ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外25(女の地神さんが・・・)
「お前に・・・解るか?・・・」・・・と女の地神さんが喋ったな・・・。
「珍しい・・・わ・・・、地神さんが喋ったわ・・・久しぶりやわ、地神さんが喋ったのを聞くのは・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。
昨日(平成28年10月4日(火))の午前10時頃やったが・・・、前日の晩、旧知の方から、事態がえらいややこしくなってしまった内容の連絡をもらって・・・さて・・・しかし・・・此処は順調に事が運んでたはずやが・・・こんな事・・・聞いても神霊は応えて・・・答えてくれるやろか・・・と心配して聞いたんやな・・・。
全て、人間の判断の甘さが招いたものやから・・・さあ・・・聞いても教えてくれるかな?・・・と思って聞いたんやな・・・。
この会社の伏見稲荷様は・・・さぞかし、怒っとってやろな・・・先ず、稲荷様をお呼びして聞こうと思ってたら、「もう出とってやわ・・・。鼻をつまんで出とってやわ・・・。手を横に振ってるわ・・・。直ぐに消えてしまったわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。
後は、何回もお呼びしたが・・・お姿は出なかったな・・・。
怒っているというより、嫌がっておられる・・・というのが解るな・・・。
守ってもらって事業は順調に行ってたが・・・ちょっとした人間の判断のミスで・・・と言うても・・・詐欺に引っかかったみたいなもんやから・・・災難やが・・・と言うても・・・怒ってるんやろな・・・稲荷さんは・・・。
何でもっと慎重にせんかったんや・・・という事やろな・・・。
詐欺師の臭い・・・人を騙す様な人間の臭い・・・邪の臭いは・・・臭いんやろな・・・。
人間(ひと)の良い社長さんが気の毒や。
社長は責められへん。
社長さんには・・・この家で祀る大きな稲荷様の出て来られた時の本当の様子をお伝えしてないんや・・・気の毒で・・・只、「○○稲荷大明神様が大変怒っておられる・・・」、としかお伝え出来なかったんやな・・・。
こうなったら家の地神さんだけが頼りやからな・・・。
しかし、地神さんも何も言わんな・・・向こうの大きな稲荷様を差し置いて、意見は言われんやろな・・・というのは理解出来るな・・・。
さあ・・・困ってしまったな・・・、そら、実際、神霊が困ってしまう問題が起きたという事やからな・・・。
神さんがそれに対して答えてくれる・・・という種類の問題ではないからな・・・。
「地神さん・・・、難しい問題やというのは解ります・・・。向こうの稲荷様も怒って出て来てないし・・・、地神さんも向こうの稲荷様を差し置いてどうこう言われないし・・・私が私なりに考えて、○○さんの方にお伝えしましょうか?」、と聞いてみたら・・・、「お前に・・・解るか?・・・」・・・と女の地神さんが喋ったんやな・・・。
「ほんまに久しぶりやな・・・」、と思ったな・・・。
「きついやないかい!」、と思ったな・・・。
「しかし、その通りやな・・・難しいな・・・」、と思ったな・・・。
「そいで、女の地神さんの声は誰の声や?・・・」、と嫁さんに聞いたが、「誰の声か解らないけど・・・女の人の声やわ・・・。透き通って・・・深〜い・・・、優し〜い・・・声やわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。
高い、しんどい授業料になるかも知れんな・・・。
それが必要やったのかも知れんな・・・社長さんの将来にとっては・・・、取り方にもよるが・・・。
法的手続きをとって対処せんとしょうがないやろな・・・相手は騙しのプロやからな・・・。
しかし・・・神霊を怒らしたら・・・中々機嫌を直してくれんからな・・・その方も心配やな・・・。
しかし・・・なんぼ位の高い伏見稲荷様でも・・・この稲荷様と長い付き合いのある私達が事の経緯を話して、丁寧に説明させて頂いて謝ったら・・・絶対機嫌を直して頂ける自信は有るな・・・。
それが私らのお役やからな・・・。
そうせんと・・・会社が駄目になる。
しかし・・・悪い奴も居る。
しかし・・・社長さんが気の毒や。
しかし・・・うまい事行ってたはずやがな・・・。
しかし・・・真面目にやっとる者を騙すというのが・・・腹が立つ。