いっつも行っている明石(東二見)の山田鍼灸接骨院の先生が・・・、「たかはっさん・・・、いろんな家や商売をされてる所に行かれてますが、成功している様な所には立派な神さんが居られるんですか?・・・」、と聞かれたな・・・。

 答えは・・・、「そう思うやろ。そう思うやろな・・・。いや・・・それが違うんや。違うねんで・・・」、と返事をしたんやが・・・。

 勿論、全ての所の話しではないが・・・、沢山観るな・・・。

 まあ・・・先ず、私の所にはそんなとこから相談や祈祷依頼は来んな・・・。

 偶に来ても・・・、そら・・・私らを忌み嫌うきつい拒否の念がそれにひっついて・・・先回りして来るんで・・・私らにしても立ち入らないし・・・立ち入られんのやな・・・。

 株式総会で社長が決められる様な会社やなしに・・・、ワンマン社長が一代で築き上げた様な会社や事業所・・・、また、やり手と言われる様な方の家には・・・確かに、神さん、祀ってあるな・・・、そんなん、外から観ても解るからな・・・まあ、観んけど・・・観たら、ワ〜ッと出て来るからな・・・先ず、知らん顔する・・・。

 大分前やが・・・、祈祷の帰り道・・・、相当離れてる所の家に稲荷の鳥居が見えたんで、嫁さんと、「あれ、どこの稲荷さんやろな?・・・」、と話をしただけやのに・・・ワ〜ッと来たな・・・、「こら、お前ら、こっち見んと早よ帰れ」、という事やったんやろな・・・・。

 「帰るがな・・・。帰ったらええんやろ・・・、其処に何〜にも興味なんか無いがな・・・」、と言うて帰って来たがな・・・。

 何かで成功してあった家なんやろな・・・。

 そういうとこには、ひいきの、この領域の方が付いてる事が多いな・・・。

 しかし・・・「何で私らを嫌うんやろな・・・」、と思うな・・・。

 私ら・・・そんな・・・神さんに嫌われる様な事はしてないんやがな・・・。

 其処に神さんが居られるなら・・・大概の神さんは出て来られるがな・・・普通の状態で・・・。

 確かに、一代で財や名声を築いた様なとこには・・・その人、その家の考えや態度に似た神さんが居っての事が多いな・・・。

 態度のデカい人には・・・態度のデカい神さんが付いてる事が多いな・・・。

 神さんで態度がデカいというのが分からんのやな・・・。

 
威厳がある・・・と言うのは解るが・・・態度がデカいというのが分からんな・・・。

 確かに、神さんを祀る方も一生懸命に祀るんやろな・・・。

 祀ったら祀った分・・・良い事があるから祀るんやろな・・・お金が入って来るんやろな・・・。

 お金が入ったら人が変わって行くというのは解るが、其処の神さんまで変わるもんかな?・・・と思うな・・・。

 そら・・・こんな事言うたらなんやが・・・普通の神さんは謙虚やで・・・見事に。

 そんな神さんを祀ってるとこは・・・其処の人も謙虚やな・・・まあ、偶に一時期勘違いしてそうでなくなる方も居られるが、途中で気がついて謙虚になられるな・・・見事に。

 普通の神さんは・・・
そんなバカ儲けはさせんな・・・出来てもさせんな・・・まあ、何か意味があるならそんな事もせんではないやろが・・・。

 しかし・・・神さん祀って・・・人がうらやむ様になったとこは、表面は良い様に見えても・・・内は・・・家庭内では問題のあるとこが多いな・・・表面では見えへんだけで・・・。

 ようけ(沢山)知っとる。

 普通の神さんなら・・・先ず・・・夫婦和合・・・家族円満からスタートさすがな・・・。

 金持ちのとこの神さんは順番が逆やな・・・。

 まあ・・・はっきりした事は書けんが・・・・、私らが普段接する神さんとは違うな・・・。

 稲荷神でも巳神でも・・・ちょっと違うタイプの神さんが居ってやな・・・。

 それなりの力を持っておられるんやろな・・・お金儲けの。

 そら・・・祀るわな・・・。

 今月はどないしょう・・・家のローン、支払・・・どないしょう・・・と思わんでも良いからな・・・。

 そら・・・祀るわな・・・。

 よう解る。

 大いに解る。

 ところで、もう相当前の話しやが・・・日本でも最大手の製薬会社の健康食品部門に商品を納めたいが何の伝手もないし・・・という方が居られたが・・・私にしても稲荷神が余り解ってない時やったんやろな・・・軽い気持ちで・・・、「大阪の会社やから伏見稲荷でも祀っとってやろ・・・その会社の住所と、担当の方の名前を教えてください・・・」と言うて「稲荷大神秘文」、を上げたら・・・何か?威厳のある稲荷様が出て来てあったな・・・。

 「何か・・・、「お前ら、一体、何もんや?」、という様な顔して此方を見てるわ・・・」、と嫁さんが言うので、「いや・・・私らの事は京都伏見稲荷大社、白狐社の命婦専女神様に聞いてください。決して怪しい者ではありません」、とお伝えしたら・・・「何か・・・伏見の方やろか・・・向いて・・・聞いてるわ・・・」、と嫁さんが言って・・・しばらくして私らの方に向きなおって礼をしてあった事が有ったが・・・まあ、すまん、お前らの事は知らんかった・・・という事やったんやろな・・・まあ、今から思ったら怖いもの知らずで聞いた訳やが・・・あんな威厳のある神霊でも謙虚で礼儀正しいな・・・これはその後、私らがこの仕事をしてきた中で何十回と経験した事やな・・・。

 正統な神霊は威厳があって・・・それと向き合う者が間違ってない時は謙虚やな・・・。

 まあ、しかし、正統な神霊ほど・・・怖い。

 実感するな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 
ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外43(巷の神霊に思う事)
鳴釜神事の実際と考察