ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外20(いつも思ってる事)B
 
 一体、いつまでやろな?・・・私ら夫婦のお役はいつまでやろな?・・・とは、絶えず思うな・・・。

 いつも思とる。

 ここ数年・・・この領域の仕事(お役)に対する私の捉え方が以前とは変わって来た事は確かやが・・・。

 地神さん(女の)にしても、私ら夫婦に対する態度や、お伺いを立てた時の私らに見せてくれる(教えてくれる)霊視の内容や量が以前と比べてぐんと少なくなった来たな・・・。

 絶えず、対峙する方の身(立場)になって・・・私らのする事は間違っていないか・・・対峙する方に失礼にはなっていないか・・・という様な考えになってからは・・・そういうと、男の地神さんも・・・、「まだ解らんのか、このアホが・・・」、と私の喋り方・・・、私の声で・・・出ん様になったな・・・。

 「もう、お前らだけで考えてやれるやろ・・・」、という私らに送られる意思は感じるな・・・。

 それに対して、「いや・・・、後ろに地神さんが居ってくれんと、こんな仕事出来るもんやない」、という私らの固い考え・・・というより、やはり地神さんに頼る大きな気持ちは絶えず・・・ずっと有るな・・・。

 霊障を受けても・・・地神さんが居らんとどうにもならん事はよう解るからな・・・。

 そうやないと・・・今まで、何かい死んどるか分らんからな・・・。

 事実・・・去年の春頃から・・・実は体の違和感・・・何か?変やな・・・何か?・・・、私の体に・・・何か起こって来てるな・・・というのは解っていたな・・・。

 「あ・・・ややこしいな・・・普通の方なら此処で大騒動やろな?・・・」、というものは感じていたな・・・。

 先日も、「地神さん・・・、私らの分らんとこで・・・私らの体を治してくださいましてありがとう御座います」、と言ったら・・・頭を下げてあったな・・・。

 「よう・・・解っていますので・・・」、と言ったら、頭を下げてあったな・・・。

 私の方に関しては・・・まだ当分かかるやろな・・・というのが解るな・・・感として。

 「悪いものを出してくれよってやな・・・」、というのが良く解るな・・・。

 「こんな出し方も有るんやな・・・」、というのが解るな・・・。

 9年程前、嫁さんが末期の胆のう癌、肝硬変で姫路の医療センターに入院していた時、「もう10年、寿命をくれ。私の寿命を取っても良いから、もう10年くれ・・・」、という約束で今があると思うが・・・。

 確か・・・、「取る時は一緒に取る」、と男の地神さんが言ったが・・・。

 何年か前・・・、「地神さん・・・、息子にも私らのこの後の事・・・もう言うた方が宜しいですか?」、と聞いた時、地神さん・・・うなづいたな・・・。

 一応、息子には伝えたな・・・この後の私らの展開を・・・。

 ・・・と言うて、去年、和歌山での祈祷の帰り・・・、「地神さん、釜やが・・・、長年使ってガタガタになっとるが・・・、新しい釜、買っても宜しいですか?」、と聞いたら・・・、買っても良しとうなづいたな・・・。

 買っても良いという事は・・・何か?・・・体が軽くなるのが解ったな・・・。

 この頃から・・・男の地神さん・・・出て来んな・・・。

 夜中に嫁さんが起きてる時に、「あのアホが・・・」、と私の声で、私の喋り方で偶に出て来るらしいが・・・。

 この男の地神さんと・・・以前・・・よく喧嘩をしたんやな・・・。

 「
あんたはわし(私)か?。わし(私)はあんたか?」、と聞いた時・・・、「遠〜い昔、そんな事もあった様な気がする・・・」、と男の地神さんが言うたが・・・、私の、この領域に対しての捉え方が変わってからは・・・出て来んな・・・。

 しかし・・・この領域に対しての捉え方が変わって・・・対峙する存在と以前より深く関わる(関わらせて頂く)様になってからは、妻や私の体に入って来るものの質は変わったが、深く、重く、鋭いものが多くなった気がするな・・・。

 しかし・・・
これがこの領域の仕事の本来の姿やと思うな・・・。

 その仕事やが・・・いつまでやっとるんかな?・・・というより、いつまでやれるやろな?・・・といより、いつまでやらせてもらえる(頂ける)んかな?・・・というのが本音やな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
鳴釜神事の実際と考察