伏見稲荷の眷属神(白狐)様について   3
 つい先日行われた、伏見稲荷大社の本宮祭の前夜と当日の事です。


 横浜在住の女性経営者の方から、7月19日(土)の伏見稲荷大社の本宮祭の出席に際し、18日の夜に電話を頂きました。この方は今年の1月に稲荷勧請され、家の中にお祀りされています。又その横には、地神様(巳神)もお祀りされています。

 正式に稲荷勧請を受けてからまだ半年程ですが、一生懸命にお祀りされています。

 朝、伏見稲荷様と生活が始まり、夜は伏見稲荷様と一日が終わる、という程、伏見様と密接な生活をされています。

 商売に関する事だけではなく、日常生活の面でも、言葉は悪いのですが、本音の付き合いをされています。

 この様な方に対しては、神様も真面目に向き合ってくださいます。

 私:「白狐様、今横浜の〜さんから電話がかかっています。〜さんを御存知ですね」

 妻:「知ってると、うなずいたよ」

 私:「〜さんが明日、本宮祭いに出席しますが、その際はよろしくお願いします」

 妻:「白狐さんの周りに、炎の様なものが沢山出て来たよ」

 私:「それは、宝珠や、喜んでくれている証拠や」

(向かって右は、白狐様のお帰りになる姿ですが、今回は、いつもとは少し違う姿を取られました)



 
 (この方の様に、一生懸命にお祀りすれば、神様も一生懸命に答えてくれ、商売の面、家族の事も守ってくださいます)


 この方が、7月19日(土)の本宮祭が始まる前に、私に聞きたい事が有るので、御主人と一緒に来店されました。

 私:「白狐様を呼んで聞いてみます」「地神様、白狐様をお呼びください」

 妻:「まだ来てないよ、いつより遅いね」、「今来てあったよ、後ろにものすごく沢山の稲荷さんを従えて、忙しそうに来てあったよ」


 
 (私はてっきり、白狐様がいつもの様に、一体でお姿を見せるのかと思っていました。白狐様が、本宮祭で忙しい事など、全く気がつきませんでした)

 私:「白狐様、お忙しい所、いつも無理を言ってすみません」

 妻:「白狐さん、そわそわしてるよ」、「早く帰りたいみたいや」

 私:「白狐様、本宮祭でお忙しいのを知りませんでした、聞きたい事は、又後ほどにしますので、今日はお帰りください、有難う御座いました」

 妻:「直ぐ帰ってあったよ」


 余談ですが、この方が、食べ物商売の方も始めたいと言われるので、巳神に聞いて見ました。




 頑丈な石垣に、白い蛇が見えます。

 その横には、綺麗な青い色が見えます。

 飲食業は旨く行く、と取ります。

 そしてそれには、今家に祀っている、巳神が力になる、と取ります。
 
鳴釜神事の実際と考察