ほんまに、どないでもええけど・・・。
 平成29年7月20日(木)

 今年の7月15日で68歳になったので、「もうええか・・・」、と思いました。

 「もう、掟を破っても誰も怒らんやろ・・・68やで・・・俺・・・」、と思いました。

 「若いのが・・・、いや・・・年寄りも・・・、苦労もせんと怠惰な方法でぱっと手に入れて・・・脆弱な奴らばっかりやな・・・もっと苦労をして手に入れんと・・・」、と思とったが・・・、「もうええか・・・15日の誕生日も・・・誰も祝ってくれへんかったし・・・別に祝って欲しい訳ではないけど・・・安易な方法を選択してもええか・・・いや・・・探したがな・・・あちこち・・・何も苦労をしないでこの選択にたどり着いた訳ではないからな・・・探したがな・・・高砂の向島公園・・・嫁さんと・・・近所の空家、路地・・・一人で・・・疑わしい目で見られたがな・・・ある家の敷地内に居ったな・・・居ったけど・・・その家のものやったかも分からんし・・・いや・・・あの目つきからしたら野生やな・・・と思ったな・・・チュルチュルは持ち歩かんとあかんな・・・とつくづく思ったけど・・・そんなものを持ち歩いてたら・・・「あんな無責任な事をする人が居るから野良が増えるんや・・・」、と言われ兼ねんし・・・」という事で野良探しも限界に来ていました。

 そうこうしていると静岡県の知り合いの方から、「野良が2〜3匹、うろうろしてますが・・・どうしましょうか?」、という優しい連絡を頂きましたが・・・野良は野良で良いのですが、問題はその野良が向こうから寄って来てくれるかどうかです。

 その事を聞くと、「多分無理です・・・」、と言われるので静岡の野良はあきらめました。

 方々にアンテナを張っているのですが、中々良い便りが届きません。

 ある日、家の近所の加古川簡易裁判所の交差点で可愛い子猫が車にはねられて死んでいるのを見てしまいました。

 「あ・・・此処・・・毎日通るがな・・・もう何分間か早く此処を通っていたらな・・・」、と悔やまれました。

 又・・・そいでや・・・何でこの頃急に・・・テレビで猫ばっ、かり映すんや・・・つい最近まで犬ばっ、かり映していたものを・・・と思いました。

 又・・・7月14日の新聞の折り込み広告に・・・ホームセンターディックの広告に・・・ペット祭り・・・と書いてあるやないか・・・。

 7月15日の誕生日は・・・誰も・・・何も祝ってくれんかったし・・・いや・・・何も祝って欲しい訳ではないんやで・・・しかし我が家には「猫は捨て猫を拾って来て飼うべし」という厳しい掟があるんやが・・・誕生日は誰も祝ってくれんかったし・・・もう厳しい掟は破ってええか・・・俺・・・68やで・・・、という事で、7月16日、妻と一緒に別府(べふ)のホームセンターディックに行って来ました。

 動物コーナーへ行ってびっくりしました。

 「ネコがこないに高いか・・・」とびっくりしました。

 「その昔、ネコなんか何処にでも落ちとったやないか・・・」、と一瞬思いましたが、その猫が落ちとらん現実に疲れ切ってこの場に来てる訳で・・・素直に?一番安い猫を探しました。

 まあ・・・物事は良く出来てる訳で・・・一番元気よく勝手に動き回っていた猫を気に入って値段を見ると一番安い値段が付いていました。
 
 他の猫の半額です。

 若い女の店員さんが直ぐに妻の所へ来て話をし出しましたが、私は直ぐに他の売り場に移動しました。

 私は誰でも、何でも、適当に寄って来てくれるのは大好きですが、余り寄って来られ過ぎたら逃げる癖があります。

 そんな訳で、妻は欲しそう?にしていましたが、その日はそれだけで帰って来ました。

 私はいつの頃からか、多分、美容の世界に入って一月の給料が何千円の時代の頃に身に付いた癖で、物事は一晩も二晩も寝てから決める様な癖が付いています。

 明くる日、まだあの猫が居たら決めようと思ってホームセンターディックに妻と行きました。

 客は高い猫を抱いたりしていましたが、一番安い猫には見向きもしない方が多い様でした。

 案の定、一番安い猫が一番元気よく、自分勝手な動きをしているところが気に入りました。

 「これ、ちょうだい」と店員さんに言うと、「ほんとですか?」と言われるので、「ほんまや」、と言って買って帰って来ました。

 買って帰ってから・・・妻と・・・「ところで、この猫・・・何の種類や?」、という事になって・・・勿論、血統書など付いてないませんので調べてみる事にしました。

 何でも・・・、「メインクーン」、という種類で、猫の種類の中では一番大きくなる・・・と記されています。



 一番安いのが一番大きくなるのか・・・まあ・・・そうかも分からんな・・・と、目の下でチョロチョロと猫が動き回るので訳の分からん事を思いました。

 店員さんが、「1日に2回、これ位の量のキャットフードを与えています。1回分、入れておきますね」、と言われたが、お腹が空く様なので少し多く与えると3日間ほどで確実に10センチは大きくなっています。

 運動と餌の量が少なかった様で・・・「そら・・・3日程でこない(こんなに)大きくなる猫・・・餌を少な目に与えないと大きくなり過ぎて売り物にならんわな・・・」、と納得している状況です。

 3日で10センチとすれば近い将来どんな大きさになるのか・・・。

 ほんまに、どないでもええけど・・・。

 

 


   *間違って平成29年7月11日(火)、登載分がこの下になってしまいました。

 夏場は、毎年この時期から頭が動かなくなります。

 申し訳ないです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓



 「どない?」、と尋ねられたら、やっぱり淋しいものが有ります。

 9年間ほど居た猫の「サンゴ」が去年の12月、祈祷先から帰って来たらトイレの中で死んでいました。

 直ぐに私の田んぼの一角が林になっている所に埋葬したのですが、この場所は「マリ」と先代の「サンゴ」と「納豆」、犬の「ネム」が柿の木の下に眠っていますのでその場所を避けて、一等場所の、何の木か分からない大きな木の下に埋めて帰って来ました。

 子供の時から動物が死ぬと、いつも私が埋めに行っていた事を思い出します。

 それは当時の加古川の河原であったり、家の山(私有林)であったり、スコップとつるはしを持って、「チョイチョイ」、と土を掘って埋めていました。

 今回も先代の「サンゴ」を埋めてから10年近くのブランク?が有るのですが、以前と同じ様にスコップとつるはしを持って「チョイチョイ」、と埋めて来るつもりで行って、いざ、つるはしで、「チョイチョイ」と、いざ、スコップで、「チョイチョイ」と掘ってと思ってつるはしを振り上げ様としたのですが、つるはしが重くて肩の位置しか上がらず、おまけに腰も痛くなってきて、いい加減なところでつるはしを振り下ろしたのですが硬くてつるはしの先が土に入らず、「待てよ・・・田んぼの土はもっと柔らかったはずやが・・・昔は・・・」、と思いながら、それならスコップで掘ろうと思ったのですがやっぱりスコップも土の堅さに負けて掘れず、「おい、待てよ・・・なんぼなんでもこんな状態で此処に「サンゴ」を置いて帰られんで・・・」、とブツブツ言いながらあちこち場所を探していると幸運にも一か所、少し掘ると直ぐ下が砂地の柔らかい場所が見つかったので、其処に埋葬して帰って来ました。

 この猫の世話?をするのは私の仕事でしたので、「ああ・・・これでトイレの掃除からも解放された・・・良かった?・・・」、と思っていたのですが、少し時間が経つと淋しくなって来ました。

 この猫は妻が入退院を繰り返していた時期、夜、私が仕事の帰りに妻の入院する病院に寄って帰って来るパターンを繰り返していた時、何時も玄関で待っていてくれました。

 私が一人で晩御飯を食べる時、私の横に置いた椅子がこの猫の定位置になっていました。

 今まで沢山の猫や犬を飼ってきて思うのですが、人間と動物が本当の意思疎通が出来る様になるには6〜7年はかかると思います。

 そして人間と意思疎通が出来る様になって来たという事は、もうそろそろ死期が近いのかも知れないという予感は、沢山の動物を飼って来た経験から予測はしていました。

 この猫も死ぬ2〜3年程前から、妙に双方が顔色をうかがいながらの平和な関係が出来上がっていました。

 「あ・・・良い関係やな・・・」、と思っていたら、やっぱりこの様な結果になってしまいました。

 この猫は息子が勤めている美容室の女の子が東加古川のイオンの近くで拾ったのを息子がもらって来ました。

 考えてみれば、子供の頃から家に居た猫は全て捨て猫を拾って来て飼っていました

 ・・・という訳で、猫は買うものではなく拾って来るもの、というのが我が家の鉄則で、この頃、何故か、近所の公園や路地が気になって気になって・・・。

 30年近く前、高砂の鹿島神社の本家の神殿の前で手を合わせたら、「ニャ〜ン」と出て来に私に離れなくなって家に来たのが「マリ」でした。

 この猫は私が拾ってやったという恩義を感じるのか私には絶対服従で、何をしていても私の一声で側に飛んで来たものでした。

 そして私が仏壇にお経を上げる時は何時も側に座って、お経が終わるまでじっとしていました。

 そんな猫を求めて、近い内に鹿島神社に行こうと思っています。

 猫に興味の無い方には、ほんまに、どないでもええけど・・・。



  平成29年7月11日(火)

 今年の7月15日が来るともう68年間も生きて来た事になるのですが、その68年間の間に5〜6回、何故か、私に取っては、「わ・・もったいない事をした・・惜しい事をした・・」、と心底思うものが有ります。

 「ぼりっ・・ごろっ・・ぐわん・・ばりっ・・」、と音がしてボロンと落ちて行方不明になってしまう奴です。

 探そうと思えば、その場ですぐに地面に這いつくばれば発見出来ると思うのですが、其処までの勇気は有りませんので、「もったいない事をしたな・・」、と未練を残しながも、「あの落ちる瞬間を誰か見てたんちゃうか・・もし見た人が居たらびっくりするやろな・・そら、あの音からしたら大物やろからな・・誰か見てるで・・瞬間を・・絶対」、と思いながらも、何も無かったかの様にふるまってしった事が何回かありました。

 覚えているもので言えば、今から47年前、神戸市灘区の美容室に住み込みで働いていた頃、昼の営業が終わった後、数件の仲良し美容室が集まってピンカールの夜間講習を夜中までやっていた時、それが起こったのです。

 突然、「ぼりっ」、と音がしたと思ったら、「ごろっ」が来て、「ぐわん」、が来たと思ったら、「ばりっ」が来て、ボロンと落ちてしまいました。

 夜間講習会場の美容室は阪急神戸線の西灘駅(今は王子公園駅)の線路沿いに在ったので、特急電車でも通ったのかと勘違いした程の迫力のある音でした。

 「あ・・もったいない事をしたな・・・。あ・・それを見たかったな・・」、と思ったのですが、女の人ばかりの中でそれを探すのは勇気が要りましたので探すのをあきらめた事を覚えています。

 あの音から推測すれば・・相当な大物だったと思います。

 そして一番最近では、つい先日、小田原での祈祷の為、その前日に御殿場インターの近くのホテルに泊まったのですが、思ったよりも早くにホテルに着いてしまいましたのと、富士山が全く見えませんので?、運動がてら、私だけが御殿場駅周辺を探索(本当は、この周辺は熟知しているのですが)する事になりました。



 そして向学の為、「パチスロ・スロット・ドキわくランド御殿場店」、に入って台の勉強?をしょうとうろうろしていると、突然、あの、「ぼりっ・・ごろっ・・ぐわん・・ばりっ・・」、と音がして・・右の耳から・・あれが・・ボロンと床に落ちました。

 あのやっかましい騒音の中でもはっきりと聞こえましたので、相当な大物だという事が推測出来ます。

 今回は冷静に対処しょうと思いました。

 そして床を見ると・・私の身長が176〜7センチですが、その高さからでもはっきりと確認できるあのものが在りました。

 1センチは優にあると確信しました。

 直ぐに百均の老眼鏡1・5を胸ポケットから出して這いつくばろうと思ってその態勢を取ったのですが、何と、そのものの周りにはパチンコ玉が沢山転がっていました。

 「あのおっさん・・髪・・くくった・・ええ歳したおっさん・・何か?分からん・・今までどんな仕事をして来たか分からん雰囲気もったおっさん・・玉・・拾って何するつもりや・・情けないおっさん・・」、と思われるやろな・・という思いが先立ちました。

 「もったいないけど諦めよう・・御殿場まで来て加古川のおっさんが(その場の誰も私が加古川から来たのは知りませんが・・)何しょんねん?・・」、と思われるのもしゃくですので探すのを諦めて外に出ました。

 「しかし・・おしかったな・・偶にあるな・・こんなビッグチャンスが・・しかしついてないな・・まあ、俺の人生と同じやな・・」、と訳の分からん事を考えながら歩いていますと、交差点の右側に「ユニクロ御殿場店」が在ったので、「確かに・・ユニクロには用事が有ったんや・・有ったけど・・何も御殿場くんだりまで来てユニクロに入らんでも良いやろ・・」、と思いましたがやはり入ってしまいました。

 しかしユニクロ御殿場店に入って良かったと思いました。

 エアリズムメッシュインナーが7月20日までの限定価格で790円になっていました。

 これを加古川のユニクロで買いたかったんです。

 早速ひとつ買いました。

 「まあ・・大きなものをひとつ逃したが・・ひとつユニクロで得をしたので・・まあええか・・」、と小人特有の納得の仕方で嬉しそうにホテルに帰って来ました。

 ホテルに帰って来たらそれなりの富士山が顔を出していましたので、途中の浜松サービスエリアで買った弁当とおでん、家からクーラーに入れて持参した「キリン淡麗グリーンラベル500ミリ」を飲んで寝てしまいました。



 この御殿場での「ぼりっ・・ごろっ・・ぐわん・・ばりっ・・」の出来事は家に帰って来るまで妻には話してなかったのですが、その事を話した次の日の夜、何時もの様に「キリン淡麗グリーンラベル500ミリ」を飲んでる時、私の左耳から突然「ぼりっ・・ごろっ・・ぐわん・・ばりっ・・」、という大きな音とともにボロンと落ちて来たものがありました。

 私は妻に言いました。

 「やっぱり嘘と違うやろ・・御殿場でもこれが出たんや・・「ドキわきランド」で・・嘘と違うやろ・・」・・と。

 今回は家の中です・・他人も居ません・・どんな格好で探そうが誰も文句を言う者は居りません・・というよりも・・肉眼ではっきりと確認出来ます。

 私の左脚の横にデンと居られます。

 このボロンを拾い上げて大きさを計ってみましたが、約1,2センチはあります。

 妻は、「うまく伸ばしたら2センチになるわ・・」、と言いますが私はそんな不正はしません。

 今・・その大物が目の前に在りますが・・興味の無い方も稀に居られますので写真を登載するのだけは控えたいと思います。

 その大物は「耳くそ」です。

 余分ですが、今まで妻の耳は私とは正反対の耳の中はベタベタ?ベトベト?していて「耳くそ」には縁が無かったのですが、去年の11月、祈祷先で突然片方の耳が「ばりっ」と音を立てて中耳炎になったのですが、中耳炎が治った途端、今は両耳ともカラカラ?カサカサ?しています。

 ほんまに、どないでもええけど・・・。

 

 
 

 
 
 

 

 






 
鳴釜神事の実際と考察