伏見稲荷大社で正式に稲荷勧請を受けて頂いて来た御霊、そして1000円〜2000円で頂いて来た極普通のお札に付いて居られる稲荷神の事を書いてみたいと思います。
一部の例外を除いて、何故か解らないが一部の例外を除いて、稲荷勧請を受けた方、普通のお札を頂いた方がどの様な気持ちで、何を祈念して稲荷神の力に頼ろうと思ったのかという事から、そのお札に付いて来られる神霊が、何処かで、誰かの、何かの判断によって振り分けられ、決められている様に思います。
例えば、商売繁盛、事業繁栄を祈念して御霊を祀れば、それに合う神霊がお札に付いて来られる事が多い様に思います。
そして、全体としての数は少ないと思いますが、ご自分の生き方を追及したり、自己啓発等を祈念して御霊を祀れば、その祈願に合う神霊が付いて来られて指導される様に思います。
そしてこれから先の事は誰も書かれてはおられませんが、稲荷神を祀る方の元には、その祀る方に似た稲荷神が来られるという事が一部の例外を除いて観る事が出来ます。
優しそうな方には、やはり、優しそうな稲荷神を見る事が出来ますし、そうでない方にはそうでないタイプの稲荷神を見る事が出来ます。。
祀る方の職種、事業内容によっても様々なタイプの稲荷神を見る事が出来ます。
ガラの悪い稲荷神も居れば、そうでない稲荷神も居られます。
只、稲荷神に関して言えば、例え商売繁盛を第一の祈念として御霊を頂いても、稲荷神の方から観て、祀る方にそれ以上、それ以外にしなければならない事があると判断すれば、それにも対処出来る神霊が祀る方の方に来られる様に思います。
次に書くのは、「鳴釜神事・・熟練者の釜は何故極稀に鳴らない時があるのか（希少な例）」で登載させて頂いた家の次男が東京でお祀りする稲荷神の例です。
この方は男性ですが女性として生活されています。
今の生活形態になるまでには、他人にははかり知れない大変な苦労がこの方の中で有ったと推測されます。
一年程前に初めて京都の伏見稲荷大社へ行って感銘を受けて、その時にお札を頂いて家に祀っておられます。
実家での祈祷の折にもこの方が東京でお祀りする伏見稲荷のお札に付いて来られた稲荷神をお呼びしましたが、つい先日、再度、私の家の方からお呼びしてみました。
私にしてもこの方がこの先、女性として生活して行くと決心されている事の心配と、またその生き方を応援させて頂く事を、この方がお祀りする稲荷神にお伝えして、出来れば神霊の加護を頂きたい為にお呼びしてみました。
私、「地神さん・・・○○さんやが・・・まあ・・・命婦専女神様にも頼んでたんやが・・・女性として生きて行く事を決心して頑張っておられるが・・・大変やとは思う・・・その事で○○さんがお祀りされている伏見稲荷さんをお呼びして、いろいろ頼みたい事が有るんやが・・・ちょっと此処にお呼びしたいと思います・・・宜しくお願いします」。
私、「東京都・・・・、○○家の伏見稲荷様・・・ちょっと頼みたい事が有ります・・・お姿を見せてください」、とお伝えしました。
「稲荷祝詞」、を上げます。
妻、「居ってやわ・・・」、と言います。
私、「もう来とってか・・・直ぐやな・・・大分前から何回も、命婦専女神様に頼んでたからな・・・」。
私、「お聞きします。貴方？は、○○さんに付いておられる伏見稲荷様ですね？」。
妻、「うなづいてあったわ・・・大人しいわ・・・下向き加減やわ・・・」、と言います。
私、「・・・でどんな稲荷さんや？」。
妻、「綺麗な顔やわ・・・スマートな・・・細身で・・・真っ白で・・・肩幅が狭くて・・・す〜っとした稲荷さんの上半身だけが見えてるわ・・・かっこ良い稲荷さんやわ・・・直ぐに下向いてしまうわ・・・」、と言います。
私、「貴方は女の稲荷様ですか？・・・男の稲荷様ですか？・・・」。
妻、「何も答えないわ・・・。男とか女とか・・・そういうものを超越した存在（神）みたいに感じるけど・・・」、と言います。
アホな事を聞いてしまったと反省して・・・。
私、「稲荷様・・・○○さん、女として生きて行かれる決心をされて頑張っておられるが・・・この先の○○さんの人生、大変な事も有ると思うけど・・・守ってやってくださいね・・・頼みます」、とお伝えしました。
妻、「上からす〜っと光が降りて来て・・・稲荷さんの下まで続いてるわ・・・」、と言います。
私、「有難う御座います。頼みますよ・・・」、とお伝えしました。
○○さんのこれからの人生、良い助けになってくれると思います。
尚、この稲荷様は普通のお札に付いて来られた稲荷様です。