ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外55(鋭い巳さんが降りて来た)
 今回の祈祷(H30年5月)でやっと正規の形に落ち着いた・・・。

 しかし・・・鋭い巳さんが降りて来たもんだ・・・。

 此処の主人・・・手・・・抜けんな・・・。

 まあ、普通にしっかり祀っていたら何も難しい事ではないが・・・きつい巳さんやで・・・どうする?。

 「某月、某日、(368)(416)(422)」にも登載させて頂いとこやが・・・やっとこの形に落ち着いたな・・・。

 主人がステージ4の癌で・・・余命を宣告されていたが・・・丁度入院中に奥さんが相談に来てあったんやな・・・去年(H29年)の9月に・・・。

 話を聞いて直ぐに・・・、「あっ、断ろ」、と思ったんやな・・・。

 地神さんは・・・「行け」・・・言うたんやな・・・。

 「地神さん・・・「行け」言うたって・・・医者から余命を宣告されてるんやで・・・それでも行けと言うんか?」、と声に出さすに聞いたら・・・、「行け」・・・言うたんやな・・・あの時・・・奥さんの前で・・・。

 「ええかいな・・・そんな無責任な事・・・出来んで・・・何ぼなんでも・・・」、と思ったな・・・。

 ・・・こんなもんが出たんやな・・・。



 ポツンポツンと切れてる線の下に黒いものが広がっていたんやな・・・。

 此奴に話しかけてたら・・・黒いものの真ん中辺に赤い塊が出て来て・・・それがパッと左右に広がったんやな・・・。

 祈祷の直前に観たら・・・こんなものが出て来たんやな・・・。



 これ・・・沢山の・・・いろんな考えを持った巳が集まって一つの形を形成して・・・この家に作用してるんやな・・・。

 この場面を観て・・・20時間程後に行う祈祷の段取りをいろいろ考えてしまったな・・・。

 普通の祈祷の様に此奴を消除して良いもんか・・・主人は入院中やし・・・考えてしまったな・・・。

 こんなもん・・・悪い方の力で何でもするからな・・・。

 まあ・・・祈祷時に此奴を出してみて・・・グジャグジャ言うて・・・その結果、此奴がどんな反応をして・・・どっちに転ぶのか?・・・いろんなケースの表白を考えなあかんな・・・と思ったな・・・。

 そうこうしてると・・・「黒いものを・・・何か?・・・熊手?・・・フォーク?・・・みたいなものが刺して?・・・押さえているわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「あっ、大きな力が居るな・・・」、と思ったな・・・。

 鳥の足やな・・・巳やな・・・家の周囲を小高い山に囲まれた環境から観たら・・・龍とも取れるな・・・。

 「貴方はこの地域を掌る龍神様ですか?」、と尋ねてたら・・・、「その斜め上に・・・白く・・・金色に光るものが出てるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「あっ、羽根やな・・・龍に近い巳さんやな・・・」、と思ったな・・・。

 「まあ・・・こんな大きな力をもったものが作用している・・・守っている訳やから・・・お呼びしてみたら出て来られるやろ・・・。まあ・・・その時は話をして・・・何とかこの神霊の力を借りて良い方向に落ち着く様に頼んでみよう・・・」、と思ったな・・・。

 祈祷の当日・・・先ず、先祖供養(先祖供養の詳細は書きません)をさせてもらったが・・・お経の途中で何回も聞いたな・・・声を出さずに・・・、「地神さん・・・ほんまにええんか?、こんな事して。医者はややこしい事言うてるらしいのにほんまにええんか?。主人の病気・・・大丈夫か?」、と何回も聞いてみたけど・・・、「大丈夫や」、と地神さんは言うたな・・・何回も聞いてみたが。

 「そうか・・・大丈夫か・・・」・・・と思ったな・・・。

 その後、この沢山集まって一つの形になってる巳さんに対して釜を焚く訳やが・・・そして呼び出してみたが・・・やっぱり・・・黒い線が出たな・・・それだけしか出んかったな・・・。

 他には何も出んかったな・・・。

 地神さん・・・何〜にも言わん様になったな・・・。

 此奴の対処についてやが・・・、「地神さん・・・此奴、消すんか?」、と聞いても・・・何も言わんかったな・・・。

 困ってしまった事を覚えてるな・・・。

 終いに・・・、「地神さん・・・もう任すわ。解らん。もう任せます・・・此奴の対処」、と言うと・・・うなづいたな・・・。

 目の前には黒い線だけが出てる訳やが・・・、一つ目の釜が鳴り終わって・・・「どや?。消えたか?、此奴ら」と聞いてみたら・・・、「消えてない・・・まだ出てる・・・そのまま・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「消えてないとはどういう事やねん?」、と思ったな・・・。

 「地神さん・・・此奴ら・・・どないするんや?」、と聞いても・・・何も言わんかったな・・・地神さん・・・、勿論、声に出さずに聞いた訳やが・・・。

 そうこうしていると・・・、「黒い線が沢山の三角形がつながった形になったわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。



 「どうせい・・・ちゅんや?・・・」、と思ったな・・・。

 地神さん・・・その後も・・・何にも言わんかったな・・・。

 どうやら地神さん・・・此奴らの処遇?は私に任せたらしいな・・・というのは感じたな・・・。

 地神さんには・・・、「此奴らと話をしたいので、声に出さずに喋る内容を此奴らに伝えてください」、と言って此奴らにいろいろ質問したりしたが・・・全く反応は無かったな・・・。

 反応が全く無いし・・・地神さんも何も言わないので・・・、「地神さん・・・二つ目の釜で此奴らを消しましょか?」、と聞いたら・・・「あかん」と言ったな・・・。

 正直・・・困ったな・・・。

 しかしよう考えてみたら・・・こんなもん、一つ目の釜で消すつもりなら直ぐに消せたが・・・あえて残したと観たな・・・。

 よう考えてみたら・・・この沢山の念が集まって一つの巳の形になった存在・・・そら、箸にも棒にもかからん輩も居るやろし・・・中にはちょっとましなものも居るやろし・・・中には神さんらしきものも居るやろし・・・、それと、この家の方には今回の祈祷(H30年5月)の直前まで言わなかったが・・・この家は本来の宗旨以外に・・・主人のお母さんが祀っているものが在るんやな・・・その中に一杯入ってるものも在って・・・それもこの中に入っているんやな・・・主人のお母さんの念も三角形やねんな・・・良い三角形なら良いが・・・違うんやな・・・そういう事で、うかつに消してしまわれへんのや・・・。

 地神さんも、そんな事情があって・・・あえて残したんやろ思うな・・・。

 そういう事なら、一回観たろ・・・試したろ・・・此奴らを・・・と思ったな・・・。

 主人のこの領域から観る病気の障りは此奴らやが・・・一回此奴らを試したろ・・・と思ったな・・・。

 この家の奥さんが主人の病気が治る様に一生懸命に手を合わせる姿を見せて・・・此奴らが遠に無くした神さんの心を取り戻すのかどうか・・・試したろ・・・と思ったな・・・。

 その時、この家の方(主人は入院中で奥さんだけ)には此奴らの出所については何も説明せずに・・・この巳を・・・この家の地神様として祀ってください・・・正式にではなく、ブロックの上にお酒と卵を置いて簡単な形で祀ってくださいとお伝えしたな・・・。

 一応、この形で祀って・・・後は此奴らの出方を見てみようと思ったな・・・。

 祈祷後・・・途端に仕事(自営業)が入って来たと言われたな・・・。

 主人の病気の経過も良好ですと言われるな・・・。

 定期的に、主人の病状、仕事の状態を知らせて下さいとお伝えしておいたが・・・順調だと言われるな・・・。

 この祈祷から約9か月経って・・・さあ・・・ぼつぼつ正式に祀っても良いかな・・・と思って、この家の方に連絡して・・・この家の方も承諾されて・・・巳神様のお姿、お鏡を注文した途端・・・主人が悲観的な事を言い始めて・・・お酒を飲む様になって・・・原因不明の腹痛で救急病院に運ばれたな・・・。

 奥さんも胃やお腹が痛くなって、全身の関節に痛みが出て・・・子供もややこしくなったらしいな・・・。

 「あ・・・やっぱり、此奴ら元の本性を出して来たな・・・。こっちが知らんふりして・・・酒や卵を置いて静かに手を合わせてる間は黙っとったが・・・再度、私らが其処へ行って・・・此奴らを見極めて・・・それから正式に祀るかどうか判断される事に・・・どうやら正体を見破られる事に危機感を持ったな・・・。しかし、全く反省してないやないか・・・此奴らは・・・」、と思ったな・・・。

 「あ・・・此奴ら、もう消そ」、と思ったな・・・。

 「早い方が良い。此奴らに時間を与えたら何でもする・・・悪い事は何でもする・・・早よ、消そ」、と思って直ぐに祈祷の日にちを決めて行かせてもらったな・・・。

 祈祷の当日、この家に着いて・・・、「昨日は大変やったでしょう?」、と聞いたら・・・、「昨夜は胃や胸が痛かったですが、朝になったら治りました」、と言われるな・・・。

 そやねん・・・此奴ら・・・胃に来るねん・・・。

 お腹を攻撃するのが此奴らの得意技で・・・それでご主人もやられたんやな・・・。

 先ず、仏壇の前で御先祖様の供養をさせてもらって・・・お経が終わって・・・大分前に亡くなった此処の主人のお父さんに声に出さずに聞いてみたな・・・。

 「お父さん・・・息子さんがややこし病気になってるが、あんたの奥さんは違うものを祀って・・・あんたも心配やろが・・・兎に角、息子さんが元気になる様に守ってやってな・・・」、と伝えたな・・・。

 「巻物?・・・言うても、白い紙をクルッと巻いただけの、真ん中に銀色の線がクルッとその紙を巻いてるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。



 まあまあまあ・・・ちょっと解らんが・・・良い方のお知らせと取ったな・・・。

 地神さんが良い顏してるので・・・そうなんやろ・・・と取ったな・・・。

 さあ、一つ目の釜でこの輩とちょっと話をして・・・此奴らを怒って・・・その後、此奴らを消す楽しみも有って・・・いろんな考え持った沢山の巳が集まって一つになった奴を呼び出してみたが・・・全く姿を現さんかったな・・・。

 「地神さん・・・此奴ら・・・逃げたんか?」、と聞いたら・・・地神さん・・・うなづいたな・・・。

 「あ・・・あ、やりそうな事や」、と思ったな・・・。

 「逃げられると思とるんか?」、とも思ったな・・・。

 地神さん・・・、「もう釜を焚け」、と言うたな・・・。

 「まあ・・・地神さん・・・一応、仮祀りの場所に酒でも置きましょうか?」、と聞いたら・・・、「そんもん要らん」、と言うたな・・・地神さん。

 「早よ、焚け」、と言うたな・・・地神さん。

 「大分頭に来とるな・・・地神さんも・・・」、と思ったな・・・。

 そら、此奴らの中に在るであろう・・・ちょっとでも在るであろう・・・ちょっとでも残っているであろう、神霊の心を信じて・・・此奴らに8か月間の猶予を与えていたのは地神さんやからな・・・怒っても当たり前や。

 釜を焚く直前、「今、目の前には家(私の方の)の地神さんだけやな?。何も出てないな?」、と嫁さんに聞いたら、「何も見えないわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 釜は普通に鳴ったな・・・。

 「どや?」、と嫁さんに聞いたら・・・、「釜が鳴ったら、チョンチョンチョンとしたものが沢山縦に出て・・・チョンチョンチョンと上に消えて行ったわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「その・・・チョンチョンチョン・・・としたものは、三角形やな?」、と聞いたら・・・、「そう、三角形」、と嫁さんが言ったな・・・。



 「消えたか・・・難儀な奴らやな・・・」、と思ったな・・・。

 「それでや・・・今、目の前には何か出てるか?・・・」、と聞いたら・・・、「何も出てない・・・地神さんだけ」、と嫁さんが言ったな・・・。

 ちょっと・・・ガクッと来たな・・・。

 祈祷の前日やが・・・、「地神さん・・・今回の祈祷の展開は解ってます。輩を消した後、去年の9月に鳥の形を取って出て来た水神様をこの家の地神様として・・・出来たら輩を消した一回目の釜の後で呼んで欲しいが・・・どうやろ?」、と地神さんに頼んでいたんやな・・・。

 しかし・・・「アカンか・・・出てないか・・・そんな、こっちが思とる様には行かんわな・・・」、と思ったな・・・。

 私の計画?では、一回目の釜が終わって、二回目の釜の前にこの家に来られる地神様が出て・・・、その地神様といろんな話をして・・・その後、改めて地神様の勧請の表白を読んで・・・この家の主人の病気平癒、事業繁栄の祈願をして・・・二つ目の釜に入る予定やったが・・・まあ・・・そんな訳には行かんわな・・・。

 反省したな・・・。

 もし・・・去年の9月に鳥の形を取って出て来られた水神様を、この家の地神様として迎える事が出来たら・・・この家のこの先は、先ず大丈夫だと勝手に思っていたが・・・な・・・。

 二つ目の釜は、新たにこの家に来られる地神様の勧請と、この家の主人の病気平癒、商売繁盛を祈願して釜を焚いたな・・・。

 釜は力強く、長い時間鳴ったな・・・。

 所々に強いアクセントがついた鳴り方やったな・・・。

 「あ・・・、今・・・降りて来られたな」、と言うのが解る鳴り方やったな・・・。

 釜が鳴り終わって・・・、「どやった?」、と聞いたら・・・、「先ず、場面?の・・・ある場所?に金色の部分が出て・・・それが場面一面に広がって・・・それだけ」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「今日○○家に来られた地神様・・・どうかお姿をお見せください」、とお伝えしたな・・・。

 「あ・・・金色の中から出て来てあったわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「二体やな?」。

 「二体・・・居ってやわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「どんな巳さんや?」。

 「???・・・何か・・・二体が向き合って・・・何か?・・・力強く・・・クネクネではないわ・・・力強く縦に小刻み?に動いてるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「あ・・・きついのが来たな・・・」、と思ったな・・・。

 「何か?・・・目が金色で・・・鋭い目やわ・・・どちらも・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。



 「あ・・・やっぱり・・・ひょっとしたら、私が思っていた通りに展開して行ってるな・・・」、と思ったな・・・。

 「地神さん、今来られた地神さん・・・去年の9月に黒いもの(蛇)を鳥の足の形を取って押さえつけてた神霊ですか?」、と尋ねたら・・・うなづいたな・・・地神さん。

 「あ・・・やっぱり」、と思ったな・・・。

 「地神さんが優しそうな目で見てるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 この後、この地神様にはいろんな事を尋ねたな・・・。

 「この会社・・・大丈夫ですか・」、と尋ねた時もうなづかれたな・・・。

 そして、声に出さず、

 「此処の主人の病気・・・大丈夫ですか?」、と尋ねたら・・・「大丈夫」、と答えられたな・・・。

 この質問は4〜5回したが・・・全て・・・「大丈夫」、と言われるな・・・。

 此処の主人の病気・・・治してやってください・・・と頼んだ時も・・・「大丈夫」と返事してあったな・・・。

 私の方の地神様も・・・「大丈夫」と言われるな・・・。

 只・・・、「この地神さん・・・鋭い目で・・・家の(私の方の)地神さんとは全く違うわ・・・。表情も緩めないわ・・・。きつい顏やわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「家(私の方の)の地神さんは優しそうな顔で見てるわ・・・今日来た地神さんを・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「あ・・・この地神さん・・・手・・・抜けんな・・・」、と思ったな・・・。

 「今日はしんどいから・・・今日は気分が乗らんからお祀りは止めとこか・・・は許さん神霊やろな・・・」、と思ったな・・・。

 大概・・・、良くて普通・・・、まあ・・・まだまだ力を付けていない巳さんが降りて来るが・・・この家は特別やろな・・・。

 「そら・・・「後何か月・・・」、と医者から言われた主人やから・・・これ位のきつさを持った神さんが降りて来んと・・・ややこしかったんやろな・・・それだけの力の有る神霊の助けが要るんやろな・・・」、と思ったな・・・。

 「この神さん・・・全く表情を崩さないわ・・・。普通・・・少しくらいは表情が変わったりするけど、全く変わらないわ・・・鋭い目・・・顔やわ・・・どちらもが」、と嫁さんが言ったな・・・。

 この後、今日来られた地神様には、この家の方が祈祷日までに作られていたお社の場所の是非を聞くと、「良し」と言われたな・・・。

 巳神は稲荷神とは反対に・・・余程の理由が無い限り、場所は何処でも良いと言われる事が多いな・・・。

 只、巳神は・・・ド〜ンと正面を向けて人目に着く様な所よりは、少し控えめな場所を好んでやな・・・。

 しかし、今日降りて来られた地神さん・・・こちらから、「有難う御座いました。もうお姿を隠してください」、と伝えるまで、ずっと姿が出ていたな・・・。

 大概の神霊は・・・時間が経つとお姿が消えるが、この神霊はずっと出ておられたな・・・。

 それだけの力の有る神霊と観るな・・・。

 まあ・・・この神霊(地神様)に任せて生きて行かれたら良いと思う。

 私は・・・何処の神霊に対しても直ぐに、「あんたら」、という言葉で話しかけるが・・・此処だけは、「貴方(あなた)」・・・という言葉で話をしたな・・・。

 それだけの雰囲気を持った神霊(地神様)やったな・・・。

 まあ、この先、大丈夫でしょ。

 この地神さんが一家を守って行くでしょう。



 (後日、ローソクは下の段に置く様にお伝えました)


 *追記

 上記した内容を登載した後に思い出したな・・・。

 「二つ目の釜の時・・・釜は全く見えなかったわ・・・」、と嫁さんが言っていたな・・・。

 何やろ???・・・。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 



 

 

 

 

 

 
 












鳴釜神事の実際と考察
*末尾に追記あり