ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外73

(気をつけ、お前ら死ぬぞ・・と、最初、何故かそう解釈したがな・・)
 
 「今回の先祖供養、事業繁栄の祈祷は止めます」・・・とお伝えしたな・・・。

 異様やったな・・・。

 邪のそれではなく・・・異質な神霊の大きなそれを感じたな・・・。

 経験上、大概のものには通じるが・・・この領域の中に異界が在る様に・・・私らでは通じんものが在る(居る)んやろ・・・。

 今までの中で私の方から祈祷の中止を言わせて頂くのは・・・2回目やな・・・長い間やっとるが・・・。

 まあ、結局は行くんやが・・・ちょっと後で。

 この会社(家)はもう何も祓い消すものはない。

 今年、25回忌と33回忌の仏さんが周って来てるが・・・先祖供養も問題ない。

 これは祈祷の直前(10月10日)にこの会社に入って来たものとも取れるがな・・・とその時はそう思ったな・・・。

 「某月、某日、(565)」にも書いたが・・・ピカ〜ッと光るものやな。

 多分・・・アフリカ?・・・いや、フランスの?・・・日本のそれではないと観たがな・・・。

 祓われると勘違いしとるんやろ・・・と観たがな・・・その時は・・・。

 しかし、後になって判明したが・・・このピカ〜ッと光るものの作用ではなかったな・・・今回の祈祷で対処すべきものは・・・このピカッ〜ではなかった。

 このピカ〜ッと光るものはこの会社の娘さんが居る東京支店での出来事やったが・・・今回の祈祷で対処したのは娘さんのお父さん(社長)の関係から来たものやったんやな・・・。

 同時に他のものが作用していたので分からん様になるんやな・・・。

 6〜7年前位なら・・・3〜4件の違う相談が同時に来ても・・・パッパッと区別出来よったがな・・・アカンな・・・。

 「某月、某日、(565)」の明くる日位から・・・嫁さんが変な状態?になって来たな・・・祈祷前の変な状態は数え切れない程見て来ているが・・・その変な状態ではないな・・・。

 今回の祈祷の最終的な段取りの確認を地神さんに聞こうと思ったが・・・嫁さんがこんな調子なのでそれも出来んかったな・・・。

 「某月、某日、(565)」の3日後・・・一瞬、嫁さんが霊視を出来る状態になったので地神さんを呼んでみたら・・・「地神さんの横から人間の手が出て・・・その手がバタバタ動いてるわ・・・地神さんの表情がきついわ・・・口が赤いわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。

 「あっ、危ないな・・・この祈祷」と思ったな・・・。

 「お前ら、気をつけよ・・・死ぬぞ」という意味やな・・・と瞬時に思ったがな・・・その時は。

 自分らの身の危険と取ったがな・・・その時は。

 まあその後・・・地神さんが見せてくれたものからいろんな意味を考えたが・・・例えば・・・今回の祈祷で私だけが先走りして、その割りには答えが見つけ出せずにイライラしてアップアップしてるとか・・・いろんな事が自分の間違い、判断の未熟さから来ていると責任を自分の方にふって考えてみたが・・・まあ、たとえそうであったとしても・・・やっぱり「今回の祈祷は行かせて頂こう」と思ったな・・・。

 「やったろやないかい」と思ったな・・・その時は・・・。

 祈祷予定の2日前の朝・・・変になっている嫁さんの・・・一瞬霊視が出来る状態を観て聞いてみたな・・・。

 「何か分からないけど・・・白い巳さんが2体・・・その顔の前に白いものが在って・・・家の地神さんの位置には何も居ないわ・・・」と嫁さんが言うな・・・。

 嫁さん・・・2日間寝てないし・・・刺して来る痛みに体が痺れてしまって・・・口はろれって・・・手はブルブルしてるな・・・。

 「○○家の地神さん・・・聞こえてたら舌を出してみ」と伝えると・・・「下の巳さんの前に在る白いものから舌が出たわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。

 ちょっと解らんな・・・と思ったな・・・。



 何回も家の地神さんを呼んだが出て来んな・・・。

 この家の伏見稲荷様を呼んでも出て来なかったな・・・。

 「今回・・・其処へは行かん方が良いのか・・・無理してでも行った方が良いのか?」と地神さんに尋ねたが変化は無かったな・・・。

 「何時もだったら・・・こんな時期・・・祈祷に行く前の日は調子が戻って来るけど・・・今回は変やわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・ろれってしまってるな・・・。

 「どないやねん?・・・無理してでも行け言うんやったら行くが・・・」と聞いていると・・・「下の巳さんが頭を横に振ってるわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。

 「よっしゃ、解った。引くのも勇気が要るが・・・今回は断らせて頂こう・・・」と思ったな・・・。

 下の巳さんは高橋家の巳さんかも分からんな・・・分からんな・・・というより・・・今回は余りにも変な感じで・・・それを追及する意欲が湧かなかった・・・歳かな。

 下の巳さん・・・この家の巳さんを守っている様にも思うがな・・・分からん・・・追及する意欲が無かった。

 「今回は止めとこ」と思ったな・・・。

 何故かというと・・・無理に祈祷に行こうとすると、いろんな手段を使って止める事が解ってるので・・・今回は止めようと思ったな・・・。

 過去、何回もこれで失敗して来てるからな・・・。

 それとこの会社の家族の方にもいろんな症状が出てるので・・・私らは行かん方が良いやろ。

 この会社は特殊な高価なものを扱うので・・・その物にもいろんな念が憑きやすいし・・・お客さんの中にも・・・極普通の庶民ではないお金持ちの方が多く居られる・・・経験上・・・お金持ちの家は外からでは分からないいろんな問題が家(内)にある・・・お金持ちの家はその富が好きなこの領域が関係している家が多く・・・そういうものの影響をこの家も受けるので・・・まあ、商売上それはしょうがないが・・・先祖供養を含め、それを消除する為に行かせて頂こうと思っていたが・・・「今回は断らせて頂こう」と思ったな・・・。

 私や嫁さんの・・・自分らの身の危険を感じてそう思ったが・・・ほんまは、「やったるわい」という気持ちは奥に有ったな・・・。

 しかし・・・嫁さんの調子を観ていたら、「やったるわい」という気持ちは捨てなあかんと思ったな・・・。

 「今回の先祖供養、事業繁栄の祈祷は止めます」とお伝えさせて頂いたら・・・「父が夢で三途の川を渡ろうとしている夢を見たが・・・向こうから薄いピンクのドレスの様なものをまとった・・・今までに見た事もない・・・本当に綺麗な・・・細顔のすらっとした細身の女の人が出て来て此方の岸に連れ戻された夢を見た・・・途端に目を覚ましたがしんどかった・・・とお父さんが言っています・・・」と娘さんが言われたな・・・。

 「以前、地神様(この家の)も薄いピンクのベールをかぶって出て来られた事があるので・・・家の地神様が父を助けてくれたのだと思っています・・・」と言われるな・・・。

 「まあ・・・そうかも知れんな・・・。○○家の地神さんがお父さんを助けたかもな・・・」と思ったが・・・「今回は申し訳ない」とお伝えさせて頂いたな・・・。

 まあ確かに・・・数か月前から、この娘さんのお父さん(社長)の寿命ではなく・・・何かが作用して・・・最悪の場合、葬式が出るかも知れんな・・・という思いがずっと有ったので、娘さんには・・・遠回しに遠回しに・・・「お父さんには無理しない様に・・・無茶しない様に・・・伝えておいてください」という事を何回もお伝えしていたがな・・・。

 何故か?・・・数か月前からそれが気になっていたんや・・・。

 それと今回の祈祷をお断りさせて頂いたら・・・嫁さん・・・明くる日からボチボチ・・・ちょっとだけ食べ始めたな・・・。

 その2日後のお断りさせて頂いた祈祷の日にちが過ぎると・・・地神さんが嫁さんの顏の真ん前に大きな姿で出て来たな・・・。

 その次の日も・・・地神さん・・・嫁さんの顔の真ん前に出て来たな・・・大きな姿で・・・。

 「よっしゃ、行ったろ」・・・「やったろ」と思ったな・・・。

 その事の是非を聞こうと思って地神さんを呼んだら・・・「地神さん・・・前と同じ格好で出て来たわ・・・地神さんの横から人間の手が出てバタバタしてるわ・・・地神さんの頭に鳥の赤い鶏冠(とさか)の様なものが付いてるわ・・・表情は普通・・・きつくないわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。




 「よっしゃ、解った。元が解った」と思ったな・・・。

 「行ったろ」と思ったな・・・。

 地神さんも「行け」と言うたな。

 しかしや・・・地神さん・・・何も見せてくれんな・・・。

 祈祷の前日・・・道中・・・気候は暑いはずやのに・・・私は寒かった・・・水の中に居る様やった・・・。

 ホテルの風呂に入ったら・・・湯が身体に刺さったな・・・。

 身体が冷え切っていた様やな・・・それが何故か解るが・・・。

 しかし・・・夕食のビールが全く美味くないのが堪えたな・・・気持ちに。

 風呂上がりのビールが美味しくないというのは初めてやったな・・・。

 自慢やないが・・・いや、自慢するもんでもないが・・・10年近く前、泊りがけの祈祷の直前にノロウイルスにかかって・・・下痢は止まらんし(あの下痢は強烈やった)・・・熱は出るし・・・胃はム〜ッとするし・・・「たかはっさん・・・ノロや・・・まあ、気・・・つけて」と病院で言われた明くる日に・・・400キロ程走って泊まったホテルの生ビールは美味かったのに・・・今回のビールのまずさは堪えたな・・・。(勿論、その時の祈祷先では祈祷道具以外は他に何も触らなかったが・・・)

 今回、祈祷の前日・・・ホテルに着いて・・・「地神さん・・・ちょっと見せて」と伝えたら・・・「真っ白の場面の中に真っ白の三角形の様な形が見えるわ・・・三角形やろか?・・・」と言ったな・・・。




 「いや・・・それは解っとったんや」と思ったな・・・。

 解っとったが・・・このものと全く通じないのが何でかな?・・・と思っていたんやな・・・。

 異界の神霊やろな・・・。

 最初、地神さんらしき巳さんが首を振って、「止めとけ」と言ったのは・・・まだこの異界の神霊?と話がついてなかったんやろな・・・。

 こんな類の神霊?・・・何でもするからな・・・出来るからな・・・だから怖いんや。

 祈祷先に着いて、先ず、この家の御先祖様・・・回帰が周っている二体の御先祖様の供養をさせて頂いたが、回忌の周る仏様は二体の白い人型で出て来られて・・・その後ろにこの家の御先祖様一行?・・・全体の形として白い形が出て来たな・・・。

 まあ・・・もうこの家の先祖祀りはもうこれで良しやな。

 問題は一つ目の釜で・・・此処の社長の命を取ろうとした・・・お金持ちのお客さんの会社(社長)に付いて、その会社を日本でも有名な会社にした神霊の対処やが・・・素人の方には分らんと思うが・・・この領域の方でも分からない方が多いと思うが・・・私はこの大金持ちの会社の事を知っているので言えるが・・・金儲けの為なら何でもする・・・人を倒す様な事もしかねん・・・実際にその様な事も仕掛けた・・・そんなものがこの会社に付いてるのを知ってるので・・・ついにこの家にも入って来たか・・・と思ったな・・・。

 何でその神霊がこの会社の社長の葬式を出そうとしたのかは・・・此処では書かれない・・・それは大金持ちの会社の社長も知らん事やろ・・・その大金持ちの会社の神霊の考えやと思う・・・此処では書かれん

 「地神さん・・・この家(会社)に入って来ているもの(神霊)やが・・・このものに対する表百は・・・どう言うたら良いのか・・・地神さん・・・黙って釜を焚いたらええやろ?・・・何にも考えずに釜を焚いたらええやろ?・・・もう何も考えずに黙って焚きますので・・・後は地神さんに任せます」と伝えるとうなづいたな・・・地神さん。

 「それしかないやろ」と思ったな・・・。

 そらそうや・・・何にも見えないし・・・出て来ないんやから・・・「それしかないやろ」と思ったな・・・。

 釜は大きな音で・・・そう波も無い・・・まあ・・・力強く鳴ったな・・・。

 釜が鳴り終わって・・「どやった?」と聞いたら・・・「いや別に・・・家の地神さんと平行に・・・家の地神さんに似た巳さんが出て・・・二体で・・・何か?・・・何にも出てなかったけど・・・ズ・・・と向こうへ押して行ったわ・・・」と嫁さんが言ったな・・・。(妻がその時表白紙の裏に描きました)



 「それで・・・もう何も無いんやな・・・」と聞いたけど・・・元々何も見えなかったんやから・・・そら、何も無いわな・・・。

 「地神さん・・・これで良いんか?」と聞いたら・・・うなづいたな・・・地神さん。

 まあ・・・相手も只の神霊やないので・・・ガチで行く訳にも行かんかったやろ・・・この家(会社)から押し出したんやろな・・・無理に。

 まあしかし・・・神霊と呼ばれるものいろいろ居るという事やな。

 こんなものに・・・血気盛んな、ちょっと経験を積んだこの領域の者が挑んだら完全にやられて・・・長い間体調を崩すやろな・・・。

 それと、この会社の社長が三途の川を渡るのを阻止した薄いピンクのドレスをまとった・・・社長の言う・・・今まで79年間生きて来てこんなに綺麗な女の人を見た事が無いと言われる・・・細顔で細身の女の人やが・・・気になるので聞いてみたな・・・。

 「地神さん・・・此処の○○さんが夢で三途の川を渡ろうとすると向こうから薄いピンクのドレスの様なものをまとったそれは綺麗な女の人が連れ戻してくれた件やが・・・あれはこの家の地神が社長を助けたんか?」と聞いてみたな・・・。

 この質問を何回もしていたら・・・嫁さんが・・・「それは私です」と地神さん(高橋家の)が言うてあったわ」と言ったな・・・。

 「あ・・・やっぱり」と思ったな・・・。

 そやねん・・・地神さんが人間の女の人の形になったら・・・綺麗んや・・・細身で・・・細顔で・・・。

 あ・・・やっぱり・・・此処の社長、危なかったんや・・・それと何でか知らんが、此処の社長も何か分からんが気になっていたみたいやな・・・自分の寿命を・・・。

 しかしこれで・・・社長の寿命も延びたやろ。

 この後、二つ目の釜でこの会社の事業繁栄を祈願して焚いたが・・・娘さんが「会社・・・大丈夫ですね・・・大丈夫ですね・・・」と何回も聞くので・・・此処の伏見稲荷さん・・・「分かっとるわい」と一回地面を叩いて・・・二回地面を手前にかいたな・・・。

 そやねん・・・何回も同じ事を聞くと・・・神さん・・・終い目に怒るねん・・・返事せん様になってしまうな・・・。

 まあしかし・・・この祈祷が終わって・・・これで私の頭の中が空っぽになって軽くなった・・・。

 まあしかし・・・お金持ち相手の商売も大変や。

 まあしかし・・・何をしても大変やから・・・頑張ってもらわんと。

 まあしかし・・・最初・・・こっちの身がやばいのかと思ったな・・・。

 地神さんから人間の手が出てアップアップしてたのは・・・この会社の社長の事やったという事やな。

 しかし、地神さんが人間の女の姿を取ったら・・・綺麗な・・・。

 まあ・・・この頃はめったに無いが・・・相当前の場面の数点は嫁さんが描いているので・・・探したら出て来るやろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
鳴釜神事の実際と考察