怖い巳神(龍神)が降りて来た・・祀る方は余程気を引き締める必要があるだろう
 平成31年4月18日(木)の朝、「地神さんの斜め上にフワッフワッとした形が出て、それがス〜ッと続いているわ・・・」と妻が言いました。




 地神様の顔も良い顏で場面も綺麗だと妻が言います。

 良い事だな、良い話だなと思いました。

 その内、誰かが連絡されて来られるだろうと思っていると夜に連絡が入りました。
(ひとりごと・たまに・ふたりごと「某月、某日、521」に登載)

 この方からは今から丁度1年程前にメールを頂きました。20年程前、勤めている会社の社長から半殺しにした蛇の処分を頼まれ、この方はその蛇を溝に流したそうです。その2年後に社長は自殺をしました。この方は今から5年前の運転免許更新の前日、絞首刑をされる直前の男と目が合い、その男に追い回される夢を見たと言われます。そのギョロッとした目が忘れられないと言われます。そしてその明くる日に撮った運転免許更新の写真の首の左右に黒い影が写り込み、それが蛇の様な形に見えたので心配されて連絡をして来られました。

 そしてこの方は、何時の頃からか自分は52歳で死ぬというお知らせが何処かから入り、それが後3年という事で大変神経質になっておられます。

 そしてそれが、
社長が殺してこの方が溝に流した蛇と関係が無いのなら、返事は宜しいですとも言われます

 その晩、私が風呂に入って体を洗おうとしたら左寄りの首辺り
(ひとりごと・たまに・ふたりごと「某月、某日、(427」)には右寄りの首辺りに痛みを感じたと書いていますが、左寄りの首辺りの間違いです。私は疲れると右と左をよく間違える・・・分からなくなる癖があります。申し訳ないです)に痛みを感じました。

 そして風呂から上がって確かめるとこの様な傷がついていました。



 「あ・・・この方の会社の社長は蛇の首の左側を斬ったな」と思いました。

 そして、「殺した蛇と関係が無いのなら、返事は宜しいです」と書いてありましたので、「関係ないですよ」という返事を期待されているのだなと取って、「殺した蛇は関係ないですよ」という意味の返事をその時はさせて頂きました

 それから一か月後に再度連絡を頂き、やはり社長が殺した蛇の供養をして欲しい言われます。

 私の方にしても、この方には話していない、その蛇から来るいろんな念が入って来ていましたので、その蛇の供養を主にさせて頂く事にして祈祷に行かせて頂く事にしました。

 それとこの方のこの領域に対する考え方が間違っている事もあり、その部分をも綺麗に消してしまおうと思いましたので行かせて頂く事にしました。
(ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外61・・もっと賢くなってやないとあかん)





 この時の祈祷は
(ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外61・・もっと賢くなってやないとあかん)(ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外62・・また会おう)にも書いていますが、この方の勤めていた会社の社長が殺した蛇はごく一般的な巳神ではなく、四足の巳神(龍神)でした

 この四足の巳神様に詫びを入れ、この巳神様は大元の所に帰って頂き、この方には、もう何も気にするものは無くなりました。52歳で死ぬという心配も無くなりました。拝み屋擬きが置いて行ったもの(念)も綺麗に消しました。後はもう何も祀ってはいけません、とお伝えして帰って来ました。

 この方は一生懸命に仕事はされますが性格的に弱い部分があって、特に、この領域おいては隙だらけで大いに不安を感じましたが、その様な事を心配しながら帰って来た事を覚えています。

 この祈祷の一年近く後、平成31年4月18日の夜、この方からメールを頂きました。

 そして、
大した事のない人生の中で、せめて一つでも自分がした事の因果を解消しておきたいと言われます。

 そして、この前の祈祷で大元に帰って頂いた巳神様をお祀りしたいと言われます。

 前回の釜で上に上げさせて頂いた巳神様(龍神)が降りて来られるとは思いませんが、
もし降りて来られてもこの方ではお祀りするのには無理が有るなとは思いました。しかしこの方には何か根底にしっかりしたものが守っていなければ、また以前の様にいろんなものを祀ったりする不安を感じていましたので、私の方の地神様がどんな神霊と縁を付けるかが分かりませんが、それは良い事ですという返事をさせて頂きました。

 そして、もう地神様とこの方に付くであろう神霊とは話が出来上がっているなと思いました。

 祈祷の日にちが決まり、現地での祓い清めるものもなく、私達の身体には何の不具合な念も入って来なく、やはり神霊を祀らせて(降ろさせて頂くのは)頂くのは良い事だと妻と話をしていましたが、祈祷の前日、片道700キロ近くある高崎までの道中、やはり途中から何か水神の発する不都合な念が体に入り出しました。

 前日のホテルでは、妻はトイレの洗浄機の水がパジャマにかかって濡れてしまうし、私は水の中に居る様な冷たさで大変でしたが、これは高崎から帰ってから行く予定の大分市の龍神の怒りが私達に入って来ていたものでした。

 いろんなものが同時に作用すると何が何か解らなくなるのは仕方がない事です。

 祈祷の当日、御姿、御鏡など、○○家の地神様を祀る備品も全て用意をされていましたので、釜の前にそれを置き、○○家、地神様の開眼供養の準備が終わりました。

 この方は、
当然の様に一年前に釜で御帰り願った四足の巳神様(龍神様)が降りて来られると信じておられた様ですが、私は、出来たらそうではなく、私の方の地神様が縁を付けた他の巳神様が降りて来られる事を願っていました

 あの様な類の?神霊を果たしてこの方が祀り切れるのかという不安がありました。

 しかし、もう、全て、私の方の地神様と降りて来られる神霊との話はついていると思いましたので、釜を焚く事だけに専念しました。

 ○○家、地神様開眼の表白を読み、「龍神祝詞」の他に二種類の祝詞を上げ、釜を焚きました。

 釜は極普通の音で鳴り出し、平均的な長さ?で鳴り終わりました。

 私、「どや?。出てあったか?・・・。どんなんや?・・・何が出とるんや?」。

 妻、
「???何か?・・・、いや・・・釜が鳴ったら・・・まあ・・・釜の辺から・・・ぎこちない動きで・・・何か?が地神さんの前まで行って、地神さんに頭を下げてたわ・・・それからまた・・・ぎこちない動きで・・・今、釜の前に来てるわ・・・蛇の動きではないわ・・・足で歩く様な動きやわ・・・で・・・姿はボ〜ッ出てるわ・・・」と言います。

 「やっぱりな・・・えらい事やで・・・これは」と内心思いました。

 私、「今日来られた○○家の地神様・・・龍神様・・・久しぶりです・・・ちょっと御姿を見せてください・・・」と伝えました。

 妻、
「あ・・・爬虫類の目・・・出っ張ってるわ・・・大きいわ・・・鼻が長いわ・・・蛇と違うわ・・・」と言います。

 私、「今日来られた地神さん・・・全身の御姿を見せてください」と伝えました。

 妻、
「・・・蛇と違うわ・・・手?・・・が有るわ・・・身体は・・・トカゲ?・・・何やろ?」と言います。

 私、「そうか・・・来てくれてあったんか?・・・というより・・・ずっと居ったな?」と聞いてみました。

 妻、「うなづいてるわ・・・」と言います。




 私、「いや・・・あんた・・・もう20年前から決めとったんか・・・この人やと・・・この人が祀る事になっとったんか?」と聞いてみました。

 妻、「うなづいとってやわ・・・しかし・・・
怖いわ・・・この巳さん・・・怖い怖い・・・」と言います。

 この後、この地神様とはいろいろ話をしましたが、内容は帰って来る途中で大分市の方からの念が入って来て調子を壊したので忘れてしまいました。

 只一つ覚えているのは、この方が詐欺師の様な拝み屋に騙されそうになった時、男の人の奥深い、怖い声で、○○○と名前を呼ばれて飛び起きた事が有ると言われます。

 
この方が騙されそうになるのを叱ったのだと思います。

 この後、二つ目の釜で、この方の守護を祈願して、今回降りて来られた(ずっとこの家に居られましたが)巳神様に対して釜を焚きました。

 尚、この時点では、今回降りて来られた
神霊は巳の御姿を取って出ておられます

 釜は一つ目の釜よりは大きな音で鳴りましたが、極普通の音で鳴って、普通の長さで止んで行きました。

 私、「どやった?」。

 妻、
「釜が鳴ったら・・・何処やろ?・・・釜の辺から白いものがス〜ッと出て来て・・・○○さんの所へ行って、○○さんを巻いて?・・・少し持ち上げて・・・すくい上げた?・・・それで直ぐに下に置いたわ・・・」と言います。

 私、
「持ち上げて下に置いた・・・ってか?」

 妻、「そう」。



 私、「○○家の地神さん・・・あんた・・・もう一回顔を見せてくれるか?・・・蛇の顔ではなくあんたの本当の顔や・・・見せてくれるか・・・」と伝えました。

 妻、
「龍の様な・・・トカゲの様な・・・口に尖った・・・目の出っ張った・・・怖い顏してるわ・・・この巳さん・・・怖いわ・・・」と妻が言いました。

 私、「そや・・・
此奴・・・怖いねん・・・普通の巳さんとは全然違うんや・・・怖い・・・そいで、この巳さん・・・男や・・・男の巳さんや・・・余計に怖いねん・・・。ところで何回も同じ事を聞くが・・・あんた、○○さんのこれからの人生・・・守ってやってよ・・・年齢的にはまだまだこの先の人生が開けて行く・・・助けたってよ・・・頼むで・・・」と伝えました。

 妻、「うなづいてあったけど・・・
怖い顏やわ・・・」と言います。

 「そやねん・・
怖いねん・・・普通の巳さんとは違うんや・・・蛟・・・龍やな・・・」と妻と話をしました。

 何回も念を押して、「頼むで・・・頼むで・・・○○さんのこの先、守ってやってな・・」と頼みました。

 私、「ほな帰るわな・・・○○家の地神さん・・・また、用がある時は呼ぶから、その時は出てよ・・・」と伝えました。

 妻、「うなづいとってやわ」と言います。

 これで今回の○○家の地神様の勧請が終わりましたが、○○さんには、
「この巳さんは、普通の巳さんではないので、○○さんが安易な方に行き始めたら直ぐにお知らせが入ります。くれぐれも気をつけて祀ってください」とお伝えして帰って来ました。

 そして、祀り始めてから2週間程後、この方は自転車でアルバイトに行く途中、何故かひっくり返り、手の甲を打ったと言われます

 そしてアルバイトを辞めましたというメールが来ました。

 今回の祈祷時に、この方には、「そのアルバイトは辞めた方が良いですよ。神さんはその様な仕事は嫌がりますよ。また何か、○○家の地神様から知らせが入るかも知れません」という事はお伝えしていました。

 案の定、○○家の地神様がそのアルバイトを止めた様です。

 この方はその知らせを素直に聞き入れましたが、もしそれを無視していたらもう少しきついお知らせを送って来ていたかも知れません。

 そしてこの方は、空いた時間、近くの実家に帰って両親の手伝いをしながら充実した時間を過ごしていると言われます。

 ○○家の地神様にしては○○さんの為を思ってした事ですので感謝すべきだとも思います。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
鳴釜神事の実際と考察