ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外80(気がついてあって良かった・・神さんも人も)
 気がついてくれてあって良かった・・・どうなるんかな?・・・と思っていたんや・・・私らが関わらせて頂いた所やからな・・・気になっていたんや・・・まあ、良かった。

 いや・・・「ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外75(私の方向性は間違っていない)」に登載させて頂いたところの三件目に書かせて頂いたとこやが・・・良かった。

 何ぼ商売がうまく行ってても・・・あのままやったらコロンと転がされるやろな・・・と危惧していたんや。

 誰が転がすか・・・と言えば・・・そら、上の方から観てるものと・・・目に見えない恨みを持った念やろな・・・。

 まあ・・・こんな堅苦しい事言わんでもええと思うが・・・世間では何ぼ社会的地位があっても・・・何ぼお金があっても・・・私生活や家族間の問題が絶えんとこが多くある・・・。

 それではあかんで・・・と思うからな・・・。

 去年の7月に行かせて頂いた時に・・・まあ、その前からこの会社の男の巳さんが私達を煙たがってたのは分っていたんや・・・まあ、主に私をやが・・・、露骨に感情を出す様になって来たので・・・「あんたが嫌ならもう私達は此処へは来ん・・・事業は順調に行く様に助けてやってくれ・・・しかし、あんたが間違った事をしたらこの会社の社長に跳ね返るぞ・・・」と言うて帰って来たがな・・・。

 あれから何回かは社長から連絡を頂いていたが・・・「まだやな。まだ分ってないな・・・」と思ったので黙っていたが、今回連絡を頂いた内容から・・・「ちょっと分って来とってやな」と思ったのでその会社の地神さんを呼んでみたな・・・。

 ・・・言うて、この会社の地神さんが分ってなかったら・・・此処の巳さんも出て来んわな・・・と思ったが・・・一応、呼んでみたな・・・。

 直ぐに出て来てあったな・・・男の地神さんが出て来てあったな・・・「あんた、久しぶりやな。神さんにこんな事言うたら何やが・・・あんた、今は立派になっとるが、立派にしたのはわしらやぞ。分かっとるか?。あんな〇〇ザの様な荒くれを今のあんたにしたのはわしらやぞ・・・分っとるやろ・・・それは・・・。ところで社長の〇〇さんから来てくれと連絡があったが・・・あの方もちょっとは分って来られた様に思うから聞くが・・・それとあんたや・・・あんた、私らが其処へ行って釜を焚く事は賛成か?・・・あんたも私らに来て欲しいか?」と聞くと・・・頭を下げたな・・・〇〇の地神さん。

 いや・・・私もこの巳さんにはちょっと腹が立っていたのでついついきつい言い方になってしまったな・・・。

 何ぼ何でも、神さんにこない偉そうに言うたらあかんねん・・・しかし、神さんも言わな分らん神さんも在る

 まあ、家の地神さんにその是非を聞くと・・・横を向いたままうなづいたな・・・。

 高橋家の地神さんに言うたな・・・「地神さん・・・今回、この会社で釜を焚くが・・・こんなもん、以前の様に一つ目の釜は有難う御座いました・・・言うて、二つ目の釜で事業繁栄の釜焚いて・・・まあ、二つ目の釜はそれで良いとして・・・私らにしても昨日今日に釜を焚き始めた訳やなし・・・そんなノ(NO)ー天気な釜焚いとったら、この会社・・・社長も此処の巳さんも倒れるで・・・そんな釜はよう焚かん・・・先ず此処はこの社長を助けなあかんと先走りして何人かの〇を取った事の詫びと・・・その犠牲になった仏さんの供養・・・その場面を見ている社長と此処の地神さんに反省してもらわんと、この会社も社長のこの先は無いと思う・・・その線で行きます」と伝えたな・・・。

 地神さん・・・「そやな・・・
そないきつ〜に言わんでも・・・」という様な返事をしたな・・・。

 会社に着いて・・・釜の準備も終わって・・・ローソクに火をつけて・・・一つ目の釜の前・・・言うたな・・・「来たで。あのな・・・社長の為でもあり・・・あんたの為でもあるんや・・・ちょっと出てか」と伝えたな・・・。

 「出てあった・・・真っすぐに立っとってやわ・・・」嫁さんが言ったな・・・。

 「此処の男の巳さん・・・ちょっときつく言うたら直立不動で出てくるんや・・・以前からや・・・」と思ったな・・・。

 「奥さんの地神さんも出て来てみ」と伝えると、「出て来てあった・・・大人しそうな地神さん」と嫁さんが言ったな・・・。

 一つ目の釜の前に今回の祈祷の趣旨を社長にも伝えたけど・・・余り理解されている様でもないな・・・と思ったな・・・。

 ・・・という事は・・・この会社の地神さんもそんな程度やろか・・・と、ちょっとガクッと来たな・・・。

 「こらあかんわ」とも思ったな・・・。

 こんな釜・・・決まり切った表白なんか意味がないからな・・・喋ったな・・・解ってなさそうやから同じ事を喋ったな・・・。

 社長にも此処の地神さんにも分る様に喋ったな・・・。

  (文中の()の部分は、私が口に出さずに喋った部分です。本当はもっと意味のある事を沢山喋ったのですが忘れてしまいました)

 「先ず、〇〇の地神さん・・・あんたがこの会社や社長を助けて守っているのはよう分かる。しかしや、それはやって良い事と悪い事がある。社長が・・・こんな奴・・・と思ったら、あんたが先回りしてそいつの〇を取ったやろ。それも3人も。そんな事神さんがする事か?・・・よう考えてみ。あんた・・・今は偉そうな顔をしとるが・・・〇〇ザの様な荒くれを、今の様にしたのは私らやからな・・・あんたが自分の力で今の様になったと思ったらあかんで・・・分るか。それとやあんた・・・会社や社長を守ってるのはよう分かる・・・しかしや・・・あんた・・・社長が病気になったり、社長の家族が病気になった時・・・あんたの力でその病気を治せるか?・・・どないや?・・・治せるか?」と聞くと・・・「治されへんと首を横に振ったわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。

 「そやろ・・・治されへん・・・あんたみたいな神さんは人の病気は治されへん・・・あんたみたいな心がけの神さんは、お金は儲けても病気は治されへん・・・そんな力は無い・・・あんたには無い・・・何でか教えたろか・・・あんた・・・そら、社長にしても同じや・・・自分の事しか考えてないんや・・・そら、此処の社長にしてもどんな環境で育ったかは私にしてもくどくど聞かんからよう知らんが・・・あんたにしてもや・・・何か?最初は無茶苦茶な格好で出て来て・・・あんたもそれまでに何か?それだけの理由があってあんな格好になっていたと思うが・・・まあ・・・其処らがお互いに相通じるとこ(縁)がある関係やと思うが・・・そんな事情もあって考え方も狭くなってしまったと思うが・・・あのな・・・神さんに言うたら何やが・・・家に神さんを祀って・・・まあ、巳さんでも稲荷さんでもええがな・・・それでお金を一杯儲けて・・・ええ格好して・・・偉そうにしとる方が沢山居ってやが・・・その人らの家庭の中は冷え切っとるとこが多い・・・そんな生活をしとったら、ある時期になると病気になったりコロッと行って?やな・・・神さん祀っとるのに病気になってや・・・何でか教えたろか・・・あんたみたいな考えを持っとる神さんを祀っとるからや・・・。私も巳さんを祀っとるとこを沢山知っとるが、あんたの様な神さんも居れば・・・ちゃんと祀ってくれる人の病気を治す神さんも沢山知っとる・・・そんなとこは祀る人間も其処の神さんも段々と勉強して行ってねん・・・そら、最初は商売繁盛だけの気持ちで祀って行っても・・・途中から人間も神さんも賢くなって行ってねん・・・まあ、神さんも余り賢くなるとお金儲けの方は無関心になるので・・・其処は考えもんや・・・まあ、其処はあんたが考えたらええ・・・、ところでや・・・今日の一つ目の釜やが・・・この釜を焚いとかんと・・・分るか?・・・社長が念を飛ばして、あんたが殺した人の供養をこの釜でする・・・それをしとかんと、・・・あんた、もう一回落ちるぞ」と喋った後で釜を焚いたな・・・。

 余りはっきりと喋らなかったが・・・「あの・・・犠牲になった仏さん・・・今から釜焚いて供養させてもらうから・・・頼むで?・・・」と伝えて一つ目の釜を焚いたな・・・。

 釜は中位?の波のある・・・そんなに尖った波ではないが・・・まあ、波のある音で鳴り出して・・・波が消えたら少しして止んで行ったな・・・。

 「どや?。何が出た?」と聞いたら・・・「黒っぽい灰色の鳥が釜の上に羽根を広げて出て来て・・・白っぽくなって行ったわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。

 「それでその鳥は消えたんか?」と聞いたら・・・「いや・・・まだ釜の上に居る」と嫁さんが言ったな・・・。

 「それを早よ言うてえな・・・」と思ったな・・・。

 「あっ・・・仏さんやな。釜の上に居るあんた・・・顔を見せてみ」と伝えたら・・・「楕円形の顔やわ・・・鳥の顔ではないわ・・・はっきりではないけど・・・」と嫁さんが言ったな・・・。

 「あんた・・・もうええやろ?。早よ上に上がり・・・ハイ」と手を叩いたら・・・「上に上がって行ったわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。



 「まあ・・・もうこれでええやろ」と思ったな・・・。

 「それと・・・釜の下の方に×の様なものが出てる・・・」と嫁さんが言ったな・・・。

 「あ・・・仏さんやが・・・二つ目の釜で供養するので・・・まあ、ええか・・・」と思ったな・・・。

 さあ・・・二つ目の釜は、この会社の事業繁栄を祈願して焚く訳やが・・・まあ、事業繁栄の表白はいつもの形の表白を読んだら・・・「女(奥さん)の巳さんが男の巳さんに絡まってピカッと光って来たわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。

 「あ・・・あ、良かった・・・」と思ったな・・・。

 「これで此処の男の地神さんも自分勝手な判断だけで動かんやろ・・・」と思ったな・・・。

 「これからは私(奥さんの巳さん)が主導権を握ってこの社長と会社の舵取りをします」という意味やろな・・・そう取ったがな・・・。

 釜は多少の波はあるが・・・まあまあの鳴りやったな・・・。

 「どやった?」と聞いたら・・・「ドンと綺麗な色の・・・金色?・・・銀色?・・・そんな単純なものではなくて・・・透き通ったものが上に勢い良く上がって行ったわ・・・で、その両サイドに銀色のくるっとしたもの?が出たわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。

 それと・・・「此処の女の巳さんが地神さん(高橋家の)の方を向いて・・・ずっと・・・何かを話してるわ・・・、此処の男の巳さんは直立不動で前を見てるわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。

 「あ・・・女の巳さん・・・これからは私が此処の社長や会社の面倒を観ます。男の地神さんの勝手は許しません・・・みたいな事を言うてるんやろな・・・」と思ったな・・・。



 「そいで。此処の男の巳さん・・・ちょっときつく言うと真っ直ぐ立つんや・・・前からや」と思ったな・・・。

 まあ・・・此処の社長も・・・綺麗な女の人が今までに3回・・・夢に出て来て・・・その顔が巳さんになったらしいが・・・それで「私を守ってくれているのは女の巳さんだと思います・・・」と言われたがな・・・まあ、その様に思っていたらええんやろな・・・。

 此処の女の巳さんに・・・「あんた、此処の社長の夢に出たんか・・・」と聞いたけど・・・まあ、なにも言わなかったが・・・そんな事は言わんやろな・・・と思ったな・・・。

 此処の女の神さんに・・・「あんたの主人(男の巳さん)が暴走しそうになったら止めさせてやってな・・・」と聞いたら・・・「うなづいてるわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。

 「あ・・・良かった・・・此処の社長も・・・此処の地神さんも・・・気がついてくれて良かった。私らが関わらせて頂いて・・・人間も神さんもややこしくなって・・・お金だけ儲けて・・・そんな生き方、間違ってるからな・・・気がついてくれて良かった・・・」と思ったな・・・。

 さあ・・・次は先祖供養に入るが・・・一応、社長やその奥さんの方の先祖の神の位牌も用意して来たが・・・メインは「亡三界一切萬霊位」の紙の位牌に託した・・・此処の男の神さんが殺した仏さんの供養に重きを置いてお経(正信偈)を上げたな・・・。

 お経を上げる前・・・「〇〇の地神さん・・・これをやっとかんとあんたらのこの先は無いで・・・。ちょっと姿を見せえてみ・・・そいで私らがする事を見とってよ・・・」と伝えたな・・・。

 「いや、もうとっくに此処の地神さんの姿が出て・・・こっちを見とってやわ」と嫁さんが言ったな・・・。

 「あ・・・よう分かっとってや・・・良かった」と思ったな・・・。

 まあ・・・お経を上げたが・・・・なにも見えて来ずで・・・まあ・・・良かった。

 仏さんが出て来て・・・あれこれ文句を言われたらかなんからな・・・何も見えて来なくて良かった。

 まあ・・・しかし・・・何回も言うが・・・人間も神さんも気がついてくれて良かった・・・。

 人間も神さんも気がつかずに・・・お金は儲けても・・・年月が経って・・・その子孫が無茶苦茶になってる所に私らはよく行かせて頂くからな・・・それで其処には金儲けだけ得意な・・・汚くなった神さんが居て・・・大概は私らを威嚇して来るんやな・・・定番やな。

 神さんも・・・まだ修業が足らん神さんはよう金儲けをする・・・人間の言う事をよう聞いて金儲けをする・・・人間の身勝手な言う事を聞いて・・・それに染まってしまうんやろな・・・ええ色?に。

 神さんが人間を良い色に染めなあかんのに・・・自分(神さん)が人間のええ色?に染まってしまうんやろな・・・。

 神さんも人間の色に染まる方が楽なんやろな・・・。

 しかし・・・〇〇さんとこも良かった・・・言うて・・・あんまり神さんも綺麗になるとお金儲け(物欲)が不得手になる傾向があるので・・・其処が難しいな・・・しかし。

 まあ・・・其処らは適当にやったら良いと思う。

 
 注:この会社の地神様は私らが最初から関わらせて頂いた神様ですのでぞんざいな言葉使いになりましたが、一般では絶対にしてはならない事です。

 文中に書き忘れたが・・・此処の男の地神さんにはっきりと聞いた事があるんや・・・「人・・・三人殺したな?」と聞いたら・・・此処の男の神さん・・・はっきりとうなづいたんや・・・それで余計に私の言使いがぞんざいになってしまったんやな・・・反省。





















 

 




















 

 
鳴釜神事の実際と考察