ある二つの企業における感謝の祈祷時に見せて頂いたもの
 企業や商売をされている所での祈祷時に示される神霊のお知らせの形は今まで沢山書かせて頂きましたが、先日続けて行かせて頂いた所の企業での神霊が示された形が、余りにも綺麗なお知らせでしたので書かせて頂きます。

 確かに、感謝の意の祈祷ではあるのですが、其処には、その前に祓い消すものが存在し、それを消除してから本題に入るパターンが大半でした。

 今回行かせて頂いた一つ目の企業は、「地神(巳神・水神・土地の神)様の勧請・・・3」、に登載させて頂いた所です。

 前回の祈祷の直後に起業して、事業所を開設されてから約8カ月、最初の内は何も感じなかったが、この頃は、「確かに守られている」、という実感を覚えると言われます。

 今回も祈祷の前に解る、祓いの対象から来る嫌なものは無いとは言い切れませんでしたが、祈祷の当日になると思っていたほ程のものの作用は無くなっていました。。

 この企業は三人の共同経営ですので、兎に角、仲良く、仲間割れがない様に、商売繁盛は然りですが、その事も祈願させて頂きました。

 先ず最初は、起業してからの8か月間、会社を守って頂いた巳神様に感謝の釜を焚きました。

 尚、この三人の共同経営者の中には、「ある巳神(地神様)・・・2」、「ある巳神(地神様)・・2・・その後の思わぬ展開」、に登載させて頂いた女の方が含まれています。

 (細かい始終、言葉の言い回し等は省いています)

 鳴釜の用意を済ませて、護身法に取り掛かろうとすると、

 妻「皿が出てる」、と言います。

 私、「まだ何も入ってないな?。空やな?」。

 妻、「何も入ってない」。

 やれやれ・・・、安心しました。

 私、「その皿、どう変わるか、じっくり見とってよ」、と妻に伝えました。

 妻、「チビが魚の上に乗って出て来たよ。鯉の様な・・・、黒っぽい色の魚」、と言います。

 「地神(巳神・水神・土地の神)様の勧請・・・3」、に登載させて頂いた、この会社の守護神、巳神様をお呼びしました。

 妻、「此処の巳さん、上向いて出て来たよ」、と言います。

 私、「皿の方を向いてやな?」。

 妻、「そう」。

 妻、「白い、くちばしの長い、しっぽの長い鳥が皿の上に出て来たわ。何かを飲みに出て来たみたい」、と言います。



 益々、安心しました。

 私、「三人の共同経営者の女の方の家でお祀りされている○○家の巳神様、御姿をお見せください」。(この神霊も、この会社の巳神様と力を合わせて守護されています)

 妻、「目が出て来た。瞳孔が黒、虹彩が金色、後は白」。

 私、「それ、巳さんの目と違うで」、「○○家の巳さんの本来の場所(阿蘇地方)を治める存在かも・・・?」。

 少し疑問を残しながら、

 私、「○○家の地神様と観ます。そうなら目を瞑ってください」。

 妻、「何もしないよ」。

 私、「貴方は、○○家の地神様が居られた阿蘇のその地域を治める神霊様ですか」。

 妻、「何にも変化が無いよ」。

 私、「今日は株式会社○○の事業繁栄の祈祷を行います。どうか同席して○○を守ってやってください」。

 妻、「目を瞑ったよ」、と言います。

 一つ目の釜焚きは、株式会社○○の地神様に、8か月間会社を待って頂いたお礼の釜を焚きます。

 コンロに火をつけます。

 湯が沸騰して来ます。

 米を入れます。

 当然、釜は大きな音で鳴り出しました。

 妻、「皿の中にお酒が入って一杯になったわ」、「チビが乗ってる魚の色が白くなって・・・、背びれが龍の様にもなって・・・・、手も出てる様な・・・、チビが頭に、金色の輪をかぶって、その金色の輪に赤の菱形がついてるわ」、「鳥がお酒を飲んでるわ」、と言います。



 私、「会社の地神さんは?」。

 妻、「こっちを見てる」。

 稲荷様と違い派手さは有りませんが、巳神様の気持ちの表れが、そしてもうこの会社の先の事まで教えてくれた感じです。

 何も無い空のお皿がお酒で満たされるという事は、この先、事業繁栄は間違いないと取ります。

 此方の小さい巳神の事は、これは少し横に置いておきます。

 それにしても有り難い事です。

 そして二つ目の釜に入ります。

 二つ目の釜は、会社の事業繁栄を祈願して焚くのですが、もう一つ目の釜で教えてくれた様なものです。

 二つ目の釜の用意が終わると、

 妻、「複数の色の紙を巻いたものが出て、それに白と赤の水引が結んである」、と言います。

 私、「どんな色や?」。

 妻、「白、紫、緑、黄色」、「釜の前から緑色の目が出て、其処から綺麗な緑の光線が出ている」、と言います。

 此方も、釜を焚く前から、嬉しいお知らせばかりです。

 私、「緑の光を出して居られる神霊様、どうかこの会社のこの先、守ってやってください」。

 妻、「目を閉じてあったわ」。、「目が消えて、緑の光線だけが此方に降り注いでくるわ」、と言います。

 妻、「綺麗な・・・、ピンクのスーツを着た女優の様な女の人が出て来て、その周りを沢山の人が取り巻いているわ」。

 私、「崇めている様な感じか?」、「髪型は?」、「何時の時代の人や?」。

 妻、「そう」、「毛は耳のラインで後ろにくくって、その下は垂らしてる」、「今の時代の人の様に見えるけど・・・」、「手が出て来た。此方に掌を向けて・・、掌は真っ白で、ピンクの輪郭で手の形が出来ている感じで・・・、手の周りもピンクに光ってる」、と言います。

 私、「女の方、貴方は神霊ですか」、と聞いてみました。

 妻、「うなずいてあったわ」。

 何か・・・、本当に祈祷はやってみないとどの様な展開が繰り広げられるのか・・・、やってみないと解りません。

 只、悪いものではない、という事は確かですが・・・・。

 もう、二つ目の釜の祈願内容も、成就したのと同じ様な感じです。

 ピンクのスーツを着た女の存在に、

 私、「誠に申し訳ない。貴方がどの様な存在なのかは解りませんが、御神霊様ならどうかこの会社の事を守ってやってください」。

 妻、「うなずいてあったよ」、と言います。

 ?????????????????????。

 二つ目の釜に入ります。

 コンロに火をつけ、湯が沸騰して来ます。

 米を入れます。

 釜は大きな音で音で鳴り出しました。

 私、「どや?」。

 妻、「普通」、「釜が鳴り出すと、釜自体が紙で巻いたものの前に出たり、後ろに出たりしている」、と言います。。

 釜が鳴り止んだ後、

 私、「株式会社○○の地神様、どうかこの会社、守ってやってください」。

 妻、「会社の地神さんが、紙で巻いたものの周りを回って、今までの位置に戻ったわ」、と言います。

 しっかり祀れば、守ってやると取ります。



 私、「女の人は?」、「緑の光は?」。

 妻、「女の人は出ている」、「緑の光は・・・、目は出ていないけど、緑の光は今でも出ている」、と言います。

 嬉しい、有り難いお知らせですが・・・、さて、どう説明させて頂こうかと考えると・・・、悩みます。

 私の方の地神様に、

 私、「地神さん、この会社のこの先の状態、見せてください」。

 妻、「地神さんの前に、縦に光るものが出ているわ」、と言います。

 事業繁栄は間違いないと観ます。

 しかし、このピンクのスーツを着た神霊の存在、緑の目の神霊の存在・・・、又勉強する事が増えてしまった感がします。

 何とも不思議なものを見せて頂いた事に感謝します。

 
 ●二つ目の企業は伏見稲荷様をお祀りされています。(細かい始終、言葉の言い回しなどは省いています)

 此処も稲荷様をお祀りしてから一年位経ちます。

 綺麗な女の稲荷様が一体居られます。

 やはり、この会社も稲荷様を祀り始めて、社長の気持ちが落ち着いたと奥さんが言われます。

 稲荷様の御加護で事業は順調に行っているのですが、この社長さんの奥さんと電話で話したその晩、中年の女の人の声で、「高橋さん」(たかはっさん)(関西なまり)と私を呼ぶ声で目が覚めました。

 「あっ、用事が有るんやな」、と思いましたので、2〜3日後、この会社の伏見稲荷様をお呼びしてみました。

 内容は、「どうでも良いことですが・・・平成25年4月16日(火)に登載させて頂きました。

 綺麗だった稲荷様が疲れ切った御姿で出て来ました。

 祈祷の必要性を感じました。

 何か・・・、何か会社で事が起きてるなと思いました。

 直ぐに祈祷の日にちを決めました。

 しかし、何か有るなとは思いましたが、祈祷の前日も何も感じませんでしたし、此方の巳神様に聞いても、何も教えては..くれませんでした。

 祈祷の段取りとしては、一つ目の釜は稲荷様への感謝の気持ちを釜で表し、二つ目の釜は事業繁栄を祈願しての釜を焚く予定でしたし、表白、願文もその様に作っていました。

 しかし、祈祷の当日の朝、私の体には私達を拒否するものの念が入って来ています。

 急遽、段取り、表白を変えなければいけません。

 まあこれは、長年やっていますので、又私の体に入るものの質も解りますので、どうという事もありません。

 会社に着くと、案の定、社長さんの姿が見えません。

 祈祷の当日、トラブルが有ったという事で、少し遅れると言われます。

 「やっぱり・・・」、と思いました。

 会社に祀られている伏見稲荷様をお呼びしますが、やはりお姿は出ませんでした。(私の家の方からも何回かお呼びしましたが、お姿は出ませんでした)

 社長さんが来られるまで待とうと思ったのですが・・・、急ぐべきだと思い、奥さんだけの同席で一つ目の消除の釜に取り掛かりました。

 鳴釜の準備が終わりました。

 私、「其処に居るもの、出て来てみ。見えとるがいな・・・。出て来てみ」。

 妻、「箱の中から黒くどろ〜としたものがあふれて、下に落ちて行くわ」、と言います。

 私、「あんた、ちょっと、顔だしてみ。見えとるがいな・・・」。

 妻、「男の人の顔が出て来たわ。髪の毛も・・・・」。
 
 私、「あんた、耳、出るな?。出してみ」。

 妻、「尖った耳が出て来たわ。中が黒で、耳の中から毛が飛び出てるわ」。

 私、「口も出るな?」。

 妻、「笑ってるわ」。

 私、「あんた、笑ろとる場合と違うがな。ええ加減にしときや、がいな奴やな・・・」、「あんたか、この会社に悪さをしてるのは、誰に頼まれたんや。誰が仕掛けたんや、あんたをこの会社に来させた元を呼んでみ」。



 妻、「笑ってるわ」。

 私、「笑ろとる場合と違うと言うたやろ。ええかいな。がいな奴やな・・・・あんた」。

 妻、「何か・・・、手を上げたり・・・、前で手を組んだり・・・、顎に当てたりしてるわ」。

 私、「あんた、機嫌ようニコニコしてるけど、あんたの前にあるこの釜の意味が解っとるんかいな。難儀な奴やな・・・」、と言い、鳴釜の意味、強さ、怖さをこのものに話しました。

 妻、「何か・・・震え出してるわ」、と言います。

 私、「何も、あんたを消してしまう訳やないからな。あんたの大元の所まで釜で送り返すという意味やから、誤解せんといてか」。

 妻、「あかんわ、震えて小さくなってるわ」、と言います。

 私、「この領域の専門の者に頼んで飛ばされた念ではなく、只、この会社に迷惑をかけてやろうという者の念やろ。力が弱い」。

 私、「地神さん、この者の名前か、又は関係の有るものの名前を見せてください」。

 妻、「漢字で「実」と出てるわ」、と言います。

 まあ、この、「実」、は横に置いて、このものの消除に取り掛かります。

 コンロに火をつけ、湯が沸騰して来ます。

 米を入れます。

 釜は大きな音を立てて鳴り出しました。

 妻、「直ぐ消えてしまったわ。知らない内に消えてしまったわ」、「同時に、右上から稲荷さんがおかしなラインで降りて来てあったわ」、と言います。



 私、「○○の伏見稲荷様、大変やったな・・・。もっと早く来させてもらったら良かったな。あんたやろ、夜中に、「たかはっさん」、と呼んだのは?」。

 妻、「うなずいてあった」。

 私、「御免な。嫌やったやろ。汚かったやろ。もっと早よ気がつくべきやった。御免な」。(この会社の稲荷様とは経緯がありますので、この様になれなれしく話していますが、一般の方はこの様な言葉使いはしない方が良いと思います)
 
 兎に角、一つ目の消除の釜で伏見稲荷様のお姿が出て良かったです。

 事業繁栄を祈願する、二つ目の釜に取り掛かります。

 私、「稲荷さん、真ん中に来てください。私の方を見てください。今から○○の事業繁栄を祈願して釜を焚きます。どうか○○のこの先、守ってやってください」。

 妻、「うなずいてあったわ」。

 コンロに火をつけます。

 湯が沸騰して来ます。

 米を入れます。

 釜は大きな音で鳴り出しました。

 祝詞の種類などの説明は省きます

 私、「どや?」。

 妻、「別に・・・何も・・・」。

 やがて釜の音が止んで行きます。

 私、「稲荷さん、この会社のこの先、見せてください」。

 妻、「稲荷さんの上に四角の形の穴が開いて、其処から上に綺麗な光がすごい勢いで上がって行くわ」、と言います。



 事業は発展すると観ます。

 私、「稲荷さん、有難う。守ってやってよ。頼むぜ」。

 私、「一生懸命お祀りします。再度、この会社のこの先、見せてください」。

 妻、「四角い穴から下に向かって、綺麗な光が勢い良く降りて来て、左右に渦が巻いてる」、と言います。

 益々、発展すると取ります。

 私、「○○の社長のこの先、見せてください」。

 妻、「赤い階段が出て来て、上に続いているわ」、と言います。

 私、「再度聞く。一生懸命にお祀りさせて頂く、この社長のこの先、再度、見せてください」。

 妻、「赤い階段の幅が広くなったわ」、と言います。

 人間的にも発展されると観ます。



 しかし、良いお知らせばかりで、祈祷をやらせて頂いている方も気持ちが良いものです。

 綺麗なお知らせでした。

 一応、鳴釜も終わり、まだこの会社の稲荷様の御姿が出ている段階で、少し気になるものを感じましたので、

 私、「地神さん、其処にいるもの、何ですか?」、と尋ねました。

 妻、「何か・・・、菱形の様な形が出てるわ」。

 この社長に向けられた念です。

 私、「○○の稲荷さん、あんた、消せるやろ。消してください」、と伝えました。

 妻、「何か・・、稲荷さんの横から光が出て、一瞬で消えてしまったわ」、と言います。

 この社長さんには、何か気がかりな事が有ったり感じたら、小さな声を出して、稲荷さんに頼んで対処して頂く事を進言しました。

 それだけの力の有る稲荷様ですし、その様な稲荷様になったという事は、祀る方の気持ちが、それだけの稲荷様にさせたという事をお話ししました。

 後味の良い祈祷でした。














 
鳴釜神事の実際と考察