ひとりごと、たまに、ふたりごと・・番外30(伏見稲荷様に思う事)1
 何でかな?・・・と思とったんや長い事・・・。

 それがこの頃、その要求が顕著に多くなって来た様に思うがな・・・。

 こんな事・・・今までもこの領域の方が書いてるのを見た事がないし・・・。

 伏見稲荷に関しては、その道の大家も沢山居られるのに・・・こんな事書いとる方・・・居らんな・・・。

 ・・・という事は、私らがどうかしてるんかいな?・・・と思とったんや・・・長い間・・・。

 そいでまた・・・これがきついんや・・・正当な神霊の私らに要求する内容が・・・。

 いや・・・内容ではなしに・・・私らに要求する念のきつさが・・・・。

 だから、伏見稲荷様の言われる様に動いた後は・・・疲れる部分が違うんやな・・・何やろ?。

 地神さんでもしんどそうにしとってやからな・・・終わった後は。

 伏見稲荷様を一生懸命にお祀りして、仕事なり、家庭なりが落ち着いて、やれやれと思う段階まで達したら・・・この要求を出して来るな・・・。

 まあ・・・最初からこの要求をバ〜ンと突きつけて、先ずこの事から正せと要求して来る場合も多々あるな・・・。

 私にしては・・・最初からこの要求をバ〜ンと突きつけられ方がやり易い様な気もするがな・・・。

 その反対に・・・ある期間まで仕事を順調な軌道に乗せといて・・・やれやれと思った時期に、この要求をバ〜ンと突きつけて来る場合も多くあるな・・・。

 この後者の場合・・・割と此処でこの要求を拒否する方も在るんやな・・・「そんなもん、事業がうまい事行っとるのに・・・関係ないわい・・・。実力で此処まで来とるのに・・・そんなもん気にするかい・・・」、とこの要求を拒む方も沢山居られるな・・・。

 大会社は別やが、個人経営の会社が続かんのが・・・・何故続かんのかな・・・という理由が解る気もするな・・・。

 まあ・・・他系統の稲荷様は知らんが・・・伏見稲荷様を一所懸命にお祀りされてる所はこの要求を素直に聞いた方が得やろな・・・。

 何も・・・伏見稲荷様とて・・・ええ加減な祀り方をされてるとこにはこんな要求は突きつけへんやろし・・・伏見稲荷様にしても、この者なら自分らの要求に答えてくれると観てこの様な要求を出して来るんやろと思うな・・・。

 まあ・・・巳神様にしても同じ様な要求を突き付けて来る場合もあるが・・・巳神様の場合、祀る側がもう少し深い段階に達したら稲荷様と同じ様な要求を祀る側に突きつけて来る事が多いな・・・。

 それは・・・巳が何に通じて、そしてその根元の存在が何かという事になって来るので・・・此処では止めとこ。

 実際、伏見稲荷様を一生懸命にお祀りされている家での祈祷時に・・・バ〜ンと出して来る事が多いな・・・「これを正さんとあかん」・・・もう少しきつく言うと・・・「此方(伏見稲荷)の要求を無視している限り、もうお前らを守らん」、という流れに持って行くからな・・・。

 この稲荷様の要求を無視したりすると・・・稲荷様のお姿が消えたり・・・お姿は出るが無反応な状態になる場合が多いな・・・。

 
伏見稲荷様とて、何も意地悪でこの様な要求を出して来る訳ではないんで・・・この要求を正さないと、祀る側の、その先の展望が開けんぞ・・・と慈悲の気持ちで出して来るんやと思うな・・・。

 それと、何故事前に稲荷様の要求を解り易く見せてくれる事が少ないかというのは・・・勿論、見せてくれる事は見せてくれるが・・・やっぱりその家の複雑な事情がからんでいるので、見せてくれたものから私らが何処まで解明出来るのか・・・また、私の方の地神さんと伏見稲荷様との、私らが解らんものがあるのだと思うな・・・。

 実際、この様な祈祷時には・・・地神さんはただ進行を見ている事だけが多いな・・・。

 まあ・・・私らにしても、私らのその祈祷に対する解釈と伏見稲荷様が描いておられる解釈の違いが途中で出て来た時は、その私らの解釈を伏見稲荷様に細かく説明して納得してもらう様に地神様に頼む事はあるな・・・。

 そんな・・・伏見稲荷様の要求される祈祷が続いたな・・・。

 伏見稲荷様は今現在一生懸命に祀ってくれている者が今まで生きて来た過程で作った矛盾を、
「お前が作った罪を即謝って償え・・・」、とは言わんな・・・。

 
そんな常套手段は使わんな・・・。

 それは、伏見稲荷様だけではなく、正統な神霊に手を合わせている方なら誰でも解ると思うが・・・例え、
何にも思わんと手を合わせている方でも解ると思うが・・・正当な神霊に手を合わせていると、「謝れ・・・・」、と言われんでも自然と自分の矛盾が解って謝る様になるんやな・・・。

 その気持ちになって来たら・・・一生懸命に手を合わせている神霊が、その者の作った矛盾やそれから生じた事象に対し、何らかの働きをしてくれる様に思うな・・・。

 厄介な事は、今生きてる者が解らん時代の・・・要するに・・・
血のつながった先祖が作った矛盾や先祖が他人に対して作った矛盾を正せ・・・と言うてくる事があるんやな・・・。

 あるねん・・・。

 伏見稲荷様をお祀りしてたら・・・ようあるねん

 何でかな?・・・と思とったんや長い事・・・。

 だ〜れも聞くもん居らへんし・・・。

 聞いたって参考にならん事言われるやろし・・・。

 この前の祈祷でも、何〜で?・・・伏見稲荷様が沢山の先祖を連れて来るんかな・・・と思って・・・「パッ」、と気がついたんやな・・・悪い頭が・・・。

 
「あ・・・そういうと・・・伏見稲荷様の本地は種々の菩薩様や観音様が在られるな・・・。これやな・・・其処にたどり着くな・・・。如意輪観音様が在られるな・・・。十一面観音様が在られるな・・・。千手観音様が在られるな・・・。聖観音様が在られるな・・・。普賢菩薩様が在られるな・・・。文殊菩薩様が在られるな・・・。地蔵菩薩様が在られるな・・・。弥勒菩薩様が在られるな・・・。不動明王様が在られるな・・・。毘沙門天様が在られるな・・・」、と思ったな・・・。

 道理で・・・と確信したな・・・。

 それでやな・・・と思ったな・・・。

 これやな・・・。

 これや。

 この伏見稲荷様からの要求は素直に受けさせて頂いた方がええと思う。

 そう思う。

 

 

 

 

 

 

 

 
鳴釜神事の実際と考察