妻の身体から水が出る
こんな段階まで極めるつもりはなかったんです。
世間から観れば、一つ違えばペテン師の様にも取られ兼ねないこの仕事を、こんなに一生懸命にするつもりはなかったんです。
しかしその様なお役と決まっているのであれば、パーマ屋をしながら、昔、何処の町内にでも一人か二人居られた、困っておられる方に簡単なアドバイスをして、そんな程度の人助けが出来る人生になれば良いと思っていました。
妻にしても、まさかこの様な人生を歩むとは思っていなかったと思います。
思えば、6〜7年程前から、妻が、「変やわ・・・。おしっこの出る場所と違う場所からおしっこが出てるみたいやわ・・・」と言ってた事がありました。
「変な事を言うな・・・」と、その時は思いました。
又、ある時は、「おかしいわ・・・。今、腰の辺からス〜ッと何かが流れたわ・・・あれ、ズボンが濡れてるわ・・・」と言った時もありました。
又、ある時は、「おかしいわ・・・。布団がびしょびしょに濡れてるわ・・・パジャマは濡れてないけど・・・」と言って起きて来た時もありました。
又、ある時は、祈祷の途中、その家のトイレに行った妻が余りにも時間が長かった時がありました。そして戻って来て、「トイレが終わって足元を見たら沢山の水が床中に広がって、それをトイレットペーパーで拭いていて時間がかかってしまったわ・・・私のおしっこと違うよ・・・水やったわ・・・」と、そんな事もありました。
その後、身体のいろんな場所からその様な現象が起きる頻度が高くなって来ました。
身体だけではなく、妻の身体の周辺でも、その様な現象が起こる事が往々にしてあります。
(数年前、妻が腕を骨折した時に入院した病院(池を埋めたてた)で、妻の枕元が水で濡れてしまっています)
そして考えてみれば、妻にその様な現象が起きる前後に、それが起因すると思われる相談がある、あった、妻がその場所に居る、居た、という事に気がつきました。
この領域(の現象)、神も含め、私はその根元は水だと思っています。
神も含め、この領域の元に問題が有る無しに、何か、その領域からのお知らせが入ると、妻に方にその反応が出るのだ思います。
そしてそれは、圧倒的にこの領域に問題がある場合、それも重大な問題が隠れている場合、この様な知らせが妻の方に入って来るのだと思います。
この領域をお役として頑張っておられる方にしても、この現象をどうとらえるかは意見が分かれると思います。
つい先日、地神様にその日一日の御礼を言おうとお呼びすると、「地神さんの前に・・・釣り針の様なものに吊り下げられた巳さんが・・・ダラ〜ンと垂れて出てるわ・・・それを地神さんが見てるわ・・・吊り下げられた巳さんの色は・・・白やけど・・・灰色に近いわ・・・」と妻が言いました。
「厳しいな・・・、また、誰か・・・言うて来られるやろ・・・」と思いました。
上記した霊視を「某月、某日、(523)」に登載させて頂いた直後、ある方から、「至急・ご相談」と題したメールが入って来ました。
絶対その場所と決めた土地の購入の相談でしたが、不動産会社と契約をする期日が二日後だと言われます。
占いから観るこの夫婦の勢いは、誰が何と言おうと契約に突き進むのが分かります。
契約まで後二日程しかないと言われますので、連絡を頂いた明くる日に電話をして来て頂きました。
その電話が来る当日の午前10時半頃、この土地の事を地神様に聞いてみました。
「・・・丸い・・・白い輪が二つ・・・蛍光灯の様な輪で・・・これ、朝から出ていたわ・・・」と妻が言います。
私にしても、夜中から頭が痛くなって、首から肩にかけて突っ張る様な感覚がひどく、一瞬フワ〜ッと体の力が抜ける感じが頻繁にして、朝起きてから鎮痛剤を飲みましたが、全く効かない状態でした。
一応、地神様には土地の障りは何かと聞いたのですが、その土地から来る、絶対消除しなければいけない障りの様なものは私や妻の方にも入って来ませんでした。
只、重く、辛く、悲しい感じが強くして、余り気分の良くない状態でした。
この霊視の途中、妻は2〜3分席を外したのですが、戻って来てから、「水が着く様な所に行かないのに、冷たいと思ったらパジャマが濡れてたわ・・・」と言います。
「やはり、大分ひどい念が作用しているな」と思いました。
その後、電話をして来て頂いて、「連絡を頂く前に、釣り針の様なものに吊り下げられた蛇の話、そしてこの蛇は邪ではなく神霊の蛇という事、二つの丸い輪は神霊の蛇の夫婦という事、多分、契約する土地ではなく、何か他の理由でこの様なものが出て来た可能性がある事、そして、この吊り下げられた蛇がどの様な理由でこの形を取って出て来たかは分かりませんが、出来たら、その土地に家を建てる前に、その土地でこの神霊の蛇に対して何らかの納得が行く事をした方が良いという話をして、そうすればこの神霊の蛇は貴女の家の守り神になるという事」をお伝えしました。
そうするとこの方は、「関係ないかも知れませんが、主人のお祖父さんが家の中で普通ではない亡くなり方をされたらしいと聞いた事があります」と言われます。
この方の主人は長男で、弟さんが居られるが、その弟さんの子供は女の子ばかりだと言われます。
そしてこの方には生まれたばかりの息子さんが一人居られると言われます。
それを聞いて、大体の事が解った様な気がしました。
今回、この方は土地の購入の事で連絡されて来られましたが、神霊の世界から観れば、この様な展開になる様に仕組まれていた(なっていた)のだと思われます。
この方はお嫁さんですので御主人の実家の事情が全て分かる訳ではありませんし、御主人の方にしても都合の悪い事が有れば話されないと思いますので、「一度御主人と相談されたらどうでしょうか」とお伝えして電話を切りました。
この電話の後昼食を取ったのですが私と妻は強烈な眠気に襲われストンと寝てしまいました。
二時間程寝かされていたと思いますが、目が覚めてもまだ相当な眠気が残っていました。
この様な事から、今回の相談は根底に仏さんが関係しているのが分かります。
その日の夜、この方から再度電話が有りましたが、横に居た妻が、「胸が苦しい苦しい・・・」と言い出しました。
そしてこの方は御自分の実家にこの事を相談された様ですが、やはり実家では余り良い反応が無かったと言われます。
もしこの家で今回の蛇を祀った場合、生まれたばかりの子供が一生祀り続けるのは可哀そうだとい理由だったそうです。
まあ、確かに、取り方によっては可哀そうだとは思いますが、私が考える下記の様な事情では、この家に取っては守り神が出来て、家が繁栄して行くと思うのですが・・・。
「蛇が釣り針の様なものに吊り下げられた様な状態で出て来た・・・要するに、首吊り自殺の状態で出て来た・・・もっと詳しく言えば、御主人の方の先祖の誰かが神霊がかった蛇を殺した・・・そしてその蛇を殺した人は後に首吊り自殺をしています・・・首吊り自殺をさせられた・・・その自殺霊の成仏出来ない念が私や妻の身体に作用して来た・・・それが今回、家の跡取りの御主人が土地を購入する段階になって私達と相談の縁が出来た・・・当然、私の中に入っている神霊は巳ですので、この神霊の蛇を助けたい・・・仏様も成仏させたい・・・という様な流れになっていたのだと思われます」。
私はこの方に言いました、「ホームページにも書いていますが、正統なこの領域の者が10人寄れば10人それぞれが違う事を言います。それは何も間違いではなく、当然の事なのです。誰かが嘘を言っているというのではなく、皆、それぞれ付くものが違いますので、それぞれの霊視があって当然なのです。私達だけに聞かないで、他のこの領域の方にも聞いて判断してください。それが賢明な選択です。」とお伝えしました。
只、この領域の者が自分が出した判断に従ってどの様な行動をとるのかによって、後で成否の結果が異なる事になります。
また、この様な事もお伝えしました。
「この領域に頼られる時、誰か家族や親戚の中にこの領域を信用されない方が居られて反対されている場合、もうこの領域に頼らない方が宜しいです」とお伝えしました。
一応、中途半端な段階でこの相談はこれで終わったのですが、この方にはまだお伝えしていない事なども沢山あります。
それとこの領域の方から観たら、「妻の身体から水が出る」という現象をどの様に取られるのか、これは一種の霊障でもあるし、お知らせでもあるし、妻も含めて、神も含めて、対象となるこの領域の正邪も含めて、広い意味の「治癒」の現象の一つではないかと思っています。
しかし、この領域を真っ当に生きておられる方ならよくお解りと思いますが、仕事の割には報われない、評価の低い、相手の勝手な判断によっては、一つ違えばぼろかすに言われ兼ねない仕事だと思います。
しかし頑張ろう。