鳴釜神事の実際と考察 20
兎に角、窮地を脱出する為の祈祷を行いました。
電話が有りました。兎に角今の状態から脱出したいと言われます。丁寧な喋り方をする人です。
最初の借金が10億、莫大な借金を返して一時は3000万に減りましたが、最近の不景気で6000万に増えてしまったとの事です。
全くお金に縁の無い私ですので、正直分かりません。
何回も相談の電話やメールを寄こされますが、私には分かりませんのでお断りをしていました。
この方は病も抱えています。10年間程寝たきり状態でしたと言われます。
病気と聞くと、やはり私の心が動きます。
この方は、私の年代の者なら誰でも知っているフォーク歌手数人(K..H Y.T
I.Y I.S)(今でも全ての方が活躍しています) と、30数年前、既存のレコード会社に属さないで、自分達でレコード会社をを立ち上げた人です。
後に時代はバブル期に入り、お金はどんどん入って来るし、銀行はお金を借りてくれと頼みにに来る、周囲には大判振舞いし、車はドイツの高級車の中の、一番値段の高いものを乗り回し、競走馬を二十数頭所有していたと言われます。
先ずこの方の事を、何時もの様に、此方の巳神と、伏見稲荷、白狐様に聞いてみました。
私、「高橋の地神様、〜さんの事をお聞きしたいと思います。経済的な事も含んでいますので、白狐様をお呼びしてください」、と言って「稲荷大神秘文」を上げました。
妻、「おかしい、来てないよ、違うわ、何時もと全く違うわ」、と言います。
私は此方の巳神に、白狐様をお呼びしてくださいと頼み込みました。
妻、「あ、来てあったけど、おかしい、変やわ」、「白狐さん、遠い所に居て、沢山のお供の稲荷さんを連れて来ていて、自分の足元を前足でかきながらその稲荷さんに、行きたい者は行け、と言ってるわ」、「お供の神さんは、皆お尻を此方に向けてるし」、「こんなの初めて」、と言います。
妻、「白狐さん、早く帰りたいみたい」、「あ、帰ってしもた(帰ってしまった)」、と言います。
妻、「残っている稲荷さんの一つが、こっちを向いて、あかんべーをしている」、「ほんまやろか、こんなん見た事無いわ」、と言います。
私、「稲荷さん、こっちに来てみ、僕の前に来てみ」、と言いましたが、妻が、「稲荷さん、手を前に出して嫌がってる」、と言います。
何か、訳が分かりません。
私は此方の巳神に、〜さんの事を聞いてみました。
妻、「地神さん、全くやる気が無いみたい」、と言います。
余分ですが、ある時から(急に小さい巳神の姿を見るようになってから)、此方の地神様は、どう言って良いのか、優しいお母さんの様になってしまい、以前の様な、怖いほどの迫力が少なくなって来た様に思います。
私、「地神様、何故白狐さんは帰ってしまわれたのですか」、「どうなっているのですか、地神様も何時もとは違うし」、と尋ねましたが、反応は有りません。
私、「地神様、本当に教えてください。今までこの人は何をして来たのですか。何か悪い事、神様から観て、白狐様があんなに嫌がる何かをしたのですか」、と聞きますが、全く反応が有りません。無いというか、聞く耳が無いようです。
それでもやっと頼み込んで、巳神はこの様なものを見せてくれました。
上の絵は、この男性の障りです。
下の絵は、この男性のお金の事です。
気になりましたので、あくる日、もう一度この男性の事を聞いてみましたが、白狐様はいくら呼んでも、全く姿を見せません。もうこうなると駄目です。私達には何も出来ません。
それでも気になりましたので、家に帰っても聞いてみました。
私、「地神様、何故〜さんは駄目なのですか。もう手遅れですか。助けてあげたいのですが」、と聞きました。
妻、「地神さん、何回も頭を横に振り、あかん、行くな、関わるな」、と言っていると言います。
この時点までに、何回もこの男性から助けて欲しい旨をお聞きしていたのですが、こうなると断るしか有りません。
神様が動かなければ、私達は何も分からないし、何も出来ません。
無責任に、出来ないものを出来る、とは言われません。
最初の相談を受けてから2ヶ月近くなっています。
私はへそ曲がりな所が有りまして、行くな、と言われれば、やはり行きたいな、という気持ちにもなるし、後の為にも、何故神様が、特に白狐様がこんなに嫌がるのか、余計に知りたくなって来ました。
ある日、他の人の相談事の答えを得るために白狐様をお呼びしました。本命の用が終わった後に、、ついでにこの男性の事を聞いた事が有ります。
何故なら、最初からこの男性の名前をあげると、先ず白狐様が来られないのが分かっていたからです。
白狐様は、「私を呼んだ時はここに来るが、ついでにあれもこれもと聞くのは止め」、と言われます。
結局は、何も教えてはもらえませでした。
妻も最初はこの男性の所に行く事に、余り賛成しませんでした。
久しぶりに休みが取れましたので、何時もよりは遅い時間に神様をお祀りしていました。
私は巳神に、「〜さんが気になるので行かせて欲しい。私から観て悪い人とは思えないし、もしこの人が何か魂胆が有って私に接して来ても、私の方で失うものは何も無い、行かせて欲しい」、と頼んでいますと、妻が起きて来て、午前5時頃から、白、銀、金色の龍神様が出て来て、今も目を開けている状態でも見える、と言います。
この三体の龍神様は、「お前(妻)は何も考えないで、この者(私)に従って付いて行け、この者(私)はもう・・・を起こしている」、と言っていると言います。
妻が言った・・の事(私はこの様な言葉に、さほど重きを置いてはいませんし、他人(ひと)が聞いてもおもしろくはありませんので書きません))は別として、直この場に白狐様をお呼びして、もう一度この男性の事を聞こうと決心しました。
此方の稲荷を通じてお呼びしますが、「稲荷大神秘文」を上げ始めると直にお姿を見せました。
今この場面は、右に白狐様、真中の上部に三体の龍神様、 左に此方の巳神様、その巳神様の尻尾の辺りに小さな巳神が姿を見せています。
私は白狐様に、「今の所私の実力では、この人の事は詳しくは分かりません。この人と縁を持っても何も得るものは無いかも知れないが、私の失うものも何も無い。この人は病を患っています。この人に祈祷料は一切請求しませんので、この人の所に行かせて欲しい」、「白狐様(稲荷神として)から観て、この人が許し難い行いをして生きて来たかも知れないが、この人はもう地獄を経験して来た、助けられるのなら助けてあげたい」、と頼みました。
白狐様は、静かに、自分の前に三つのものを並べました。
その三つのものの意味を尋ねましたが、何も言いません。
もう一度、その三つのものの意味を尋ねると、白く輝く人の手が、両手で何かを包み持つ様に現れました。
その手の中のものを、もう少し大きく見える様に頼むと、霊視している妻が、「御守り」、と言います。
白狐様に、この御守りは伏見稲荷の御守りですかときくと、「違う」、と言われます。
この御守りは「龍神」で、それがこの男性を助けると取りますが、と聞くと、頭を下に下げました。
私に、「行って良し」、という意味に取ります。
やっと許してもらえましたが、この三つの、塩を積んで山の様にしたものの、個々の意味が分かりません。
白狐様が御帰りになる時、前と同じ様に厳しい表情で、「何時も、いろんな事を沢山聞くが、一つの事だけにしてくれ」、と言われます。
この男性と祈祷の日にちを決めましたが、この時点まで到達するのに、2ヶ月以上かかっています。
祈祷の当日、この方の家に向かう車中でも、特に強いものは体に入って来ません。
駅で待ち合わせ、この方の車で家に向かう途中、此方の巳神を出し、再度この方の障りを聞いてみました。
妻、「二本の線が出て来て、それが重なったり、交わったりしている」、と言います。(上記、図)
家に着き、直に祈祷の準備を始めます。
仏壇に手を合わせますが、私の体には何も入って来ません。
当然です。
この家の仏壇は空です。
只の箱です。
御本尊様にも、お位牌にもお正念は入っていません。
この家と同じ様な事は、良く有ります。
この家は宗旨変えをしています。
この方のお母さんが亡くなった時に、息子であるこの方が、違う宗旨に変えています。
N宗からS宗に変えています。
先ず、この家の御先祖様、この家の宗旨の御本尊様に詫びを入れ、謝意の言葉を述べ、降臨を願います。
大げさな開眼供養の必要は有りません。
祀る方が誠意を示せば、正しい念は入って行きます。
それで良いし、それが良いんです。
この家の宗旨のお経を上げます。
長年に渡り、不条理な扱いを受けた御先祖様です。
なかなか御霊の降臨が感じられません。
やっと私の体にお知らせを送って来ました。
胃癌で亡くなった男の方です。
この方のお父さんです。
私の胃に、痛みが出ています。
お父さんに詫びの言葉を述べます。
直に痛みは無くなりました。
これからは、一生懸命にお祀りさせていただく事を約束しました。
これだけで良いのです。
許してくれます。
お父さんですから。
尚、私達の祈祷は最初から終りまで、此処でこの言葉を言い、此処でどうこうするという、決められたものは有りません。神様や神様から見せられたものと話しながら、又依頼者の方と話し、又それが本筋から離れたものになって、どんどん違う方向に発展してしまう事は良く有る事です。
その点を考慮に入れて読んでいただければ、と思います。
この時点では、この方のお父さんの御霊しか降りて来ません。
線香の護摩に入ります。
経験から、人間の御霊に関しては、そしてこの宗旨の家は、大概この護摩で納得のいく結果が出ます。
五大明王様を御呼びし、今回の護摩の表白、願文を述べ、この家の宗旨の御本尊様、御先祖様に侘びを入れます。
線香に火をつけ、其処へ次から次へと線香を投げ入れて行きます。
霊視している妻(妻は私が祈祷をしている間、殆んどは目を閉じています。何故なら、祈祷をしながら私が祈祷の進み具合や進行の度合を聞きますので)が、「線香の燃える炎の真中が黄色で、その外が赤で、一番外側が白い光で輝いている」、と言います。
妻、「何か、ぼーと寝ているものが見えて来た」、と言います。
私、「男か女か」、と聞きますが、「分からない」、と言います。
私はこの男性に、お母さんは何の病気で亡くなりましたかと聞きますと、飛び降り自殺です、と言われます。
私、「横たわっている貴女は、この方のお母さんですか」、と尋ねましたが、妻は、「何も言わない」、と言います。
私はこの横たわっている方が、この方のお母さんという確信が有りましたので、この方に言いました。
私、「貴女は〜さんやね。辛かったやろ。痛かったやろ。あんたが亡くなって直に宗旨も変えられてしまって、行き場が無いなー。なー、辛かったやろ。ごめんな。許したってな。何も分からんでやった事やからな。許したってな。苦しかったやろ。今から楽にしたるからな。痛みも取れるからな。楽になるで」、と言い、五體加持(ごたいかじ)を唱え、観音経を上げました。
妻、「あ、立ったわ、この人、立ったわ」、と言います。
この男性は、お母さんが亡くなってから直に病気になり、10年間寝たきりだった、と言われます。
妻、「男の子が出て来たわ」、「見てるわ、線香が燃えてるのを見てるわ」、と言います。
私、「どんな子や。何時の時代の子や。髪形はどんなんや」、と聞きました。
妻、「今の子、今の男の子、普通の子」、と言います。
日の目を見なかった、この男性の子供です。
私、「僕、聞こえるか。聞こえるんやったら、手を上げてみ」、と聞くと、妻が、「手を上げたわ」、と言います。
妻、「この子、何も怒ってないし、何も不足は無いみたい」、と言います。
私、「大概はそうや、水子は何も気にせんでもいいんや」、「僕、あのな、これからは御菓子とか子供が好きな物を供えるから、あんたな、お父さんを守ってやってよ、分かったか、分かったなら手を上げてみ」、と言いました。
妻、「上げたわ」。
私、「僕、偉いな。頼むで」。
これでこの方の病気の障りは全て無くなったという様な、単純なものでは有りません。
線香の護摩では、経験上、この位が限界と思えます。
次に鳴釜の準備に入ります。
言い遅れましたが、私はこの家の仏壇に向かい、私の前、右側に釜を置き、左側に線香護摩のボールを置いています。
この鳴釜で成就させる事は、この方の病気平癒、金運成就です。
鳴釜の準備を終え、先ず此方の巳神に、この方の病気の障りを聞きました。
妻、「黒い●が出てるわ」。
私、「地神様、その黒いものをもっと大きくして、私の前に持って来てください」、と頼みました。
妻、「●の中に菱形が在るわ」、「それが動いて三角形になったりしてる」、と手で格好をします。
私、「小さい神さん、あんた、あの菱形の中に入り。入って中のものを出して来て、此処まで持っておいで」、と言いました。
妻、「行ってるわ、今日は素直やわ」。
私、「今日は偉いな、賢いな」。
妻、「まっすぐなものをくわえて出て来たわ」、「目の前に持って行ったよ」。
妻、「まっすぐなものが縦になって、その周りに、何かが巻きついているわ。動いてる」、と言います。
私、「やっぱり」。
私、「白狐様、この前に見せて頂いた、この方の障りをもう一度見せてください」、と頼みました。
妻、「もう、出てるよ」、「前と同じで、前に三つの山みたいなものを出してる」、言います。
私、「白狐様、私はアホですので、そのものが何を意味するのか分かりません。分かり易く出してください」、と頼みました。
妻、「山の前に、何か、形が出てる」。
私、「もう少し大きく見せてください」。
私、「白狐様、白狐様から向かって右端は、何ですか」、と尋ねました。
妻、「何か、山の前に出て来た」、「ぐるぐる巻いた中に線が折れている様な・・・・、何やろ」、「あれ、他の山の前にも出て来た・・・・・何やろ」。
妻、「見んな、形が変わったりしてるけど・・・・・何やろ」。
私はこの方に、今まで住んだ所で、持ち家の所は有りましたか、と聞きますと、10億の借金をしてマンションを建てたました、と言われます。
私、「白狐様、白狐様から見て右端のものは、以前この男性が10億をかけて建設したマンションの所に縁の有る巳神と見ます」、と尋ねると、「そうだ」、と前足を動かしました。
この男性の建てたマンションの地に、その地の巳神(神様の蛇)が居たが、何の儀式も無し(地鎮祭をされたかどうかは聞いておりませんが、もし地鎮祭をされたとしても、此方の意思が、この地の巳神には届かなかったと観ます)に、何の断りも無しに、この地にマンションを建てた。その障りと観ます。
上記した事に対し、この男性が誠心誠意、詫びれば、病気は快方に向かうと確信します。
次はお金の事です。
お金儲けの事です
お金儲けは、即ち仕事の充実です。
しかし小金ではこの方の場合、余り意味が有りません。
やはりまとまったお金が必要になります。
生業の成就は、やはり伏見稲荷です。
稲荷様の力をお借りしないと、無理です。不可能です。
私、「白狐様、有難うございます」、「商売、事業の繁栄は、絶対に伏見様の力が必要です」、「〜さんは心を入れ替えて、もう一度頑張りたいと言っています。その言葉は嘘とは思えません。どうか今一度この〜さんに機会を与えてやってください。この〜さんの言葉に嘘が有るなら、白狐様、切ってもらって結構です」、と言いました。
妻、「う、白狐さんが変わった」。
私、「変わったって、どういう意味や」。
妻、「首に赤いものを巻いた、白い狐さんが来てるんやけど」。
私、「白い狐さんって、白狐さんは何処や」。
妻、「分からへん」。
私、「分からへんって、そんな無責任な」。
私、「分かった」、「白狐様、お姿をお見せください」。
妻、「あれ、出て来た」。
私、「白狐様、有難うございます。分かってくれて、有難うございます。信じてくれて有難うございます」、と言いました。
私、「白狐様、首に赤いものを巻いた稲荷様は、白狐様が〜さんを助ける為に選んでくれた稲荷様ですね」、と尋ねますと、白狐様は下を向きました。
私は神霊に対処する場合、妻やその場にいる人に聞こえる様にする場合と、言葉に出して言わずに対処する場合が往々にして有ります。
私は少し前に言葉に出さず、「白狐様、〜さんには、正式に勧請された稲荷様をお祀りする様に伝えます。どうか〜さんを助けてやってください。〜さんが稲荷様を祀らないと言うのなら、もう助ける必要は有りません」、と伝えていました。
私はこの男性に、「黙っていたけど、私は白狐様に、貴方に正式に勧請された伏見稲荷様を祀らせます。祀らせますので助けてやってください。お金と縁を持たせてやってくださいと頼んでいました」、と伝えました。
この男性は、「祀らせていただきます」、と答えられました。
白狐様は、この男性がこの様な答えを出す事を分かっていたのです。
私、「赤いものを首に巻いた稲荷さん、あんたが〜さんを守ってくれるんやね、頼みますよ」、「あんたから観て、〜さんがあんたの思っている事と違う事をしかけたら、切ってもらって良い。一生懸命に頑張っていたら助けてあげてな、頼むで」、と言いました。
釜に火を入れます。
湯が沸騰し始めます。
白狐様、此方の巳神、小さい巳神、首に赤いものを巻いた伏見稲荷様が、一生懸命に釜を見ています。
蒸篭に米を入れます。
釜は大きな音を上げて鳴り出しました。
釜の上(仏壇の前)に、合わせた手(仏壇から見て)が出て来ました。
大きな音です。
釜は長い間鳴っていました。
白狐様、首に赤いものを巻いた稲荷様の前で、後日この男性が伏見稲荷大社に行き、勧請を受ける時は、宜しくお願いしますと頼み、「稲荷大神秘文」で伏見へお送りする前に白狐様に聞いてみました。
私、「白狐様、〜さんがこの稲荷さんを一生懸命にお祀りすれば、お金の事はどうなりますか、教えてください」、と聞きました。
妻、「白い玉が出てるよ」。
私、「有難うございます。白い玉が良いのです。有難うございます」。
これで大丈夫でしょう。
後で妻が言います、「釜の前に手が出て来た瞬間、手に持っている数珠が、大きな力で下に引かれて、数珠が揺れていた」。
白狐様が、最初何故この方をこんなに嫌がったのかは、この方がお金というものを軽んじた、これに尽きます。
しかしこの男性の良い所、ある意味尊敬する所は、10億もの借金が有っても、自己破産せずに、此処まで頑張って来た所に有ります。
この男性はもう一旗上げます。
しかしそれは、稲荷様の考え一つに有ります。
いろいろと試した結果、稲荷様が納得した後の事です。
全く余談ですが、新幹線で姫路に帰って来て、駐車場から車を出す時に、自動ゲートの所にベンツが止まり、左ハンドルの為か、中から中年の男性がゆっくり降りてお金を投入口に入れています。
高価(たか)そうな車です。
小柄で、少し腹が出ています。高価(たか)そうな服を着ています。
それにしても急ぎません、ゆっくりと此方を見ています。堂々としています。
ひがみかも(ひがみです)知れませんが、此方の14年選手の日産セレナを見ています。
私はこの車で全国を周ります。
私は思いました。
このセレナのエンジンは、100キロ位からが醍醐味で、座席の下のエンジンが唸ります。
天王山(高槻と京都の間)トンネルを110キロで走ると、トンネルと共鳴(?)して、新しい車をお乗りの方には経験出来ないような満足感が有ります。
ある意味、ベンツではこの車には太刀打ち出来ません。
私は妻に言いました、「あの人、いつまでベンツに乗るんやろ」。
妻、「そんなん、どうでも良いやん」。
私、「そういう意味で言うたんやないんやけど」
もう一つ余談ですが、さすがに私も達観したのか、この様な事を巳神に聞かなくなりましたが、やはり気になって聞いた事が有ります。
私、「地神様、私のこの先のお金の事を見せてください」。
妻、「三本の線が出て、切れて、下に続いて、それが切れて、続いている・・・・・何?」。
私、「それは、家族三人(息子が一人います)、力を合わせて頑張って、頑張っていても駄目な時は駄目だが、又三人で頑張って、それなりに続いて行ける、という意味や」。
妻、「ずっと三人やったら、子供は結婚もしないという意味?」、「それとこれ、下に落ちて行ってるやん」。
私、「そう取るか・・・・・・・・・?」、「シビアやなー」。
(少し長くなりそうです。最後まで読んでください。)