ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外32(こんな正一位伏見稲荷様も在る・・という事)
 いや・・・「ほんまかいな?・・・」、と思って地神さんに聞いた程やからな・・・、「○○家に来られた伏見稲荷さん・・・正一位の・・・大丈夫かいな?・・・あんな喋りの・・・落ち着きの無い稲荷さん・・・」、と聞いたくらいやからな・・・数年前。

 地神さん・・・ほんまもんや・・・と言うたな・・・。

 「ほんまもんが、そない(そんなに)喋るか?・・・」、と思ったな・・・。

 てっきり・・・勧請受けて・・・伏見から帰りの阪急電車の中で、しょうもないもんが入ったな・・・と思ったくらいやからな・・・。

 その稲荷様が・・・「うるさい・・・この家の者・・・うるさい・・・」、というくらいやから・・・この家の方もしょっちゅう稲荷さんに話しかけているんやろな・・・。

 又この家の方・・・素人やが・・・素人では出来んやろな・・・解らんやろな・・・と思う様な事を・・・稲荷さんと話をしている様やな・・・。

 まあ・・・此処の稲荷様は命婦専女神様が縁を付けてくださった訳やが・・・遠〜い昔・・・多分・・・稲荷と縁が有った家の子孫と観るな・・・。

 難し〜い経緯は横に置いといて・・・この家の先祖もややこしい方が沢山居られて・・・そのややこしい影響がず〜っと続きそうな感じやが・・・そんな理由が有って、この家に命婦専女神様が伏見の神霊を降ろしたと思うな・・・。

 それと・・・もっとややこしい理由が有って地神様も降りて来られたな・・・。

 そのややこしい理由は置いといて・・・まあ・・・大分前から調子が悪い悪いと言われていたが・・・ややこしい手術をされたな・・・まあ・・・こうなっていたんやろな・・・。

 調子が悪い悪い言われていた症状やが・・・「巳」、が巻き付いている症状も認められたな・・・。

 この家の母方の方の・・・ややこしい事をしでかした人物の念が関係しとると思うな・・・。

 先祖やったらその子孫を守って当たり前やろ・・・と思われるやろが・・・それは甘い考えやな・・・そうありたい・・・そう願いたい・・・という生きてる者の希望やと思うが・・・そんな
優しい考えの微塵もない先祖も在るという事やろな・・・。

 それはこの家の方が一番知っておられる事やな・・・。

 ややこしい手術も終わって退院して来られたが・・・本来の病気ではない症状が出てるんやな・・・これはこの家の方がこの領域に敏感な事と・・・また、この家の伏見稲荷様と地神様からのお知らせも受けてそう感じられる訳で・・・その症状は何かに重く巻き付かれている様な感じがするな・・・私らの身体にも・・・。

 この方のマンションに着いて・・・部屋までの通路が臭かったな・・・ゴミの腐った臭いやな・・・あの臭いやな・・・人間の成仏してない・・・出来ないでいる臭いやな・・・。

 家の中に入ったら臭いが無くなったな・・・、という事は・・・まあ・・・前からこの家の方もよく言われてたが・・・このマンションの上の土地も関係するかもな・・・良い見晴らしで・・・直ぐ下に阪急の駅が在って・・・便利で・・・多分、殆どの方がうらやむ様なとこやけどな・・・。

 先ず、この体に巻き付いている念の元やが・・・これが何なのか?・・・私は解っていたが・・・まあ・・・そのものに刺激を与えん様にやんわりと呼んでみたな・・・釜の準備が終わってから・・・。

 その前に、この家の・・・よう喋る正位一位の稲荷様と、この家の地神様を呼んでみたな・・・。

 伏見稲荷様は直ぐに出て来てあったが・・・この家の地神様・・・中々出て来んかったな・・・。

 やっと出て来たかと思ったら・・・稲荷さんの後ろから遠慮ぎみに・・・ニュ〜ッと出て来てあったな・・・。

 この家の方に聞いたら・・・この地神さん・・・そうらしいな・・・恥ずかしいらしい・・・直接聞いたら、そう言うたな・・・。

 それと・・・その前に疑問に感じていたんやが・・・この家の正一位の伏見稲荷様と・・・この家の地神様の力なら・・・こんな念・・・何とか出来るはずやがな?・・・という疑問は有ったな・・・私には。「(ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外29(霊視などからの判断について・・2)」

 こんなもん・・・祓えるはずやで・・・という疑問は有ったな・・・。

 もう決まりきった表白は役に立たんから・・・口語体で喋って呼んでみたな・・・。

 「くるっとしたもの?が出て来たわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 その後・・・、「人が出て来たわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「男か女か?・・・。女やろ?・・・その人・・・」、と聞いたけど・・・「解らへん・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「人が・・・6〜7人・・・出て来たわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「最初に出て来た人は・・・一番手前で・・・後はその向こうに・・・一番最初の人は少し大きめに出てるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「あっ・・・痛っ」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「槍の先の様な形が出てるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「あんた・・・○○さんやな。まだ成仏出来んのか・・・。そいで・・・あんたの孫にまでこんな事して・・・あんた・・・あかんで・・・」、と言うたったな・・・。

 「赤い唇が出て来たわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 人物を特定したな・・・。

 「しかし・・・まだ成仏出来んのか・・・この領域で不条理な事をした者は・・・怖いもんやな・・・」、とつくづく思ったな・・・。

 「○○さん・・・あんたと一緒にこの領域の仕事をした神霊?・・・出してみ・・・。出て来てみ・・・」、と伝えたけど・・・何も出なかったな・・・。

 「もう・・・釜焚こう・・・なんぼ言うても通じんは・・・」、と思って釜を焚いたな・・・。

 釜は・・・やっぱり・・・ちょっと意味が有る鳴り方をしたな・・・多分・・・話しても解らんと思う。

 釜が鳴り終わって・・・「どや?」、と聞いたら・・・、「釜が鳴ったら
白い鼠が一匹・・・ぴょこっと出て来て・・・消えたわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。
 


 「白い鼠・・・ってか・・・。何じゃいそれは?・・・」、と思ったが・・・案外・・・こんな
四足に念を入れてややこしい事をやらせるんやろな・・・拝み屋・・・四国と関係の有った家やからな・・・此処は・・・。

 この家の方も言われてたが・・・まあ・・・こっちもやが・・・その前に・・・何回も・・・目の端や・・・目の前を・・・さっと黒い小さなものが横切っていたな・・・。

 此奴やつたんやろな・・・。

 まあ・・・
一応釜で白にしたが・・・また黒になってちょこちょこ暗躍し回るやろな・・・。

 「そいで・・・人は?・・・消えたか?。一番最初に出て来た人・・・何か変化が有ったか?・・・。蛇・・・出なかったか?・・・」、と聞いたら・・・、「皆消えて何も無いよ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「そうか・・・変化は無かったか・・・。変化が無かったという事は・・・最初に出て来た・・・この親戚の者・・・この者自体に「巳」が憑いてるというより・・・
この者自体が「巳」やったんやろな・・・」、と思ったな・・・。

 その後この家の方が・・・本来なら・・・もう命が無かったと思う・・・稲荷様と地神様がぎりぎりのところで助けてくれたと思う・・・と言われるな・・・。

 私もそう思ったな・・・。

 「○○○家の稲荷様、地神様・・・あんたらが最悪のところを助けてくれたんか?」、と聞いたら・・・「稲荷さんと稲荷さんの間に金色の玉が出て・・・その玉にどちらの稲荷さんも手を置いているわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。



 「有り難いものやな・・・」、と思ったな・・・。

 そいで聞いてみたな・・・、「○○○家の伏見稲荷様、地神様・・・この祈祷・・・命婦専女神様からの命で、あんたらに話が来たんか?・・・」、と尋ねたら・・・稲荷さん・・・うなづいたな・・・。

 そいで・・・「何で伏見稲荷さんが?・・・ややこしい先祖まで成仏させる為に此処までされるんかな?・・・」、と悪い頭で考えてたら・・・「ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外30(伏見稲荷様に思う事)」の終いの方に書いた事が軽い頭の中に浮かんで来たんやな・・・。

 
伏見稲荷大社の本地はいろんな菩薩様や観音様が居られるので・・・という事やろな・・・。

 まあ・・・此処まではしょっちゅう経験する事で・・・話はこれからやな・・・。

 この家の正位一位の伏見稲荷様・・・勧請されて阪急電車で帰る時・・・電車の中でも、兎に角よく喋りかけて来たらしいな・・・その内容が・・・、「来るのが遅い・・・」、「早よ帰って祀ってくれ」、とか・・・「○○が欲しい」、とか・・・。

 この家の方からその内容を聞いて・・・私も疑って地神さんに聞いたくらいやからな・・・。

 しかし・・・この正位一位の稲荷さん・・・よう・・・この家の方を守る・・・。

 お社の左右の榊を枯らして・・・まあ・・・左右の意味も有るんやが・・・事前に起こりそうな事を知らせて守ってくれるらしいな・・・。

 「○○○家の稲荷様・・・榊・・・枯らしていろんな事を知らせてくれてるのですか?」、と聞いたら・・・うなづいたな・・・。

 左右の榊の意味は・・・この家特有の左右の意味が有るらしいから・・・それはこの家の方の方が詳しいやろ。

 この家の方が・・・、「お酒は安いものと高価なものとでは・・・やっぱり高価なものの方が美味しい・・・かな・・・」、とか何とか後ろでぐじゃぐじゃ言われていたので・・・「稲荷様・・・やっぱり高価な酒は美味しいですか?」、と声に出さずに聞いてみたら・・・やっぱり、高い酒は美味しいと言うたな・・・。

 それを聞いて・・・「あ・・・やっぱり美味いんかな・・・高い酒は・・・そんな事ないやろ・・・いや、そうかもな・・・」、と私も思ったな・・・。

 この家の方が・・・、「稲荷様はバナナ、○○、○○、○○、○○・・・(好きなものが多いので忘れました)が好きで、地神様はチーズやプリンが好きで・・・」、と後ろで言われているので・・・「○○○家の稲荷様・・・バナナ好きか?、○○好きですか?、○○好きですか?・・・」、と尋ねたら・・・好きらしな・・・みんなうなづいたな・・・。

 「ほんまかいな?・・・」、と思ったな・・・。

 ただその中に・・・
油揚げは無かったな・・・。

 「○○○家の地神様・・・プリン・・・好きですか?」、と尋ねたら・・・好きらしいな・・・うなづいてあったな・・・。

 まあ・・・この日の祈祷の主旨が達成されたので、稲荷さんも機嫌が良かったんやろな・・・。

 そこで聞いてみたな・・・声に出さずに・・・「○○○家の稲荷様・・・この家の方・・・あんたにず〜っと喋りかけてるらしいな・・・あんた・・・うるさいないか?・・・この家の方・・・うるさいやろ?・・・うるさいと思うやろ?・・・」、と尋ねてみたな・・・。

 「うんうんうん・・・と頭を下げてるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 やっぱり・・・稲荷様もうるさいと思ってるみたいやな・・・この家の方らを・・・。

 他にも沢山聞いたが・・・余りにも面白かったのと余りにも内容が無かったので・・・忘れてしまったな・・・。

 しかし・・・こんな正位一位の稲荷様も居られて・・・ちゃんと家を守っておられるという事やから・・・また・・・この家の方もちゃんと稲荷様と意思が通じるというのも珍しい事やと思うな・・・。

 まあ・・・この家の方らと同じ様な性格の正一位が来られたという事やろな・・・。

 
素人の方が正統な神霊と意思が通じて・・・その意思を感じ取れるというのは余り例の無い事やな・・・。

 その反対は・・・そら・・・なんぼでも有る・・・なんぼでも聞く・・・な・・・。

 こんな例は・・・そら、危ないな・・・。

 しかし・・・この家の親戚で根が「巳」の・・・この領域の仕事をしていた人物・・・不条理な事をして来たと思うが・・・いくら諭しても此方の言う事を全く聞かないので・・・此方も腹が立って尊大な言い方で接すると・・・怒ったな・・・地神さん・・・この前この人物に・・・「謝れ」、と言うたな・・・。

 伏見稲荷様も同じ考えやろな・・・そんな者に対しても祈祷の場を設けて成仏の機会を作ったくらいやからな・・・。

 伏見稲荷様・・・慈悲深いな・・・。

 しかし・・・この者には・・・有り難い慈悲の気持ちが何処まで通じてるのかが・・・問題やな・・・。

 また・・・この家の方に・・・何か?・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
鳴釜神事の実際と考察