・・守ったってよ・・・と頼んだな・・・。
感謝の釜を焚いたら・・・「@釜の上からではなく・・・釜の下?から・・・何か?・・・じわ〜っと・・・綺麗な?ものが出て来てるわ・・・」と嫁さん言ったな・・・。(今回の釜焚きの始終の絵ですが、多分、妻はそれを直ぐに忘れてしまうと思われたので、家に帰って来てから直ぐに描いてもらいました。しかしまだ祈祷の余韻が残っている状態で描いていますので、一つ目の釜と二つ目の釜の始終の絵を一枚に描いています)。
「ほんまやな・・・正当な気持、表現をよう表しとるな・・・此処の地神さん」と思ったな・・・。
「じっくり・・・根底から病気を治したぞ」という事を伝えたかったんやろな・・・この釜の表現から観たら。
二つ目の病気平癒、事業繁栄、心身健康、夫婦円満を祈願して焚いた釜は・・・「Aドン・・と釜から・・・金・・・白・・・銀…薄い青色の光の塊が上に出て・・・それが上の位置に留まってずっと光ってるわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。
しかし、この光の塊・・・この後、ずっと出ていたな・・・。
この家の地神さんの姿もずっと出ていたからな・・・。
「ずっと姿を出しとるな・・・そら病気くらい治すやろ、此処までなったら・・・この家の地神さん」と納得したな・・・。
「しかし・・・この家の女の地神さんがよう働いてあったな・・・この家の人間の奥さんと同じやな・・・」と思ったな・・・。
さあ・・・それからや、此処の奥さんが・・・「私が小川の・・・水深が浅くて・・・底の小石が見えている様な緩い流れの綺麗な水の中でじっとしているんです・・・そんな風景に居る様な感じのものを見ました・・・身体が冷たい冷たい・・・」と言い出されました。
「しかし其処まで行ったんか・・・〇〇さんは・・・」と思ったな・・・。
「私と同じやわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。
まあ、嫁さんのこの言葉は〇〇さんにも聞こえたと思うが・・・この意味は余り理解されていない様やから・・・黙っていたがな・・・。
「何で其処まで行ったんや?・・・行かしたんや、〇〇さんを・・・この家の地神さんは?」と思ったな・・・。
まあ、確かに・・・窮地に居られた他所の地神さんを〇〇さんが祀った、と言うより・・・助けた、と言う言い方が合ってると思う・・・そんな形で祀ったからな・・・この家の地神さんも嬉しかったと思うが・・・其処までせんでも良いと思うが・・・又何か?、〇〇さんにして欲しい事が有るのかもな・・・もし有るとしたら・・・ややこしくなるな・・・とも思ったな・・・。
まあ何回も・・・この家の地神さんには、この夫婦を守ってやって欲しいと頼んで今回の釜焚きは終わりにしたがな・・・。
まあ・・・この家から出た途端、嫁さんが・・・「軽くなったわ・・・」と言うた事は言うたが・・・家に帰ってからも・・・「身体が後ろに引っ張られてしまうわ・・・」と・・・その後、2〜3時間は言ってたな・・・。
後日、「某月、某日、(792)」で祈祷の前、嫁さんの右肩を鋭い牙が噛んでいて嫁さんの右肩が痛い事を書いた事を読んだ〇〇まるさんが・・・「今、ホームページを見てびっくりしてしまいました。実は今年のいつ頃からか、右肩がめっちゃくちゃ痛くて、病院に行ったりしましたが、首が悪いと言われて治療したのですが、右肩の強烈な痛みは取れずに悩んで鍼をしましたが、それでも痛みは取れなかったのですが、祈祷の日にちが決まった頃から右肩の痛みは徐々に無くなって行ったのですが、今度は左肩が痛くなり、両肩に鍼をしていました。祈祷の前日には右肩の痛みはすっかり無くなり左肩だけが痛かったのですが、祈祷が終わってから一日半経ち、両肩の痛みは全く無くなりました。もし私、何かに噛まれていました?。すみません、感謝の祈祷が奥さんに大変な思いをさせまして・・・。ここ何か月も右肩が痛くて痛くて・・・肩と言うより右腕の付け根がめちゃくちゃ痛かったんです。高橋さんには言ってなかったけど・・・。除いて頂いて有難う御座いました」というメールを頂いたがな・・・。
「・・・其処までするか?・・・やらすか?・・・この家の地神さん・・・」と思ったんな・・・。
それと、前々から聞こうとは思っていたが・・・これ聞かんと・・・何故、〇〇家の地神さんがこの家の奥さんの中に入って自分の存在を知らせ様とするのか・・・で、何故、この家の奥さんの身体を通して(痛みを出さして)知らせを送って来るのか・・・一回、この家の主人の仕事歴、主人の実家の仕事を聞かな解明せんな・・・確か、 此処の主人・・・以前、肩の腱が切れて手術をしたと聞いた事があったからな・・・と思ったな・・・。
で、まあ、そんな事を聞いたら・・・主人の実家は魚屋さんで・・・お祖父さんは漁師さんやったらしいな・・・。
「あ・・・それや・・・それかもな」と思ったな・・・。
「漁師さんと魚屋さんか・・・」・・・「これやな」、と思ったな・・・。
「此処の地神さん・・・色気を出したな」と思ったな・・・。
「それで一生懸命に此処の奥さんの体に入ったな・・・」と思ったな・・・。
いや、職業についてどうこう言う気は全く無いが・・・どの職業に就くのかというのもその人のお役やと思うが・・・生き物の命を扱う仕事は・・・何処か?、その事に対しての供養の気持ちを持って・・・出来たら・・・何か?、祀らせて頂いた方が無難やな・・・そんな事言うたら怒られるかも知らんが・・・。
それと・・・それだけやないと観てるがな・・・。
それと、この家の主人の事も・・・正すべき所が有ったら正すやろな・・・しかしそれも辛いな・・・普通なら、良くて寝たきり・・・悪かったら死んでるとこを助けたんやからな・・・此処の地神さん・・・何か計画しとる・・・と思っていたら・・・祈祷から8日目の昨日(5月10日)の朝・・・「主人が救急車で運ばれています・・・急な腰と背中の激痛で動けなくなって・・・」と救急車の中からメールが来たな・・・。
「激痛の元の病気はない・・・どうもない・・・と思ったが・・・やっぱり言わなあかんかな・・・」と思ったな・・・。
「主人・・・痛かったやろな・・・あの痛みは尋常ではないねん」と思ったな・・・。
検査の結果は異常なし・・・と言われるな・・・。
しかし・・・普通なら死んでる命を助けたくらいやから・・・何か?、此処の地神さん・・・用事が有るんやろ。
そうか・・・何か?・・・此処の地神さんがカッとなる様な事を思ったのか?・・・したのかもな?・・・。
神さんに助けてもらったから・・・神さんが決めた寿命やから・・・何かせなあかん事が有るんやろ・・・この先・・・この夫婦には。
また聞いたろ。
しかし・・・主人の病気が治って良かった。
普通やったら今頃は・・・。
まあしかし・・・此処の主人、奥さんに感謝して、感謝して生きなあかんと思うな・・・。