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          (番外3)
 某月、某日・・・言うても・・・H27年5月4日(月)の朝・・・8時?頃やが・・・・。

 つくづく・・・、有り難いな・・・と思ったな・・・。

 何〜にも言わんと・・、何〜にも聞かんと・・、そう思とった訳やが・・・・。

 言うたってしょがないし・・・、聞いたってしょうがないし・・・・、と思とった訳や・・・・。

 確かに、「きつかったんや」、と言うより・・・、祈祷の対象が・・・、殆ど神霊様に対応させて頂く様になってから、又、それが自分らの本当のお役やと認識してから、余計に体と精神が疲れる様になったな・・・・。

 まあ・・、それはそれでええんや。

 抗生剤飲んで・・・、遠いとこで・・・・、筑西の田舎の・・・、何にもない土地で地鎮祭して・・・、その地域一帯の神霊様に許しを請い・・・・、まあ・・・、それは私らにしか出来ん事やから、それでええんや。

 怒っとってやがな・・・、神霊様。

 耳から血が出るわ・・・・、祈祷中、鼻血は出るわ・・・、まあ・・・、それはそれでええんや、私らしか出来ん事やからな・・・・。

 こんな祈祷・・・、解らんもんがしたら、した方も死ぬやろし・・・、頼んだ方も葬式が出るやろし・・・・。

 頭下げて、下げて、下げて・・・、頼んだら・・・、向こうの神霊も私らが此処までして来た事はお見通しやろからな・・・・、許してくれるんやろな・・・、許してもらったな・・・・。

 ちょっと・・・、調子、悪かったんやな・・・、その事で、ちょっと聞こうかな、と思とった訳や、何日か前から・・・。

 そやけど・・・、聞いたって同じ(おんなじ)や、と思って黙っていた訳やが・・・・・、有り難いと思ったな・・・・。

 「地神さんが、心配そうな顔してず〜っと見てるわ」・・・、要するに、地神さんが私の顔を見てると嫁さんが言ったな・・・・・。

 普段は横向いて知らん顔してるんやがな・・・・。

 地神さんのお祀りが済んで・・・、命婦専女神様へのお祀りが済んで・・・、ぼ〜っとしてたら、「大きな、白い稲荷さんが、胸の中にす〜っと入って消えたわ」、・・・、要するに、大きな稲荷さんが私の胸から体の中に入ったと嫁さんが言ったな・・・。

 「あ・・・・・、有り難いな・・・・」、と思ったな・・・。

 伏見から来てあったな・・・・、命婦専女神様からの気持ちやろな・・・、と思ったな・・・・。



 地神さんに聞いたけど、何も言わんかったな・・・・・。

 ・・・・解るんやな・・・・と思ったな・・・・。

 こっちの体調が解るんやな・・・、と思ったな・・・・。

 つくづく・・・、有り難いな・・・、と思ったな・・・・。

 その日の午後、3時半ごろ・・・・、綺麗な音が右耳から抜けて行ったな・・・・。

 同じ時刻、嫁さんも右耳に綺麗な音が鳴っていたと言ったな・・・・。

 「有難う御座いました」、とお伝えしたな・・・・・。

 
 某月、某日・・・・、まあ・・・、昨日(H27年5月5日(火))やけど・・・・。

 「タランチュラ?・・・みたいなクモ?・・・が見えるけど・・・・」、と言って、爪を立てて・・・、指を立てて・・・、その格好をしたな・・・嫁さん。

 ある土地の地鎮祭の事で地神さんに聞こうと思って地神さんに手を合わせたら、突然、それが出た訳や・・・。

 クモではないというのは解っていたんや・・・。

 「それ、龍の爪や。怒りで爪を立ててるんや」、と嫁さんに言ったら、「クモとは違うわ・・・。ぎゅ〜っと握りしめているわ」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「それ・・・、怒っとるんや。神さんが」、・・・・・。

 「今度私達が行かせて頂く土地の龍神様ですか?。何か、以前、人間が失礼な事をしたそうでお怒りになられていると思います。大きな池を掘って、そのまま埋めて・・・、地域一帯の神霊様には大変な御迷惑をおかけしたそうで申し訳なく思っております。この度、○○家が○○の事業をするにあたり、その土地に施設を建設する予定になっております。・・・・・・・・・・・・・・・・」。

 兎に角、説明したがな・・・・・・。

 謝ったがな・・・・。

 怒っとってやというのは・・・・、話しかけると、ぎゅ・・・・っと爪を立てて、指を握ってやから、よう解るな・・・。

 「四本指やわ・・・・」、と嫁さんが言ったな・・・・。

 「龍神様、少し前、同じ筑西の○○という所で私達がした事を見ておられましたね?。その行為に対し、龍神様は良しと取られましたか?。そうなら、少し握った手を緩めてください」、とお伝えしたら、「緩めてあったわ」、と嫁さんが言ったな・・・・。

 「良し」、と思ったな・・・。

 兎に角、謝って、その土地に施設を建てる事の許しを請うたな・・・。

 この土地、前の土地より相当広いが、前の土地の非ではないな・・・と思ったな・・・・、神霊の怒りは。

 まあ・・・、一応、「良し」、という返事をもらったが・・・。

 「龍神様、兎に角、ちゃんと筋を通して対処させて頂きます。そこで一つお願いが有ります。龍神様のその怒りを私達の方に向けないでください。生身の人間にはきつい。私はちょっと違いますが、嫁さんの方もお役が有るといいながらやはり辛いものが有ります。龍神様の納得のいく様な祈祷を行いますので、怒りの念を余り此方に向けないでください」、と頼んだな・・・・。

 「地神さんの方からもその様に頼んでください」、と言うたら、うなづいたな・・・・。

 そうしてもらわんと・・・、ど〜うにもならんからな・・・、きつ過ぎて。

 「ぎゅ〜っと・・・、何か?、奥に握ってるわ」、と嫁さんが言ったな・・・。

 大体・・・、解るな・・・・・。

 地鎮祭したら・・・、余計に解るやろ。

 四本指の龍か・・・・、何か握ってるか・・・・、そうか・・・。、



 夜、依頼された方から電話が有ったが・・・・、やっぱり、この地で派手に土地をさわる商売をされてるとこは・・・、ぐじゃぐじゃになっとるとこが多いな・・・。

 私らにしか出来ん仕事やから・・・、私らが生きてる内にちゃんとしとかんと・・・、他のこの領域の人が関わったら、その方も死ぬやろし、○○さんの所からも葬式が出るやろし・・・、兎に角、その地域の神霊様の許可も得たし・・・・。

 そやけど・・・・、今までこの地域をさわった拝み屋、修験、坊さん・・・、その方らを頼んだ方も・・・・、どうなっておられるか?・・・・。

 そんな統計は無いしな・・・。

 この祈祷も・・・・、有り難いと思うな・・・・・。

 此処に行かせて頂くというのも、有り難い事やと思うな・・・・。

 しかし・・・、家の地神さんは・・・、正直なとこ・・・、余り乗り気やないんやな・・・・。

 これは・・・、5年前の事に関係してるんやな・・・。
 
 5年前・・・、この地域の他の場所での祈祷で、ほんまは私も死んでるんやと思うな・・・。

 そこを・・・、地神さんが謝ってくれて私らの今がある訳で・・・、そんな事もあって、地神さんにしては筑西の神霊とは会いたくないんやろな・・・・・と思うな・・・・。

 あの時、命婦専女神様、奈良の大神神社の神霊様・・・、それと神龍様も同じ場面に並んでくださったな・・・・。

 有り難い事やな・・・・。

 10日程前の筑西での地鎮祭で謝る機会を作って頂いて・・・、また、今回もこんな機会を作って頂いて、有り難い事やと思うな・・・・。

 筑西のある地域の神霊様の怒りが消えて、喜ばれたら・・・、有り難い事やな・・・・。

 

 

 

 

 

 



 

 

 
鳴釜神事の実際と考察