ある巳神(地神様)・・・3、その後の展開と事情(巳神の嫁取り)

       「本日はおめでとうございます」
 「何か・・・、何故か・・・、解りませんが・・・、変なんです・・・」、と言われます。

 「仕事も・・・、入る事は入るのですが・・・、儲けの少ない仕事ばかりで・・・・・」、と言われます。

 「同業者のからの相談ばかり聞いているんです・・・・」、と言われます。

 「妻からも・・・、「あんた・・・、ちょっとおかしいんと違う・・・」、と言われるんです」、と言われます。

 私の方にしても・・・、体に入る念が・・・、「ちょっと・・・、おかしいな・・・。確かに、仏さんが送って来る念にも感じるが・・・、ちょっとおかしい」、という何とも言い様のない不確かな気持ちで・・・、「まあ・・・、現地に行って拝んでいると解明するやろ」、という気持ちで祈祷に臨みました。

 勿論、初めて行かせて頂く様な所では、この様な浅い霊視では行かれないのですが、この会社は今まで何回も行かせて頂いていますので、現地に行って拝めば何とかなるという自信が有りました。

 現に、祈祷に行く数日前、この会社の巳神様(男の)をお呼びした時、大きな鱗の胴体が出て、「仕事は守ってやる」、というお答えを頂きましたので、現地に行って拝めば解明するという考えで臨みました。

 家の地神様には祈祷の表白を読み上げてその是非を聞いてみたのですが、「それで良い」、と言われます。

 しかし私にしても、祈祷が近づいて来るに従って、「何か・・・、おかしい・・・、何か・・、変な感じやな・・・」、という思いが増してきた事は確かです。

 妻の体調を観ていると私と同じ事を言うのですが、それは邪が発するものとは違う事が解ります。

 祈祷の当日の朝、目を覚ますと同時に、体の左部分、腰の辺りから足先まで刺さる様な痛みが走りました。

 同時に、蛇の腹側の下半身が出て来ました

 瞬時に、「この蛇は下半身を叩かれて死んだな・・・・」、と思いました。

 「急所を叩かれて死んだな・・・。殺されたな・・・」、と思いました。



 しかし、その様な事は一瞬にして忘れてしまい、祈祷に出かけました。

 妻は祈祷の前日からゲップが出ていましたが、回数が多くないところから判断して、そんなに気にしてはいませんでしたが、現地に着いて直ぐに左脚に痛みが出て来ました

 現地に着いて・・・、「何か・・・おかしいんです・・・。変なんです・・・」、と言われますので、私も・・・、「何か・・・おかしいな・・・、変やな・・・」、という話をした次第です。

 確かに、今までこの家は、仏様(御先祖様)に関しての本格的な供養はしていませんので、全てが順調に行くにはその事も必要な事は解るのですが、いろんな事情が有って出来ませんので、釜を焚く前に仏様にお経を上げる段取りでおりました。

 線香を立てて供養をする前に、「地神さん・・・、この・・・、何かはっきりしない念の仏さん・・・、ちょっと出してください」、と言いました。

 それから出て来たものが・・・・、

 妻、「・・・・頭?・・・、顔?・・・・、みたいなのが見えるけど・・・、はっきりしないわ・・・・。ブァイオリンの様なものを弾いてるわ?・・・・」、と言います。

 私、「そんな訳ないやろ・・・。あんた、聞こえるか?。聞こえたら手を上げてみ・・・・・」。

 妻、「・・・上げた様な・・・、はっきりしてないから分らないわ・・・・」。

 私、「あんた、こっちを見てみ・・・」。

 妻、「見たわ・・・・。口はポカ〜ンと開いたままやわ・・・。目は小さい目やわ・・・」、と言います。

 私、「あんた、○○さんと関係が有るんか?。○○さんの先祖か?」。

 妻、「何も言わないわ」。

 私、「あんた。○○さんの奥さんの方と関係の有るものか?」。

 妻、「そうらしいわ・・・・」。

 妻、「・・・・この人?・・・、首が前に出て・・・、地神さんと同じ様な格好やけど・・・・」、と言います。

 私、「あんた・・・、体・・・、本来の体になってみ・・・、戻ってみ・・・」。

 妻、「何か・・・、人の体やないみたい・・・・。家の地神さんも同じ顔になってるけど・・・・・」、と言います。

 妻、「・・・頭に毛が生えてる様にも見えるけど・・・・」、と言います。

 妻、「・・・家の地神さんと同じ格好みたいになってるけど・・・・」、と言います。

 私、「あんた・・・、女の巳さんか?。○○さんの奥さんの方の誰かに殺された巳さんか?」、と尋ねてみました。

 妻、「反応はないわ」。

 私、「この巳さんを殺した者、出てみ。地神さん、出してください」。

 妻、「出て来たわ・・・。手?・・・・、ダラ〜ンと垂らして・・・・。顔は・・・、同じ様な顔やけど・・・・」、と言います。

 私、「あんた、この巳さん、殺したんか?。殺したならうんと言うてみ」。

 妻、「そらしいわ・・・」。




 私、「そうか・・・、殺したか・・・・」。(下半身の急所を叩いて殺したな?、と聞きたかったのですが、この場面では聞かれませんでした)

 私、「あんた・・・、えらい事したな・・・。あんたが殺した巳さん、神さんの巳さんやったんやで・・・」。(人間の姿を取って出て来る巳神が偶に居られますが、中々修行が進んでいる巳神と観ます)

 私、「あんたも、巳さん殺して、成仏出来んと居るんやろがな・・・、もう・・、してしまった事はしょうがない。えらい事をしたという気持ちが有るなら成仏出来るから・・・、ちょっと待っとき」。

 此方の地神様には、知らないでやった事と、またこの殺生した仏さんも後悔していると思うので、釜で対処してくれる様に頼みました。

 祈祷の段取りとしては、先ず最初、この家と奥さんの方の御先祖様の供養をして、その後の一つ目の釜で感謝の気持ちをお伝えして、二つ目の釜で商売繁盛を祈願する予定にしていました。

 そういう事で、一つ目の釜は、○○さんの奥さんの方の先祖が殺生した巳神様に対しての詫びの釜に変更しました。

 詫びの釜、表現は変ですが、巳神様の身体平癒の釜として焚く事にしました。

 予定通り、両家の御先祖様に対しての供養を行いましたが、その始終は省きます。

 一つ目の釜に入ります。

 一つ目の釜の表白は、只々謝るだけのものになりました。

 そしてこの会社に祀る地神様(男の)をお呼びしました。

 私、「○○家の地神様、お姿をお見せください」。

 妻、「はっきりと出てあったわ」。

 妻、「此処の巳さん・・・、片目だけやわ・・・・」。

 妻、「家の地神さんの目も・・・、片目がおかしいわ・・・」、と言います。

 この殺された女の巳神様は、目も叩かれたと観ます。

 私としては、この時点で大体の流れは把握していました。

 この時点で目の前に居られるのは、私の方の巳神様と○○家の地神様だけです。

 殺された女の巳神様のお姿は見えません。

 声に出さずに、

 私、「地神さん、釜で本来のお姿になられるであろう女の巳神様、釜が鳴ったらお呼びしてください」、と頼みました。

 妻、「うなづいてあったけど?・・・・」。

 祝詞を上げて、コンロに火をつけます。

 湯が沸騰して来ます。

 洗い米を入れます。

 釜は少しの波を伴って、少しひびきのある音で鳴りだしました。

 決して大きな音ではありませんが、小さい音でもありません。

 割と癖の少ない鳴り方をして、やがて音は消えて行きました。

 私、「今、目の前には、家の地神さんとこの会社の地神様だけやな?」。

 妻、「そう」。

 私、「大変不条理な御迷惑をおかけした巳神様、どうか御姿を見せてください」、と言いました。

 私、「どや?。出て来てあったやろ?」。

 妻、「・・・・、白い・・・、はっきりとした巳さんが釜の下辺りから出て来てあったわ」、と言います。




 私、「巳神様、この度は大変不条理な御迷惑をおかけしました」。

 ・・・・とお伝えしたのですが・・・・、さあ・・この後・・・、どう言って良いのか・・・・、生意気な様ですが・・・、この巳神様をどうしょうかと思いました。

 そして・・・、私が考えた事を口に出して言ってみました。

 私の家の地神様に、

 私、「地神さん・・・、これ・・、この様になっていたのですか?」。

 妻、「うなづいてるわ・・・」、と言います。

 この会社の男の地神様に、

 私、「○○の地神様・・・、この様になっていたのですか?」、と聞いてみました。

 妻、「うなづいてるわ・・・・」、と言います。

 何故か・・・、声に出さずに、

 私、「地神さん・・・、今日、来られた女の巳神様はこの会社の男の地神様の奥さんになる様になっていたのですか?」、と尋ねてみました。

 妻、「うなづいてるわ」。

 私、「○○の地神様・・・、この女の巳神様・・・、あなたの奥さんになる様になっていたのですか?」。

 妻、「うなずいてるわ」。

 声に出して、

 私、「今日、此処に来られた巳神様、○○の地神様の横に行ってください」、と言いました。

 妻、「すう・・・・っと、後ろから周って横に行ったわ・・・。控えめな感じやわ・・・」、と言います。

 私、「今日、此処に来られた女に巳神様・・・、この形で宜しいですか?」、と尋ねました。

 妻、「・・・神霊が・・・、巳さんが・・・、こんな頭の下げ方をされるんやね・・・。こっちを向いて・・・、少し体を巻いて・・・、しっかりと頭を下げてあったわ・・・・」、と言います。

 私、「・・・そうか・・・・、頭を下げてあったか・・・・」。

 妻、「大分前から、この様になる事になっていたみたいやわ・・・・」、と言います。

 私、「地神さん・・・、そしたら今日は目出度い事なんですね?・・・・。人間で言ったら結婚式の様なもんなんですね?」、と尋ねました。

 妻、「うなづいてるわ・・・」。

 正直・・・、この先・・・、さあ・・・・、どうしょうか?・・・、と迷いました。

 妻、「家の地神さんが口に四角い紙をくわえているわ・・・」、と言います。

 大体の流れが解って来ましたが・・・・、

 私、「地神さん・・・、その紙に何が書いてあるのですか?・・・。もっと大きく見せてください」、と言いました。

 妻、「・・・今日来られた女の巳神様がその紙をくわえて・・・、膝の所に(私の)持って行ってるわ・・・・。紙を渡して(私に)、此処の男の巳神さんの所に戻ったわ・・・・」、と言います。

 さあ・・・・、えらい事になって来たな・・・、と思いました。

 声に出さずに、

 私、「地神さん・・・、これ・・・、私に出来ますか?」、と尋ねてみました。

 妻、「うなづいてるけど・・・・」、と言います。

 私、「ほんまに、出来ますか?」、と再度聞いてみました。

 妻、「うなづいてるけど・・・」、と言います。

 声に出して、

 私、「○○家の地神様、今日来られた地神様・・・・、これは大変目出度い事になるのですね?」、と伝えました。

 妻、「どちらも・・・、うなづいてるわ・・・」、と言います。

 私、「本日はおめでとうございます」、とお伝えしました。

 妻、「どちらも・・・、こっちを向いてうなづいてるわ・・・」、と言います。

 私達の祈祷を経験された方はお解りですが、祈祷の途中で、今、何が出て、どうなっているという説明をさせて頂いています

 確かに、以前よりは簡単な説明になりましたが、祈祷を依頼された方に取っては気になる事ですので、これからも簡単な説明はさせて頂く様にしたいと思っています。

 此処の社長には、「信じられないかも知れませんが、奥さんの方の先祖が殺生した女の巳さんが此処の男の地神様のお嫁さんとして来られました。これは社長が奥さんと結婚された時点で決まっていた流れだと思います。これは社長に取ってまた一つ徳を積んだ事になります。商売も良い方向に行くと思います」、とお伝えしました。

 此処の社長は解りましたと言われましたが、嫁さんには言われませんと言われます。

 この様な展開は余り例の無い事ですので・・・、私にしてもはっきりと言わない方が良いと思います。

 二つ目の釜の趣旨は、この会社の地神様に対し、今日まで守って頂いた感謝の釜、商売繁盛、事業繁栄の釜、そして、「本日はおめでとうございました」、の釜になります。

 感謝の表白、商売繁盛の表白を読み、その後で、「本日はおめでとうございます」、とお伝えしました。

 祝詞を上げます。

 コンロに火をつけます。

 湯が沸騰して来ます。

 米を入れます。
 
 釜はよどみの無い音で鳴り出しました。

 大きな音です。

 鉄骨の窓が釜の音で振動しています。

 やがて音が止まって行きます。

 私、「どや?」。

 妻、「・・・こんなん・・・、見た事ないわ・・・・・」、と言います。

 妻、「釜が鳴り出すと、
釜の上だけではなく、もっと広い範囲に半円形の形が上に続いて出て来たわ・・・・」、と言います。




 私、「半円形が?・・・・・・出たってか?・・・・」。

 妻、「半円形」、と言って手でその格好を示しました。

 この後、この会社の男の地神様、今日来られた奥さんの地神様には、この会社のこの先を聞きましたが、全て良い返事がもらえました

 事業は良い方向に展開されて行くと思います。

 この会社の地神様夫婦に、

 私、「○○の地神様、○○さんのこの先、事業が今以上繁栄する為に何かする事は有りますか?」、と聞いてみました。

 妻、「私の胸を叩いたわ・・・」、と言います。

 私の方の地神様に、

 私、「地神さん、何が胸を叩いているのですか?」、と聞いてみました。

 妻、「線香が一本・・・・、火がついて出て来たわ・・・」、と言います。

 私、「その方、呼んでください」。

 妻、「斜め上に・・・、ぼ〜としてはっきりしないものが出てるわ・・・・」、と言います。

 私、「この仏さん・・・、○○さんの方の先祖ですか?。奥さんの方の先祖ですか?」、と聞いてみましたが、結局はそれ以上の進展は無く、この仏様には消えて頂きました。

 要するに・・・、○○さんが気持ちの上で、先祖供養の大事さを何時も思っていれば良しと取ります



 さあ・・・、やっと・・・、この会社の地神様の所にお嫁さんが来られたという事ですが・・・・。

 社長、「一週間ほど前・・・、夢で・・・、35〜6歳位の綺麗な女の人が私の体に抱き着いて来たのですが・・・、その女の人の体ははっきりとしなかったのですが人間ではなく蛇の様でした。少し黒味を帯びたものが体に巻き付いて来る様な感じでした。綺麗な人でした」、と言われます。

 今日、お嫁さんとして来られた巳神様が事前に社長の所に来られた・・・・・。。

 何故なら・・・、この会社の男の地神様とこの会社の社長は同じだからです

 祈祷が終わって家に帰り、今日、釜の上に展開されていたものの事を考えていると、祈祷の日の朝、蛇の腹側の下半身の事を思い出しました

 今日、釜の上に展開された半円形のものは・・・、あれは・・・、蛇の腹部・・・、蛇腹の形ではないかと思いました



 そしてもう一つ・・、社長が夢で見た綺麗な女の人ですが・・・・・、これは私も祈祷の4〜5日前、夜、寝ていますと、私の横に蛇が引っ付いて来るので目が覚めて、その後寝ると、また蛇が私の体に引っ付いて来て目が覚めるという事を繰り返した事を思い出しました。

 私の方にも、この女の巳神様は今回の事を知らせに来ていたと思います。

 尚、社長が見た夢は普通の夢ではなく、霊的なものが関係した夢です。この様な夢は総天然色で、目が覚めた時も眠気は無く、何時までも鮮明な記憶で残ります。

 尚、私の場合、半分起きている状態で、出て来た蛇は黒っぽい色でした。

 余り例のない展開が繰り広げられましたが、これでやっとこの会社の地神様も夫婦で一体という正式な形になられました

 この先、事業も発展していくと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
鳴釜神事の実際と考察