神様をお祀りされている方に読んで欲しい事
先ずそれは、今、お祀りされている神様の出所がはっきり解り、正統な神様で、神様の方にしてもその力を発揮できる状態にある場合として書かせて頂きます。
そしてそれは、近年人間が作った団体や組織に属さない神様の場合として書かせて頂きます。
最初、何故、神様をお祀りしょうと思われたのかは千差万別で、各々いろんな考えで祀られたと思います。
そして圧倒的大多数の方が御自分の利益、欲望の達成の為の特殊なツールの一つとして神様を撰ばれたと思います。
「自分はそうではない」と言う方も居られるとは思いますが、その様な方でも結局は御自分の利益、欲望の達成に傾いて行かれるのは仕方がない、それは自然な流れだと思います。
神様をお祀りすると、確かに、かかる時間の長短の差は有りますが、お祀りされている方の祈願は叶う場合が多いです。
勿論、長い時間神様を祀っても中々御自分の考える祈願成就には達し得ない場合もあります。
御自分の祈願が叶うと、大概の方は一時期、一生懸命、神様に感謝して手を合わせます。
その一生懸命に手を合わせる期間は千差万別、個人によっても長短の差が有ります。
そして、御自分の祈願が叶うと、大概の方は綺麗な気持ちになって神様に感謝し、また御自分の周囲の人や物にまでも優しくなります。
そしてその後、大概の方は神様に感謝しつつ、周囲の者や物にはぞんざいになります。
そしてその後、大概の方は神様に感謝しているつもりでも、気持ちは神様の方には向かなくなります。
その反対に、神様の方に多大な理想や期待をかけ過ぎて御自分の程度?を見失っておられる方も在ります。
神様はず〜っと、ず〜っと祀る方を観ています。
黙〜って祀る方を観ています。
一体、本当はどの様な気持ちで私に(神に)手を合わせてくれているのかと観ています。
勿論、最初から、神様の希望でその神様を祀っている方にしても然りです。
神様も本当のところ、本音は、祀る者の心の奥深〜くまで、勝手な人間のコロコロ変わる心の中までは見通せない、見透かせない場合が多いです。
神様を祀って祈願が成就し良い状態の時も、神様を祀ってまだその成就に達していない時も、神様は祀る者の本音を試す場合があります。
いろんな試し方があります。
仕事を行き詰らせてみたり、商売を止めてみたり、その反対に、仕事や商売で有頂天にしてみたりして祀る者を試します。
此処で大概の方が御自分の本音を神様に見透かされます。
大概の方は神様を信じていると言いながらも信じていません。
祈願成就という形(成果)を確認して信じているだけで、祈願成就という形が無ければ神様を信じる方は少ないと思います。
私の様な、日々、家の地神様や他の神様と接している者でもそうですので、一般の方は仕方がない事です。
「全て神様に任せる」という事の難しさは並大抵な人生経験や修行でも無理のあるものだと思います。
神様も祀る者の本音を見透かした後、祀る者を見捨てる訳ではありません。
勿論、その段階で神様から見捨てられる方も居られますが、大概の方は優しく守って頂けます。
只、神様もこれと決めた方には普通の方よりも厳しく指導される事が有ります。
この会社(家)は伏見稲荷様と地神様をお祀りされており、その御蔭で今日が在ります。
いろんな場面で沢山助けて頂きました。
先祖祀り、神祀りなど、私達が行かせて頂いてする仕事はもう何もありません。
何か問題があればその都度行かせて頂いて対処させて頂きましたので、事業繁栄に関する仕事以外は何もありません。
何もありませんが、確かに、寄らせて頂く度にものすごく私達の体に堪えるものがある家(会社)ではあります。
今回、急遽行かせて頂いたのは、社長の身内の方からメールが有って、社長が急に大量の鼻血を何回も出し、病院で調べたが鼻の中は何処も傷ついてなく、原因不明で処理されたと言われます。
その様な事はよく経験していますので私の方の地神様に聞く事は考えていませんでしたが、このメールを頂く1日程前から妻の身体にも異変が起きている事に気がつきました。
出血です。
妻の場合、婦人科系統や泌尿器系等からの普通では考えられない場所からの出血がありました。
早速、地神様には頂いたメールの内容を伝えて聞いてみました。
「白いものがダラ〜ンとしてるわ・・・。人型やろか?・・・これが手や足としたら・・・もっと下の方まで伸びてる?・・・わ・・・」と妻が言いました。
首吊り自殺だという事は直ぐに分かりました。
この白い、ダラ〜ンとしたものに話しかけてみましたが全く反応は有りませんでした。
経験上、自殺や孤独死をされた方を霊視し、そのものから来る何とも言えない念とその自殺死や孤独死をされたその時のその方の状態が私や妻の方に入って来る事があります。
多分この自殺された方からは、社長や妻が出血した場所からその様な症状があったのでしょう。
直ぐに親戚の方に電話をして聞いてみましたが身内で自殺された方は誰も居ないと言われます。
明くる日の朝、再度、地神様に聞く前に、「地神さんの背中に三角形が二つ付いてるわ・・・」と妻が言いました。
今度は社長に電話をして話を聞いてみると、鼻血が出る少し前、痴呆が入った老人が家に入って来たので警察に通報して引き取りに来てもらったが事があると言われます。
狭い街ですので、この老人の家の事情も知っておられるらしく、要するに、ある宗教団体に宗旨変えをしてから、この家族は余り良い状態ではないという事です。
その様な話から、?年程前、社長が家で祀っている地神様や伏見稲荷様にお供えしたお酒を表に撒いていると、社長の遠縁にあたる方がそれを見て、何をしているのかと尋ねるので、家で祀っている神様の事を話すとその方は、「(泌尿器系等の病気で)入院、手術して・・・死ぬ様な目に遭った・・・あれは何時も使っている井戸を埋めたから・・・それが祟った・・・」という話をされて帰ったと言われます。
何でも、家の排水工事をしてから、その井戸に汚水が流れ込む様になって埋めたと言われたらしいです。
そして、この家族も上記した宗教団体に宗旨を変えておられます。
多分、病気になってからその井戸を埋めた事が病気の原因と考えて、その宗教団体のやり方で井戸の祓いをしたのでしょう。
そしてその後、この方の奥さんが丁度三年前(今年が三回忌)、悲惨な方法で首吊り自殺をされています。
そして首吊り自殺をされた奥さんは、ある時期、この社長の会社に勤めていた事がありました。
その日の午後1時ごろ、この会社で祀る地神様と伏見稲荷様をお呼びしましたが、地神様の御姿は全く出ず、伏見稲荷様夫婦の御姿だけが出て来ました。
「稲荷さんが二体・・・身体は見えないけど・・・その稲荷さんの後ろから白いものが前に向かって流れて出て来てるわ・・・」と妻が言いました。
この会社の伏見稲荷様にもその訳を聞きましたが何も言いませんし、殆ど反応は有りませんでした。
そうこうしていると、「あ・・・ボ〜ッと人の形が出て来たわ・・・」と妻が言いました。
大体の流れは理解しましたが、何故、遠い親戚の事までこの家が対処しなければいけないのかという事に疑問を感じました。
その日の夕方、6時25分頃、我が家の地神に一日の挨拶をして今日は終わりにしょうと思いお呼びすると、「地神さんが赤黒い色になって・・・その前にもっと赤黒い巳さんが出て・・・地神さんと向き合ってるわ・・・」と妻が言います。
大体解っていた筋書きがこれではっきりしました。
この社長の遠い親戚はある宗教団体に宗旨を変えてしまい、その後、この一族は離婚やトラブルが続出して、跡取も居ない状況にあります。
そして、何の断りも無く井戸を埋めた事により、その土地(井戸)に居た水神の怒りにふれ大病をしたが、其処でしっかりとした謝罪をせず、この宗教団体のやり方でその怒りを押さえ込んでしまった事により、余計に複雑になってしまい、この家の奥さんが首吊り自殺をする様な事になったのだと観ました。
私の方の地神様の背中に二つの三角形が乗った形、この会社の伏見稲荷様が見せてくれた、白いもの(巳)(水)が流れ出た形、私の方の地神様の体の色が赤黒く変わり、その前にさらに赤黒い巳が出て来た形、そして前後しますが、宗旨を変えた家の痴呆の老人が迷い込んで来た事、宗旨を変えた遠い親戚の方が、丁度社長がお酒を撒いていた時に通りかかって話した内容とタイミング、そしてその方の奥さんが首つり自殺をした事など、全て、何かに仕組まれた、何かが仕組んだ流れの様にも取れます。
そして、何がこの流れを仕組んだのか、この時点で解る事はこの会社で祀る伏見稲荷様と地神様がこの流れを仕組んだとしか私には思えませんでした。
例え、遠い親戚であっても、これだけ神様や仏様を祀り込んでおられる家ですので、おせっかいな様ですが、神様はやるだろうな・・・と思いました。
この会社の社長や関係者は直ぐに来てくださいと言われますが、果たして、其処まですべきなのか、其処まで私達が出しゃばってやる事なのかと悩みましたが、私の方の地神様に聞くと、「行け」と言います。
その後、この様な形のものを見せて、それ以後、何を聞いても地神様の全く反応が無くなりました。
さあ、それからが大変でした。
今まで数え切れない程の自殺霊と対峙して来ましたが、こんなひどい症状が入って来るは珍しい程のものでした。
この自殺された方の家族に向けられた○○の念と、宗旨変えされたもので祀られた不安定な念が余計にそうさせているのだと取りました。
祈祷に向かう道中、妻は、「脚がしびれて動かへん・・・」と言い、途中のサービスエリアでもトイレに行くのが大変な状態でした。
ホテルに着いて、そのホテルのベッドが固すぎるという理由もありますが、何故か私は今夜は一晩中起きていようと思いました。
夜中の2時前、妻が突然起きて、「殺人・・・殺人と出てるわ・・・、これ自殺と違うわ・・・殺されてるわ・・・」と言いました。
私は、「そんなものだろうな・・・」とは思っていました。
今まで自殺として処理された事になっているが、これは「殺されたな」と観る例をいくつか経験して来ています。
今回もそれと同じ様な、普通の自殺霊から来るものとは違うものを感じていました。
それと、この家が宗旨変えをした宗教団体から来る、私達を拒否する念も相当なきつさで感じていました。
そして、この祈祷の段取りにしても、関係のない他所の自殺霊をどの様な形で成仏させるのか、まさか、この家の仏壇を借りて対処する訳にもいかず、大変悩みました。
結局、この自殺された仏様も、その家の井戸(土地)に関係する巳神様(水神)も、この家の仏壇とは正反対の方向(庭)を向き、縁側に釜を置いて対処させて頂きました。
結果は、当然、何も感じないし、何も見えて来たものはありませんでした。
当然、地神様も「これで良い」と言うし、私も「これで良い」と思いました。
他所の事情ですので、これ以上の事をする必要もないし、これ以上の事も出来ません。
この後、この家(会社)の伏見稲荷様と地神様を御呼びすると、直ぐにその御姿が出ました。
声に出さず、
私、「○○家の伏見稲荷さん、地神さん・・・あんたらがこの祈祷を仕組んだんか?」と聞くと、どちらもうなづきました。
私、「○○家の地神さん・・・あんたが自殺した仏さんを成仏させたかったんやな?」と聞くと、うなづきました。
私、「それと・・・○○家の地神さん・・・あんたがあの家の巳さんを何とかしたかったんやな?」と聞くと、うなづきました。
私、「○○家の稲荷さん・・・地神さん・・・これも全て、この○○(社長)さんの為か?。社長は良い事をしたという事か?」と聞くと、どちらもがうなづきました。
声に出して、この家の伏見稲荷様と地神様に御礼を伝え、この会社の商売繁盛を祈願して二つ目の釜を焚く事を伝えました。
声に出さず、
私、「○○家の伏見稲荷さん・・・地神さん・・・○○さん(社長)はようやっとるな・・・頑張ってるな・・・○○さん(社長)の心構え・・・今のままで良いな・・・今のやり方、心構えで進んで行ったら良いな?・・・守ってやってよ」とお伝えしました。
私、「どや?。ええ返事したやろ・・・どちらも・・・」と妻に聞いてみました。
妻、「何も言うてないけど・・・」と言います。
私、「○○家の稲荷さん・・・地神さん・・・何や?・・・あかんのか?・・・○○さん(社長著)・・・今の考えではあかんのか?」と聞いてみました。
聞いてみましたが・・・全く返事は有りませんでした。
当然、声に出さずに話をしたのですから、この家の方も妻のその意味が解りません。
「そうか・・・どうしようかな・・・」と思いながら(悩みながら)、日頃の御礼と会社の繁栄を祈願する表白を読み、釜を焚きました。
釜は普通の音で鳴りました。
私、「どうやった?。釜から何か・・・見えたか?」と聞いてみました。
妻、「いや、何にも、全く何にも・・・普通なら何か見えて来るけど・・・何にも見えなかったわ・・・不思議な程何にも無いわ・・・」と言いました。
「あ・・・皆さん聞いておられるのに・・・あ・・・どう説明したらええんや?・・・」と悩みましたが、
妻、「何にも綺麗なものは見えなかったけど・・・釜の上にポッポッポッと横線が上に続いて出て来るのは見えた」と言います。
「それを早よ言わんかい」と思いました。
「良かった・・・」と思いました。
この釜の上に出た横線の意味は、「お前(社長)が努力して頑張って行けば、一つ一つ、一段一段上に上がって行ける。自分の力で会社を切り拓いて行け。これまでの数年はお前を守る、助けるだけが(神の)仕事だったが、これからはお前が(社長)が動いて会社を切り盛りして行け。それを神(伏見稲荷様・地神様)は守る」という意味に取ります。
確かに、神様を祀り始めるとある時期までは守りに徹してくれるが、ある期間が過ぎると、ポッとこの様な流れを作る場合もあります。
しかしこの流れは、その方が祀る神様がその方とその先を期待するので(期待出来るので)、その様な流れを作るのであって、神様を祀る方、誰もがこの様な事を経験するわけでもありません。
神様のお試しは付き物ですが、それはその方の神様に向ける気持ちの程度によってお試の質も程度も変わっていくと思います。
この会社の社長の場合、神様から大変気に入られて期待をかけられた方なのでしょう。
この後、この家の仏壇を拝ませて頂きましたが、この段階になって初めて妻の口(喉から)から言葉が普通に出る様になりました。
妻には自殺した仏様の霊が強く作用していて、何時もならこの家に着くと妻の方に寄って来られる方が妻の何時もと違う様子におののいて遠くから見ておられたくらいの状態でした。
話は前後しますが、妻がホテルで夜中に、「殺人やわ・・・自殺と違うわ・・・」と言った件ですが、その事もこの家の稲荷様に聞いていました。
私、「稲荷さん・・・この自殺した人・・・これ、殺されたんか?」と聞いたらうなづきました。
当然、今回の件は警察が入って自殺と断定していますが、何かそれとは違うものが有ると思います。
自殺の現場を一番先に発見した方、自殺する直前に何が有ったのか等、これはその家の方しか分りませんが、この家の稲荷様も「殺人」と言われますので、公の理由以外に何かあるのかも知れません。
多分、稲荷様が言われる「殺人」という意味は、自殺された方とこの家の方との直前に起った何かがこの奥さんを衝動的に自殺に追いやったという意味でないかと観ています。
それは言葉の暴力かも知れません。
兎に角、この自殺霊はものすごくきつい恨みを持った念を私達に入れて来ました。
しかし、もう世間では決着が着いているし、私達はこの領域の仕事しか出来ませんので、この自殺霊を成仏させて頂く事でもう忘れる事にしました。
しかし、この社長は良い事をされたと思います。
再度、この家の伏見稲荷様と地神様に聞いてみました。
私、「○○家の稲荷さん・・・地神さん・・・○○さん(社長)・・・其処までせなあかんかったんか?。遠い親戚の・・・こんな事まで正さなあかんかったんか?・・・関係ないやろ?・・・まあ、しかし、これは○○さんに取っては良い事をしてあった・・・この領域の徳を積んであった・・・この徳は将来、絶対に○○さんに廻り帰って来る・・・○○さんを助ける・・・と取って宜しいですね?」と聞いてみました。
妻、「家の地神さんも・・・此処の稲荷さんと地神さんも・・・皆、うなづいとってやわ」と言います。
私、「○○家の稲荷さん・・・地神さん・・・○○さんも会社も大丈夫やな?」と聞いてみました。
妻、「家の地神さんも・・・此処の稲荷さんも地神さんもうなづいてるわ・・・」と言います。
今回の○○家での祈祷の件ですが、先ず、余程一生懸命に神様を祀っておられる所しかこの様な事まで神様は祀る方(ほう)に要求しません。
普通に神様をお祀りしている方には、神様もこの様な難しいお題は出して来ませんので心配要りません。
しかし、神様を一生懸命にお祀りされている方には、何時、どの様なお試しが来るかも分かりませんし、その時に取るその方の振舞い次第で、神様もその方を観て行く事になるのは事実としてあります。そして時にはその方の元から去って行かれる事もあるのは経験として私は見て来ています。