ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外54(伏見稲荷さんもつらいよ・・@)
企業の規模としてはそれなりに順調に行ってたはずやが・・・この頃、急に業績が落ちて来て・・・と連絡があったがな・・・。
この頃言うても・・・4〜5か月程前の話しやがな・・・。
「変やな?・・・この前祈祷をした時は何も言われなかったがな・・・此処の稲荷さん・・・」、と思ってこの会社の伏見稲荷さんと地神さんを呼んでみたけど・・・姿が出んかったな・・・。
「何か変わった事をしたり・・・、しょうもない神社?に行って手を合わせたりしましたか?」、と聞いたが・・・何処にも行ってないと言われるな・・・。
「そんな事ないやろ・・・」、といろいろ聞いていると・・・、趣味で○○をしているが、其処の経営者が・・・巷でよう見る・・・客を取るために喫茶店で占いをやってる様・・・それも霊感占いと付けたら余計に客が来るので・・・まあ、其処はよう当るという評判で人が出いるしているらしく・・・この方も其処で写真を撮ると沢山のオーブが写っていたり・・・気分が悪くなったりして・・・確かに異様に感じたが、この方はそんなものに興味が無いので、純粋に其処で趣味を楽しんでいたらしいが・・・それも何年間もな・・・。
経営者のおばちゃんはええ人らしい・・・まあ・・・大体はそんな相場やな。
聞いてみたんやな・・・○○さんとこに何が作用してるのかを・・・。
何の形とかではなく・・・縦線の途中できゅっと牙の様な三角形が前に突き出て・・・その線は下に続いているんやな・・・。
まあ・・・よう出る形やな。
○○さんには・・・○○家の伏見稲荷さんと地神さんに・・・「汚いものを家に入れてしまいすみませんでした。もうその場所には行きませんので許してくださいと謝って・・・また以前の様に仕事を入れてください、と頼んだら大丈夫やで・・・」と伝えたがな・・・。
それから4か月程して、今回・・・大体一年に一回程行かせて頂いてる祈祷の時期が来て・・・釜焚きに来てくださいと言われるのでこの会社の伏見稲荷さんと地神さんを呼んでみると・・・ちゃんと出てあったな・・・。
安心して出てあったんやろな・・・此処の稲荷さんと地神さん。
「○○家の伏見稲荷さん、地神さん・・・まだ其処に居るんやろ・・・汚いのが?」、と聞いたらうなづいてあったな・・・。
「「早よ来て祓ってくれ」、と言われてるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。
「あんたら嫌やったやろ・・・直ぐ行くからもうちょっと我慢しといて・・・」、と伝えたら、稲荷さんと地神さん・・・うなづいたな・・・。
その後直ぐに祈祷に行ったら、「2か月程前から沢山仕事を入れてもらっています・・・有り難いです」、と社長が言われるな・・・・。
「あ・・・此処の神さんはええ神さんやな・・・」、と思ったな・・・。
まあ・・・いつもの様に御先祖様の供養をさせてもらったが・・・、「誰も出て来てないわ・・・。場面は綺麗〜やわ・・・」、と嫁さんが言ったので・・・、「そら当然や」、と思ったな・・・。
この家の方がこれだけ神経質に御先祖様の事を気にかけておられるのに・・・、「そら当然や」、と思ったな・・・。
しかしや・・・この会社に入って来てる「邪」・・・此奴の為だけに一つ目の釜を焚かなアカンのか・・・と思ったら腹が立って来たな・・・。
いや・・・しかし・・・地神さんが、「それだけに焚け」、と言われる位やから・・・それだけのものを持ってる奴やろな・・・と思ったな・・・。
「ちょっと出て来んかい・・・」、と言うたら・・・素直に出て来たが・・・例の形で出て来たな・・・。
「ほんまの形になってみ・・・」、と何回も言うたが・・・全く効き目が無かったな・・・。
大概・・・これだけ言うと・・・本来の姿を見せるもんやが・・・まあ・・・それだけのもん?なんやろな・・・。
しかし・・・此奴・・・、「お前な・・・私らはあんたと喧嘩をしに来たんと違うんやで・・・それだけは誤解せんといてな。あのな・・・此処は伏見稲荷さんと地神さんが居ってやねん。あんたの居る場所は無いねん・・・分るか?。それでや・・・あんたに此処から出て行って欲しねん。あんたが嫌やと言うても出て行って欲しいねん。あんたを・・・釜で・・・あんたの元の場所に送り返すからな・・・釜で消す訳やないねん・・・分るか?」、と伝えたら・・・、「「帰る」・・・言うてるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。
「案外素直な奴やな・・・」、と思ったな・・・。
やっぱりちょっと気になるので・・・「あんた・・・姿出してみ」、と言ったら・・・、「潮干狩りで使う様な熊手が出て来て、地面?・・・をかいてるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。
「あ・・・これでその店にお客さんを連れて来るんやな・・・かき込んで来るんやな・・・」、と思ったな・・・。
まあ・・・釜を焚いたら・・・釜が鳴る前に姿が消えてたな・・・。
此奴にしても・・・「もう此処に居れんわ・・・」と思ったんやろな・・・。
この輩が消えた段階で、この家の伏見稲荷さんと地神さんを呼んだら・・・直ぐに出て来てあったな・・・。
「伏見稲荷さんも地神さんも普通にしとってやわ・・・機嫌が悪そうではないわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。
「○○家の伏見稲荷さん、地神さん・・・すんませんな・・・汚いものが入って・・・迷惑やったやろ?・・・すんません」、と伝えたら・・・、「稲荷さんが前に手?を出して・・・「いやいや」と手を横に動かしてるわ・・・こんなの見るの・・・初めてやわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。
「ほんまかいな・・・神さんがそんな動作するか?・・・」、と思ったな・・・。
「しかし、優しい神さんらやな・・・」、と思ったな・・・。
何べんも、「すんません・・・」、と伝えて・・・今までのお詫びと・・・お礼と・・・商売繁盛の表白を読んで釜を焚いたな・・・。
釜は勢い良く大きな音で鳴ったな・・・一回目の釜とは訳が違うわな・・・と思ったな・・・。
まあ・・・釜を焚く前に・・・声に出さずに・・・、「地神さん(私の方の)・・・、○○家の稲荷さん、地神さん・・・、釜が鳴ったら○○自動車工業のこの先・・・商売繁盛・・・綺麗な・・・良いもので見せてください・・・この家は皆さん、優しい方ばかりや・・・まあ、社長の奥さんはこの領域を信じない方らしいが・・・それは許してやってください」、と聞いたら・・・、「みんなこっちを向いてうなづいてあったわ・・・何を聞いたん?」、と嫁さんが言ったが・・・、「これでこの会社のこの先は大丈夫やな・・・」、と確信したな・・・。
釜が鳴り終わってから・・・、「どや?」、と聞いたら・・・、「私の方の地神さんから光の光線?の様なものがこの家の地神さんに走って・・・この家の地神さんからこの家の稲荷さんにその光が行ったわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。
「お・・・初めてやな・・・こんな形・・・」、と思ったな・・・。
まあ・・・この家の方には説明させて頂いたが・・・まあ・・・説明せんでも解る形やな・・・。
この先・・・一年間は大丈夫やろ。
しかし・・・その家で祀る神霊は・・・祀る方の人間性がよう出るな・・・。
・・・と言うより・・・祀る方の人間そのものやな・・・。
優しいとこには優しい神霊が居ってやな・・・。
そうでないとこは?・・・そうでない神霊?が居ってやな・・・。
しかし・・・極偶に・・・優しい神霊が居られるのに・・・祀る方(人間)に問題があるとこがあるな・・・。
間違っても・・・祀る方の人間に問題が無いのに・・・そうでない神霊が居る時もあるが・・・それは神霊ではないものが殆どやな・・・。
しかし・・・此処の伏見稲荷さんも地神さんもよう辛抱してあった。
綺麗になるまでつらかったと思う。
しかし、有り難いもんや。
・