伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)夫婦の大楠の前で
 令和2年1月3日(金)、午後2時ごろ、淡路市多賀に在る伊弉諾神宮に行って来ました。



 丁度去年の12月14日、小さい神さん(チビ)がひょこっと帰って来てからずっと家に居ますので、チビが家に居る間にお参りに行こうかなと思い、「地神さん、淡路の伊弉諾神社に行きましょうか?」と尋ねると、「チビが行くと返事したわ・・・」と妻が言いました。

「???どういう事かな?」と思いましたが、どうせ地神さんが返事をしなさいと言ったので行くと返事をしたのだろうと思います。

 去年の暮、「チビ、あんた、これからずっとこの家に居るんか?」と聞くとうなづきましたが、子供?の言う事ですので、またス〜ッと居なくなるかも知れません。

 そういう事で、チビが居る間に伊弉諾神社に参ろうと思いました。

 この神社の参拝客は淡路全土、阪神間からの方が殆どで、姫路ナンバーの車は殆ど見かけませんでした。

 案の定、境内の本殿の前には長い行列が出来ていましたが、私達は本殿の前には行かず「夫婦の大楠」の前で手を合わせました。







 手を合わせて何を祈願するという事もなく、「夫婦の大楠の巳神さん・・・今年も参らせて頂きました。今年も宜しくお願いします」と頭の中で念じたのですが、その時、「あれ・・・男の地神さんと女の地神さんが向かい合って出て来たわ・・・」と妻が言いました。

 「此処にも神さんが居るのに何でや?・・・」と思いましたが、「男の神さん・・・女の神さん・・・今年も宜しくお願いします」と伝えると、「男の神さんがチラッとこっちを向いて頭を下げたわ・・・」と妻が言いました。



 「男の神さんがこっちを向いて頭を下げたって?・・・無い事やな・・・何や?・・・何でや?・・・どなしたんや?・・・」と思いましたが、私としては、ずっと私の中で思っていた事に対し、男の地神さんが「それで良し」とお墨付きを与えてくれたと取り、大変嬉しく思いました。

 まあ、何処の神社ででもそうですが、神殿の前で「何が見えて来た?とか・・・何が出てる?・・・とか・・・返事したか?とか・・・何言うた?とか・・・」、この様な話してると周りの人が変な目で見ますので直ぐにその場から離れようと思ったのですが、よく考えたらこの木(大楠)に居られる?巳神様を呼んでいませんでしたので早速お呼びしてみました。

 「夫婦の大楠の巳神さん・・・ちょっと出てくれるか?・・・」と呼んでみると、「上の枝の所にはっきりとではないけど出て来たわ・・・」と妻が言いました。

 また此処で大楠の巳神さんと話をし出すと周りの人が気味悪がってじろじろ見ますので早々と退散する事にしました。

 伊弉諾神社に滞在?した時間は20分間ほどで何を祈願したという訳ではないのですが、「今年も来れた・・・来年はどうかな?・・・」と思いながら神社の境内を出た途端、「あ・・・軽くなった・・・」と妻が言いました。

 毎年の事ですが、臨時駐車場になっている近くの小学校に車を止めて、車から外に出た途端「ド〜ン」と体に乗って来るものがあったと妻が言います。

 神社というあの域は、鈍感な方に取っては天国?でしょうが、敏感な者には地獄?の時が有ります。

 まあ、そんな事はどうでも良いことですが・・・、帰りの屋台で卵焼きを売っていましたので、チビのおやつに買ってやりました。



 さあ・・・いつまでチビが家に居るのか分かりませんが、理由が有って帰って来ているのですからチビの手本になる様に頑張って行きたいと思っています。

 それと、年末からの地神様の態度や雰囲気が「もういちいち私に聞かなくても良い。お前の考えを貫いて、お前の方法でやったらそれが良い」と言わんばかりの反応を示しますので、余計に慎重にこの領域と取り組んで行きたいと思っています。















 



 
鳴釜神事の実際と考察