龍の形(これも龍)@
 いろんな媒体から仕入れた知識により、「龍神」とは何かという概念が出来上がっておられる方に取っては、私が今から書いて行く内容は一笑に付されると思います

 約10年近く前、ある期間の間、私達夫婦は、「神龍」といわれる存在と縁が出来、その時に教えて頂いたり見せて頂いた資料が手元にあります

 今回登載させて頂く、
「龍の形」についても、それに関するものを沢山見せて頂き妻が絵に描いています

 「
「龍神」は、どの様なものに宿りますか。「龍神」は、どの様な姿、形を取って、この私達が住んでいる世界に居られますか」、という様な質問をした事が有ります。

 
人(生まれる前の魂の形)(赤ちゃん)、菩薩、、動物、魚(水中生物、動物)・・・等、沢山の形を見せて頂きました

 今回の祈祷の依頼内容ですが、諸々の経緯は省き、長年住んでいる借家を買い取り、其処に家を建てる事の是非からこの様な展開になりました。

 瀬戸内海の海岸沿いを走る国道250号線を岡山方向に走り、赤穂市の先にある港町を過ぎて直ぐに、かろうじて2トントラック一台が通れる程の幅の赤穂線の線路の下を抜けると、直ぐに急斜面になり、目の前には溜池の土手が迫り、アスファルトを流しただけの細い山道がくねって上に続いています。

 直ぐ両側には山が迫り、幅60〜70メートルもない小さな谷を不規則な形に埋め立てて家が建っています。

 200〜300メートル上に続く谷の天辺にも池が在ったらしいのですが、今は埋め立てられて家が数軒建っています。

 要するに、大手の建設会社が谷を大開発して一帯を平らに埋め立てたのではなく、その都度、客の注文に応じて小さな業者が整地して家を建てたのが分かります。

 狭いV字の谷の斜面や底に家が建っています。

 そして上からは不規則な形で小川が流れて下の溜池に続いています。

 私達が行った日は台風の影響で、山の彼方此方から「ゴー」と水が道路に流れ出て来ている状態でした。

 確かに、私達にしてもこの仕事でいろんな場所に行かせて頂き、普通の方よりはいろんな場所を見て来たつもりですが、この場所は、この領域の不都合な条件が整い過ぎている事を、事前に私達の体に入って来るお知らの強さから覚悟をして来させて頂きました。

 「某月、某日、(354)(355)」にも登載させて頂きましたが、「邪」から発するそれではなく、もっと大きなものの作用が、私や、主に妻の体に作用が入って来ているのが解ります。

 これは祈祷が終わった後に妻からはっきりと聞いたのですが、祈祷の二日前の夜中、妻の寝ている(妻は不眠症で、その時は起きていました)布団の上に重いものが覆いかぶさって来て、何故か悲しくて悲しくて涙が出て止まらなかったと言います。

 
 白い頭の様なものも見えたが、それが何かは解らなかったとも言います。

 
 白いものからは沢山のもの(足?。手?)が出ていた様に見えたとも言います。



 祈祷の前夜、妻は寝ようとしませんでした。
 
 「またあんなものが乗って来たらどうしよう・・・」、と言って寝ようとしませんでした。

 祈祷日の朝、目が覚めて、「あっ、話つけたな・・・相手と話つけたな・・・地神さん」、と思いました。

 妻にしても普通の顔をしていますので、「その存在と話をつけたな・・・」、と思いました。

 祈祷の6日前に出たものですが、「これと話がついたな・・・」、と思いました。



 祈祷の子細ですが、今回の題に則するものだけを書くつもりでした。しかしこの領域の方なら良くお解りだと思いますが、やはり祈祷を行っていく過程で、私が呼んでもいないものが出る事が往々にしてあります。

 祈祷の段取りとしては、先ず、この家の御先祖様の供養を行います。

 その後、線香護摩でも御先祖様の供養を行います。

 その後鳴釜の神事をもって、
山、池、川に居られる(神留坐す)この地域一体の御神霊様に、何の断りもなく(それ相当な神事はされたと思いますが、それが通じてない様に思いますので)この地を触った(池を埋め、谷を埋め、その上に人間が住んだ事)事の侘びを入れます

 二つ目の釜で、この地域一帯の御神霊様に、この地で家を建てて住む事の許しを願います。そして、この家族が何事も無く良い方向に行く事の祈願をします。(余分ですが、この様にしてその地の神霊の許可を取りつけておけば、その後神主さんに頼んでの地鎮祭の必要もなく、何もせず、人間の都合に合わせて好きな時に工事に入ったら良いのです)

 この家から見て丁度直ぐ真ん前、方角的に南側に溜池があります。

 その池の方角に向かって釜を焚きます。

 祈祷の準備をしながら、「地神さん・・・、話、つけてくれたんやな?」、と聞くと、「うなづいとってやわ・・・」、と妻が言います。

 話はつけたと地神さんは言いますが、相当な重さで私の体に作用してくるものがあります。

 「こんなもん・・・数え切れん程して来て、慣れとるはずやがな・・・」、と自分に言い聞かせながら先祖供養に入ったのですが、喉が渇いて渇いてどうしようもありません。

 お経のトーンも何時もより高いのが分かります。

 私、「ちょっと・・・これ、此処の先祖と違うな・・・」、と思いました。

 私、「ちょっと出てくれるか・・・あんたや」、と池に向かって言いました。



 妻、「斜めの線が一本出て来たわ・・・」、と言います。@

 私、「やっぱり・・・・」、と思いました。

 私、「地神さん・・・この仏さん、この家の仏さんやないが・・・、この仏さん、この池で自殺した仏さんですね?」、と尋ねました。

 妻、「うなづいてるわ・・・地神さん・・・」、と言います。

 私、「あんた・・・この池で死んだ人か?。まあ、何で死んだか知らんがこれも縁やから・・・お経を上げるから成仏しいよ・・・」、と伝えました。

 この後、線香護摩に入って、再度、御先祖様の供養を行いましたが、途中で、

 妻、「何や?・・・変な形が出て来たけど・・・
はしごの片方の無い様なものが・・・」、と言います。A

 私にしても大分疲れて来ていましたので、「まあ・・・線香護摩が済んだらはしごの片方が出て、そのはしごで仏さんも上に上がる(成仏)やろ・・・」と、その時はいい加減な解釈をしていました。

 確かに、線香護摩が終わると、そのものは消えて見えなくなってはいました。

 次は釜を二つ焚いて、今回の本題に入ります。

 一つ目の釜は、
この地域一帯(山、池、川)を掌る神霊に、それも主にこの家の前の溜池に居られる神霊に、祈祷の二日前の夜中、妻の寝る布団に覆いかぶさって来た存在に対し、詫びの釜を焚きます

 私、「この前の池に居られる御神霊様、何や?・・・、人間が勝手な事をして池を埋めて、谷を埋めて、彼方此方に家を建てとるが、その時、何にも分からん私らみたいな者が来て、あんたに、「エイ」、と言うて、えらい迷惑をかけたらしいが、辛かったやろな・・・、憎たらしかったやろな・・・、なあ・・・アホな事をしたもんや・・・。そいでやあんた、私らを観て、そんな者と同じ様に思とるんと違うか?。私らはそんなアホと違うで・・・。あんたが辛〜い状態に居られるのが解るから、あんたが楽になる様に・・・、あんたの気がすむ様にさして欲しいねん。あんた、私らが「エイ」と言う様な者に見えるか?。目の前に綺麗な巳さん見えるやろ。この巳さんが嘘をつく様に見えるか?。どや?。ちょっと姿見せてみ」、と伝えました。

 妻、
「出て来た。釜の上に頭・・・顔?みたいなの出て、泣いてるわ・・・涙が出てるわ・・・」、と言います。

 私、「あんた・・・、えらい目に遭ったな・・・大変やったな・・・。どや?。私らを信じるか?。悪い様にはせんがな・・・。あんたの良い様にさせてもらうがな・・・。あんた、この私を見て、私の元が何かは解るな?」、と伝えました。



 妻、「うなづいてるわ」。

 私、「ほな、わしらに任すか?。あんたが此処に居りたいならその様にさせてもらうがな。あんたが、もう此処は嫌なら、大元の所へ釜で送らせてもらうがな・・・どや?」。

 妻、
「泣いてるわ・・・」、と言います。

 実際はもっと沢山の事をこの存在に聞いたり伝えたりしています。

 私、「地神さん・・・、釜、焚きます。それで・・・任せます」、と伝えました。

 「身滌大祓」、「大元造化三神報恩之祈詞」、「龍神祝詞」、を上げます。

 途中の詳細は省きます。

 釜は不規則な小さな上下の有る普通の音で鳴り出しました。

 音が鳴ってる間、再度、上記した祝詞を上げます。

 やがて音が止んで行きました。

 私、「どやった?」。

 妻、
「釜が鳴り出したら釜の上に漢字の「龍」、」という字が出て・・・その「龍」、という漢字やけど、向かって左側の漢字は薄くて、右側の漢字ははっきりと出て・・・その漢字が上に消えて行ったわ・・・」、と言います。



 妻、「あ・・・解ったわ。最初から出ていた
「はしごA」みたいなものは、「龍」の右側の漢字やったんやわ・・・」、と言います。

 私、「そいでや・・・それはもう居らんのか?」。

 妻、「何も見えない」、と言います。

 私、「・・・???・・・いや・・・そんな事はないやろ。そんな事は無いはずやで・・・、それではあんまりサラッとし過ぎやがな・・・それでは済まんやろ」。

 声に出さす、

 私、「地神さん、釜で上がった存在、これ、
「龍」、ですね」、と尋ねました。

 妻、「うなづいてるわ・・・地神さん・・・」、と言います。

 声に出さず、

 私、「地神さん、
これも「龍」、の形ですか?」、と尋ねました。

 妻、「地神さん・・・うなづいとってやわ・・・何を聞いたん?」、と言います。

 声に出さず。

 私、「地神さん、まあ、この池の「龍神」は上に上がった。それで・・・しかし、これだけでは済まんやろ?」、と聞いてみました。

 妻、「何で?、地神さん・・・うなづいてるわ?・・・」、と言います。

 声に出さす、

 私、「地神さん、二つ目の釜を鳴らしたら来てやな?」、と聞きました。

 妻、「うなづいとってやわ?・・・」、と言います。

 多分、私らの祈祷を後ろで見ておられる方は、私が何に?、何を?、何で?・・・という祈祷の展開を全く理解出来ないと思いますので、「祈祷が済んでから、詳細を説明させて頂きます」、とお伝えして、二つ目の釜に入りました。

 二つ目の釜は、この地域一帯を掌る御神霊様に、この土地で家を建てて住まわせて頂くお断りをして、この家族がこの先、良い人生を送れる様に祈願します。

 二つ目の釜の詳細は今回の題とは違いますので省きます。

 釜は普通の音で鳴りました。

 釜が鳴り終わって、

 私、「地神さん、宜しくお願いします。はい、出てください。あんたら、来てるんやろ?。姿を見せてみ」、と言いました。

 私、「ちょっと目を瞑ってか・・・。出てるやろ?」、と言いました。

 妻、「何か?・・・巳さんが二体、向き合って出てるわ・・・」、と言います。

 私、「今、上に上がった龍神さんが此処に送った地神さんは・・・あんたらやな?」、と聞きました。

 妻、「うなづいてるわ」、と言います。

 
 一つ目の釜で上に上がられた龍神様が、この家の将来の為に、守り神としてこの家に降ろして来た地神様です

 
私は龍神様がこの家の守り神として残ってくださると観ていたのですが、少し私の判断が間違っていた様です

 しかし、この様な地形に家を構えて住むという事に、絶対、守り神が必要だと思っていましたので、私の気持ちが龍神様に伝わったと取っています。

 今回、この土地に降りて来られた地神様(巳神様)には、この先、この家族を守ってくれる様に頼みましたが、全て良い返事を頂きました。

 これで、何時でも家を建ててもらって結構です

 そして、この家族の病気も治ると思います

 今回、何故、私達がこの家の来させて頂いたのかは、8〜9年前?、遠く離れたこの家のお嫁さんの実家が家を建てる際に、「エイ」、と言うこの領域の方が来て土地の祓いをしたらしいですが、家を建てて直ぐに父親が亡くなり、その両隣の主人も直ぐに亡くなられたという経緯がありますので、やはり神経質になられて私の方に連絡が有りました。

 尚、事が起こってしまった後になってしまいましたが、その後、この家のお嫁さんの実家に行かせて頂き、この領域の者が、「エイ」、と言って傷つけた巳神様をこの家の守り神として祀る様にさせて頂きました

 (この家を一番最初に霊視した時に出て来た場面です。「エイ」と言われて傷ついた巳神様の形ですが、この巳神様はこの付近一帯を守る神霊だったと観ます。御社が出て来ましたが、これはこの巳神様が神霊だという事と、「祀ってくれ」、という事をも意味するものと観ます。この「エイ」と言ったこの領域の方は相当力が有った方と観ますが、この後、亡くなられたと思います)



 その後(平成23年)、このお嫁さんの実家の地神様は遠く離れた嫁ぎ先まで来て、この娘さんや生まれた子供を守っています。




 その後も、このお嫁さんの実家の地神様はこの家族を救っています。





 上記した絵は子供の病気が関係するのですが、遠く離れた実家の地神様が来て、茶色い野蛇を塩壺?に入れています。

 尚、人の手の存在ですが、もう6年程前に霊視したものですので、それが何なのかは思い出せません。(この巳神様は力が有る神霊ですので、多分、この手はこの家の地神様のものと思われます)

 要するに、
この家族の住んでいる土地は次から次にいろんな事が起きる、それだけの因縁がある土地だったという事です。

 しかし、もう綺麗になりました。

 行かせて頂いて良かったです。

 尚、上記した内容は、多分、この領域の方でも解る方は少ないと思いますし、冒頭の内容からして否定されると思います。

 それなら、否定される方の納得される「龍神」の形とは?・・・。








 























 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 
鳴釜神事の実際と考察