ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外78

 (命婦専女神様も嬉しい事をしてや・・)
 いや・・・此処二週間ほどの間の出来事やが・・・命婦専女神様も続けて嬉しい事をしてくれてあったもんや・・・。

 中々・・・そんな事はしてくれてない・・・普通は・・・。

 命婦専女神様の方も嬉しかったんやろな・・・。

 なんぼ嬉しかっても・・・中々してくれてない。

 神さん・・・その人の奥を読み取るからな・・・観るからな・・・。

 いや・・・以前から知り合いの自営の女性やが・・・評判の悪い相手との商談を・・・その会社のトップが何回行っても駄目な商談をまとめた訳やが・・・もう相手が根負けしたらしいな・・・まとめたな・・・。

 相手との商談の途中・・・それは綺麗な音色が聞こえて来たらしいな・・・。

 前に座る数人の商談相手に・・・「今、綺麗な音色が聞こえていましたが・・・この近くに神社が在るのですか?」と聞いたら・・・「そんなものない」と言われたらしいな・・・。

 神社の雅楽の音色と間違えたんやろな・・・この女性は。

 この音色は・・・中々・・・聞けんのや・・・聞かせてもらわれへんのや・・・余程、こっちの気持ちが綺麗やないと・・・聞こえて来んのや

 その後・・・相手が根負けして商談がまとまった訳やが・・・。

 まあ・・・私の方もこの方が、何日の何時頃、何処で、どんな仕事をするので・・・兎に角、良い結果が出る様に・・・と地神さんを通して命婦専女神様にはお伝えしていたがな・・・。

 さあ・・・それからや・・・後日、この方は東京に帰る前に京都までひき帰して伏見稲荷大社に寄って、白狐社の命婦専女神様に御礼を言って社務所の前を通ったら、中に居られた男の方(宮司?)が・・・「○○の○○会社の○○さんですか。一度貴女に御礼を言いたくて・・・本当は外に出て握手もしたいのですがこの様に忙しくしていますので中から御礼を言わせて頂きます・・・有難う御座います」と言われたらしいな・・・。

 さあ・・・この方にしたら・・・自分の名前も言った事が無いのに・・・自分の顔なんか知ってる訳がないのに・・・毎日、沢山の方が御参りしたりする中から・・・会った事も無い職員の方から声をかけられたのでびっくりして・・・「何故、私が○○と分かったのですか?」と聞いてみたと言われるな・・・。

 そうしたら神社の方が・・・「沢山の方が来られるので、先ず、人の顔や名前は覚えられないのですが・・・何故か?・・・分りました・・・」と言われたらしいな・・・。

 その後この方は・・・命婦専女神様に雅楽を奉納されたらしいが・・・人間が奏でる雅楽の音はこの方が聞いた音色と全く別物で失望しました・・・と言われるな・・・。

 そやねん・・・この方が聞いたあの音色は・・・あれは神さんが奏でる音なんやろな・・・。

 何回か?・・・私も妻も聞いた事はあるが・・・そう何回も聞こえるもの・・・聞けるものではないねん。

 普段聞こえて来る音色もそら綺麗やが・・・いや、実は今も聞こえて来ているが・・・これとは違うねん・・・あの音色は。

 ちょっと言葉では表現し難い・・・説明し難い音色やな。

 それから少ししてこの方から金銀(銀色の方は包装を破いてしまいました)の徳利のお酒が二本届いたが・・・それと金一封が入っていたので、「お酒は頂きますが、私は何も働いていないのでお金は頂けません。その様な事はしたらアカン」と連絡したら・・・「何処で買ったのかも覚えていませんが、ばらで十枚買った宝くじの中の二枚が当選していて会社の方らと豪華な食事をして分けたその一つです」と言われるな・・・。

 勿論、即、速・・・いつもする様にその金一封と私の気持ちの千円を封筒に入れて伏見稲荷大社、命婦専女神様宛に送らせて頂いたな・・・「千円は私からですが、他は○○さんから頂いたものです。有難う御座いました」と念を込めて。



 勿論、金色の徳利は命婦専女神様・・・銀色の徳利は我が家の地神様にお供えさせて頂いたな・・・後で地神さんに聞いたら、しっかり命婦専女神様には着いたらしいな・・・。

 さあ・・・それからや・・・この方からメールが来たな・・・不思議な・・・馬鹿らしい事ですが、料理をするのに卵を割ったら次から次に双子、ひょうたんみたいな卵黄が出て来るんです・・・たかはっさんがお供えしてくれたひょうたんのお酒・・・命婦専女神様がしかと受け取ったぞよ・・・というメッセージかも・・・と言われるな・・・。

 そんな時はしっかりと証拠を写真に撮らなアカンで・・・と伝えたがな・・・。

 そうかもな・・・。

 さあ・・・それからまたや・・・この方からメールが来たな・・・不思議な事があって・・・嘘じゃないんです・・・と言うて・・・誰も嘘やとは言うてないがな・・・。

 神様の御酒を買いに家に近所の酒屋へ行ったら・・・全く知らない店員さんに・・・「貴女の顔を見たら御礼を言いたくて・・・有難う御座います・・・嬉しくて・・・」と他にお客さんが並んでいるのに言われたと言われるな・・・。

 他の店員さんに・・・「私あの人知らないんですが・・・」と聞いたら、「あの人は他の店舗から転勤になって来られたばかりで・・・」と教えられたらしいな・・・。

 それでその人のネームプレートを見たら・・・「伏見」という名前やったらしいな・・・。

 まあ・・・命婦専女神様の方にしても嬉しかったんやろな・・・普段のこの方の・・・命婦専女神様やこの家の伏見稲荷様への感謝の気持ち(心)が・・・。

 神さんは何でも出来るんや・・・宝くじにしても、一等を当てようと思ったら当てる。

 しかし、そんな事はしない。

 今回、この方が当たった額もよう考えられた額やったし・・・皆で使ってしまったというのがええな・・・。

 神さんはよう観とる。

 

 


















 

 





 
鳴釜神事の実際と考察