地鎮祭・・・墓地や不慮の事故、災害のあった土地での地鎮祭
 地鎮祭とは、土木工事や建築などの工事を始める前に行い、その土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらう事の許しを得る・・・とウィキペディアにあります。

 神式で行う場合、近所の神社の神主さんや、又は建設会社と契約を結んでいる神社の神主さんが現地に来られて行われる場合が殆どだと思います。

 偶に、お坊さんが来られて仏式の形で行われる場合もあります。

 又は、私達の様に、両部神道の影響がかかった形で行われる地鎮祭もあります。

 いずれの修法で行うにしても、先ず、その土地に建物を建てる許しを得なければなりません。

 その前に、その土地にはどの様な存在が作用しているのかを見極めなければなりません。

 この見極めが出来ないまま事を進めて建物を建てた場合、その土地の持ち主、その土地の建物に住む霊媒体質や感受性の強い方に、何らかのお知らせが入って行く場合があります。

 その土地にはどの様なものの作用が働いているのか、その作用を発するものを出してみて(出て頂いて)、そのものから話を聞いて、それならばどうしたら良いのかという事をも聞いて、納得して頂くというプロセスをしっかり踏んで事を進めなくてはなりません。

 ・・・といっても、土地によってもいろんなケースが有って、そんなに簡単に此方の意志が通じるわけでもありませんので、やはりこの分野に通じる者の仕事(土地の見極め)になって来ると思います。

 「地鎮祭では、・・・させて頂きますので・・・、○○様の気の済む様(納得して頂く)にさせて頂きますので・・・、どうかこの願いをお受け頂き、この土地に家を建て、住む事を許してください」、と頼む訳です。。

 希う(こいねがう)わけです。

 祈願奉る(こいねがたてまつる)わけです。

 兎に角頼むわけです。

 嘆願するわけです。

 今回行わせて頂いたハイツの地鎮祭ですが、幹線に面した良い立地条件の土地ですが、購入予定の土地の奥の区画にコンクリートで出来たお社が在ります。



 ○○観音と名前がついているらしいのですが、多分、相当昔に建てられものが壊れたので、その地区の方が建て替えられて(何回も)今のお社になったと観ます。

 業者はお社に面した土地も買って欲しいと言われたらしいのですが、此方の地神様に聞きますと、「それは止めとけ」、という事で、幹線に面した土地だけを買われて其処にハイツを建てられる事になりました。

 ハイツ建設の話しは一年以上前から聞いていたのですが、地鎮祭予定日の大分前から私達の体に訴えて来る念が日増しに強くなって来るのを感じます。

 決して地鎮祭を拒否する念ではない事だけは分ります。

 そして、ハイツを建てる土地とは一区画離れてはいますが、それがコンクリートで出来たお社から来ているものも関係しているのが分ります。

 今は区画で切ってありますが、その昔、ハイツを建てる土地とお社が在る土地は
同じものが作用している土地だという事が解ります。

 地鎮祭予定日の一か月以上前、コンクリートのお社の存在を呼んでみましたが、何も見えては来ませんでしたし、何も嫌な感じも受けませんでした。

 地鎮祭予定日の一か月ほど前、再度、コンクリートのお社の存在を呼んでみました。(某月、某日、(306))

 最初、私の方の地神様のお姿が出て、そうこうする内に地神様が前に移動したと思ったら、その前に
白い巳神様が出て、両者がお腹をくっつける形になりました



 「ハイツを建てる事は了解した」、と取ります。

 
どの時代の誰が○○観音と名付けたかは解りませんが、そしてお社の中の観音が何故巳の形を取って出て来られる事に疑問を持たれる方は大変多いと思いますが、これを書き始めると長くなりますので省きます。

 地鎮祭予定日の二週間前、地鎮祭の日にちの是非について私の方の地神様に意見を聞こうとお呼びすると、地神様の前に、三角形の、家の天井の空気抜きの様な形のものが三つ出て来ました。(某月、某日、(310))

 妻はこれから建つハイツの屋根の空気抜きの様だと言いますが、少し違うものを感じます。

 その数日後、再度、ハイツが建つ土地の事を聞いてみますと、

 妻、「
枯れた・・・細い木が出て来たわ・・・。枯れた枝の所々に緑の葉っぱ付いているわ・・・」、と言います。

 「枯れた細い木の枝に何故緑の葉っぱが?・・・」、と思いましたが、後から思うともうこの時既に私の体に相当なものが作用していたのか、余り深く考える事もしんどい状態になっていましたので何となく有耶無耶な見極めに終わってしまいました。。



 その十日後、地鎮祭の四日前、私が考えている地鎮祭の段取りの最終的な是非を聞こうと思い地神様を呼んでみました。

 「地神様の前に、薄い色の花びらの様なものが出てるわ・・・」、と妻が言います。



 「よっしゃ。間違いないな。この段取りで間違いないな」、と思いました。

 私のこの地の地鎮祭に対する考えは間違ってない事は解りましたが、どうももう一つ力が湧いて来ません。

 今までにこの様な祈祷は相当の場数を踏んで来ていますので何も心配する事はないのですが、重〜く、それが沢山の数?の重さが体に入って来ているのが解ります。

 妻にしてもお腹が妊婦の様に膨らんで、体がだるく、頭痛がひどく、家事は出来ない状態になっています。

 しかし、今回は、主に私の方にお知らせが入っているのが解ります。

 私に作用する、この重〜い、数が多〜いものは何なのか?、ちゃんと土地の神霊には断りを入れて承諾をもらっているはずですが・・・。

 地鎮祭の前夜、「地鎮祭はようけ(沢山)して来て慣れとるはずやで・・・、しかしちょっと此処、特別やな・・・。しんどいな・・・」、と妻と話をした事を覚えています。

 地鎮祭の当日の朝、妻が起きて来て、「
今日行く土地・・・、田んぼやったね?・・・。目が覚める直前に沢山の墓石が建ってたわ・・・」、と言いながら起きて来ました。

 これで大体の事が解って来ました。

 枯れ木の所々に付いてた
緑の葉っぱは妻が見た沢山の墓石、要するに仏様を意味していたのです。(今までの経験から、緑の葉っぱの形を取って、仏様の存在を知らせて来る事は沢山経験しています

 お社の在る土地も今度ハイツが建つ土地も、
この一帯の土地には仏様がいっぱい居られるぞ、というお知らせだったのです。

 そしてこの
沢山の仏様は何らかの災害で亡くなった方と観ます。

 堤防が無かった時代、加古川の氾濫で亡くなられた方と観ます。

 この地域の旧名は、「堤の内」、と呼ばれる地名もあり、このハイツが建つ土地も川の砂が蓄積し陸地となったと歴史書に書いてあります。

 
その霊を弔(ともらう)為に観音様のお社が建てられたと観ます。

 しかしお社をよく見ると、神式のお社で榊が立ててあるのが確認できます。

 その前に火袋部分がない灯篭が見えます。

 神社でよく目にする灯篭の形と観ますが・・・。

 そしてお社自体は決して古いものではなく、私の家の地神様のお社よりは相当新しいものの様に見えます。

 多分、この地域の村の方が共同で建て替えられたと観ます。

 その様な事が現在までに何回も繰り返されて来たと思われます。

 尚、妻が見た沢山の墓石ですが、この地に死者を葬るにしても、多分、最初から墓石の様なものは無かったと思います。

 墓石を見せて、仏様が居られるぞというお知らせを送って来たのだと思います。



 「よし、ほなら、
段取りをちょっと変えろか・・・」、と思いました。

 
木の枝の所々に緑の葉っぱがついていた・・・これは仏様です

 この沢山の仏様が私の体の中に入って来ていたのがうなづけます。

 案の定、朝起きて気がついたのですが、体はふらつき、手はブルブルと震えて、気持ちは落ち着かない状態です。

 今回、ハイツを建てる方の御先祖様の他に、
この位牌に入ってもらおう・・・沢山の仏様には・・・線香護摩の時に・・・と思いました。

 「亡 三界一切萬霊位」の位牌に入って頂こうと思いました。



 ハイツを建てる方の御先祖様の紙の位牌です。



 地鎮祭における線香護摩の次第は省きます。

 「謹み敬って申し上げます。夫れ・・・・・・・。爰に○○○○氏・・・・・・・。・・・・・建築の円満成就を・・・・各工事担当者に事故無からんことを祈念し奉り・・・・以後省略」。

 線香護摩の表白を終えて、

 私、「地神さん・・・、このハイツの建つ予定の土地に居るもの、出してください。再度断りを入れますので・・・」。

 妻、「
下の方に波打った様な形が出て来たわ」。

 私、「それ、動いてないな」。

 妻、「動いてない」。

 私、「悪いな・・・。あんた、ちょっと動いてくれるか?」。

 妻、「動いたわ」。

 私、「あんた・・・すまんけど・・・ほんまの形、本来の形になってくれるか」。

 妻、「ならない。変わらないわ」、と言います。

 前後しますが、このハイツが建つ土地は幹線からの高さより相当低い高さにあります。

 本来なら、業者が地上げをしてから地鎮祭の祈祷をするのですが、私には厳しい土地だという事が解っていましたので、地上げをする前に祈祷をする事になりました。

 この土地にはこの様な念が在る事が解っていましたので、低い土地の状態のまま地鎮祭をする事にしました。

 このものが、
良いとか、悪いとかと判断するものではないのですが、こういう念がこの土地には働いているという事です。

 直ぐに、

 妻、「
つくしの様なものが沢山出てるわ・・・はっきりとはしないけど・・・」、と言います。



 私、「動いとるか?」。

 妻、「?????」。

 私、「つくしの形を取るもの、本来の形で出てください」、と伝えました。

 妻、「変化はないわ・・・」、と言います。

 
波打つもの→つくしの頭→巳とも取れますし、波打つもの→つくしの頭→沢山の仏様とも取れますが・・・、多分、この様なものが居るという事です。

 この
土地にはこの様な念が働いているという事です。

 線香護摩では五大明王の蝋燭に火をつけるのですが、私の体と腕(手)がブルブルと震えています。

 線香護摩の途中で、鳴釜の米を洗うボール一杯に水を入れて「正信偈」、を上げましたが、途端に私の体から沢山の重いものが瞬時に出て行くのが解りました。

 直ぐに体が軽くなり、体や手の震えは無くなりました。

 やはり、このお経は大したものだと再確認しました。

 線香護摩の途中では、波打つもの、沢山のつくしの様なものに念を向けて呼んでみましたが、全く何も見えて来ないところを観ると、
相当古い念だという事が解ります

 線香の護摩が終わって、

 声に出さず、(後ろには沢山の工事関係者が座っていましたし、その中にはこの様な事を疑問視する方も居られますので、なるべく、そういう方々を刺激しない様に声に出さずに尋ねてみました)

 私、「この土地に作用するものにお聞きします。線香護摩で供養をさせて頂きましたが、これで良かったでしょうか?」、と聞いてみました。

 妻、「
縦の線が一本出て来たわ」、と言います。

 妻には、何も考えずにその線を見ている様に伝えて、

 私、「再度お伺いします。この供養で良かったでしょうか?」、と尋ねてみました。

 妻、「
線がワア〜と太くなったり細くなったりし出したわ・・・」、と言います。

 私、「有難う御座います。まだこの後、鳴釜の神事でも供養をさせて頂きますので宜しくお願いします」、と伝えました。

 妻、「ワア〜っと太くなって・・・、
上に光が上がった・・・」、と言います。



 「よっしゃ」、と思いました。

 私達の地鎮祭で何時も気になる事ですが、神主さんに地鎮祭を頼んだ場合、もうこの時点で時間的にとっくに地鎮祭は終わっています。

 私達の場合、今から鳴釜の神事に入る事になります。

 後ろに座っておられる関係者の方にとっては、何と長い地鎮祭なのだろうとイライラされていると思います。

 鳴釜の神事に入ります。

 鳴神の神事をもって、再度、この地の仏様、この地に働く全ての念、そして横の区画のお社の
観音様と呼ばれている神霊に対して、この地にハイツを建てる事の許しと、施主、工事関係者に事故の無い様に、又、ハイツが建った後、このハイツに入って住む方々の家運長久、子孫繁栄、息災安穏を祈願しました

 祝詞を上げます。

 私、「どないや?、目の前、何も出てないな?」、と妻に尋ねました。

 妻、「何も出てない」。

 私、「線香護摩の時に出てたものは何も出てないな?」。

 妻、「何も出てない」。

 私、「目の前の場面の色は?」。

 妻、「白ではないけど・・・」、と言います。

 「まあ・・・それはそうやろな・・・。まだ釜焚いてないし・・・、白やったらおかしいいわな・・・変やわな・・・」、と思いました。

 コンロに火をつけます。

 湯が沸騰して来ます。

 米を入れます。

 釜は
決して綺麗な音でもなく、波はないが、しかし力強く、ビリビリと響きながら鳴り出しました

 「当然の鳴り方やな・・・。
これが青空を意味する様な平和な音やったら、この地鎮祭、失敗やな・・・」、と思いました。

 そこそこの時間、釜は鳴っていました。

 やがて
釜は普通の音に変わり、止んで行きました。

 私、「どや?」。

 妻、「釜が鳴ったら・・
・蒸篭の周りから光が集まって・・・それが一直線の光になって上に上がって行ったわ・・・」、と言います。

 私、「
一直線やな?。広い範囲やなしに、一直線の光やな?」。

 妻、「そう・・・
一直線」、と言います。



 「よっしゃ。成功やな」、と思いました。

 後ろに座る関係者の方に気を使いながら、

 妻には、何も考えずに目を瞑る様に伝え、

 声に出さず、

 私、「お社に居られるこの地の神霊様、私らのした事、地鎮祭、これで良かったですか?。神霊様から観て、これで良いなら目の前に光を出してください」、と言いました。

 私、「目の前・・・何か出たか?」、と尋ねました。

 妻、「
白い光がパッと光って出たわ・・・二つ出たわ」、と言います。

 「よっしゃ。成功や」、と確信しました。

 これでこの地にハイツを建てても良しです。

 建てる方(施主)も、ハイツが建って入居する方も、これで良しです

 もし、
ハイツに入居される方の中に霊媒体質の方が居られても、心配する事は無いと思います

 急いで執り行いましたが、やはり2時間かかりました。

 大手の施工会社ですので、社員もいろんな地鎮祭を見て来られたと思いますが、私達の地鎮祭に出席された方は疲れただろうと思います。

 いろんな土地に関する祈祷をして来ましたが、上には上があるものだと思いました。

 地鎮祭が済んで4日目ですが、やっと普段の体調に戻った感じがします。

 今回、ハイツが建つ周りは新しい家が沢山建っていますが、その家の方で、この地に引っ越しされてから体調を崩されている方が居られるなら、多分、体調は回復して行くと思います。


 *余分になりますが、妻が、「
白い光がパッと光って出たわ・・・二つ出たわ」、と言いましたが、コンクリートのお社に居られる神霊は二体居られるという事です。

 観音様を祀るお社には二体の神霊が居られる事になります。

 
何の神霊が居て、それが何故なのか・・・というのは又機会をつくって書きたいと思いますが・・・。
 






 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 
 
 


 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
鳴釜神事の実際と考察