ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外59(サカキの枯れについて)
 まあ、神道における榊の定義は置いといて・・・家に祀る神棚の榊がよう枯れるとか・・・向かってどっちの榊がよう枯れるとかは・・・私もよう聞く。

 私の家の地神さんは外祀りやから・・・屋根のない状態の所に置いとるから・・・外のいろんな条件に左右されるから・・・どっちが早く枯れるとかは全く解らんし・・・そんなもん、全く気にした事は無いな・・・。

 間違ってるんやろか・・・私の考えが・・・。

 確かに・・・家の中に神さんを祀ってる方に取ってはその状態がよく分るので、気にされるかも知れんな・・・。

 その榊にしても・・・花屋さんの冷蔵庫に入ってたものを買って来た榊と・・・山でとって来た榊とでは、全く持ちが違うからな・・・。

 山でとって来た榊なんか・・・冬場では3か月くらいは持つからな・・・花屋さんが怒ってしまうくらい持つからな・・・。

 花屋さんで買って来た榊は、花屋さんでの保管の仕方で違いが出るからな・・・。

 例えば、買ったその日に冷蔵庫から出したばかりの榊と・・・売れ残りの榊を買って帰った場合は・・・そら、持ちは違うやろな・・・。

 家の中でも、榊を祀る場所にもよると思うがな・・・。

 まあ・・・しかし・・・私もホームページによく書いてるが・・・私が関わらせて頂いた所に祀る神霊の榊も・・・そんな事が有るというのは事実として認めるな・・・。

 そして・・・私の場合・・・其処で祀る神霊に聞いたら・・・、「祓った」、「守った」・・・という答えが返って来るな・・・。

 ずっと枯れている家もあるな・・・其処の神霊が、ずっと・・・、「祓ってる」、「守ってる」・・・という事やろな・・・。

 確かに、其処の神霊を観てみると・・・疲れとってやな・・・。

 榊で祓っておられるんやろな・・・守っておられるんやろな・・・。

 それも・・・一晩で榊の葉っぱが全て落ちたとか・・・2〜3日で枯れるとか・・・いろいろなケースがあるな・・・。

 まあ・・・しかし・・・、ネットで見ると、向かって右側の榊には〜が宿り・・・向かって左側には〜が宿って・・・右側に宿る神霊は〜に対して働き・・・左側に宿る神霊は〜に対して働きと・・・同じ事ばかり書いてあるが、そんな簡単に決められるものではないと思うがな・・・。

 右側の榊に宿る神さん出して・・・、左側に宿る神さん出して・・・聞いてみた人が居るんならしょうがないが・・・そんなもんではないと思うがな・・・。

 まあ・・・勿論、その方が一生懸命に祀る神さんがどれだけの神さんと通じているのかという事にもよるが・・・まあ、それは神さんを祀る方によっても違うやろから・・・決めてしまうのも間違いかも知れんな・・・。

 つい先日、以前からよく行かせて頂いてる会社が在るが・・・その会社の直ぐ隣にある会社が火事になって・・・会社の電話線が焼けて電話は不通になったが・・・どうにか動力線が無事だったので不幸中の幸いでしたと連絡を頂いたな・・・。



 其処の社長・・・家に帰って伏見稲荷様の神棚を見ると・・・「つい先日新しい榊と代えたのですが、その榊が焼けている様な感じで枯れています。稲荷様が会社を火事から守ってくれたのでしょうか?」、という連絡が有ったな・・・。



 守ったな・・・と思ったな・・・。

 動力線が焼けてたら・・・この会社の在庫が全て駄目になるとこやったな・・・。

 此処の伏見稲荷さん・・・守ったな・・・と思ったな・・・。

 日頃から、一生懸命に手を合わせておられるから守ってくれたんやろな・・・。

 余分やが・・・ちょっと前、祈祷に寄らせて頂いた時・・・此処の見稲荷さんの夫婦の真ん中に・・・薄い緑がかった細長く大きな菱形が出たな・・・。

 これは・・・、「一生懸命に頑張って・・・この先の事はわしらに任せ・・・心配は要らん」、という意味やな・・・。

 この場面を私はよく覚えてるが・・・嫁さんは忘れてしまっているので・・・今さら・・・忘れたものを描いてくれとは言われんのやな・・・。

 
 まあ、このホームページを読んで頂いてる方で、ご自分が祀る神霊の榊が枯れた時・・・そして、今のご自分の周りに悪い変化が無い場合・・・冷静に・・・何やかやと思って見て・・・「あ・・・神さんが守ってくれたな・・・」・・・と思われたら・・・「有難う御座いました」・・・と、お礼を言うたら・・・・・・神さんも喜んでやと思うな・・・。

 しかし・・・それも・・・冷静に考えなあかん。

 
 

 










 
鳴釜神事の実際と考察