ある巳神(地神様)・・・2…その後の思わぬ展開
「ある巳神(地神様)・・・2」、に登載させて頂きた方の実家の事です。
前回の祈祷の後、この方は家に地神様をお祀りされました。
その事で、この方の家は良い方向に進んでいるのですが、やはり実家の事、お父さんの家系の男の人の不遇が気になると言われます。
お父さんの家系の男の人が皆良い状態ではないと言われます。
そして一度家に来て欲しいと言われます。
確かに、前回の祈祷では、この方の母方の御先祖様は、この方のお母さんを通して出て来られましたが、父方の御先祖様の方と思われるお知らせは何も無かったと記憶しています。
祈祷に行かせて頂く是非を、祈祷の約1か月前に此方の巳神様に聞いてみました。
妻、「両手を合わせたものが出てるわ。此方から向こうへ合わせた手」、と言います。
先祖供養が足りないと、この時点ではそう解釈ていました。
妻、「人の掌の上に、白い球が乗ってる」、「球を優しく前に転がしたわ」、と言います。
このものの解釈にしても、この時点では、先祖供養が足りないと取っていました。
祈祷の2日前、再度、今回の祈祷の内容を再確認する為に、此方の巳神様に聞いてみました。
私、「地神さん、〜家の父方の障りを再度教えてください。表白、願文に必要ですので」。
妻、「頭の上が赤い巳さんの頭だけが出てるわ」、「水」、と言います。
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私、「頭の上が赤い・・・、頭に傷のある巳さん・・・?」。
確か、この巳神様は、「ある巳神(地神様)・・・2」、に登載した所でお祀りされている地神様に似ていると思いましたが・・・・、そして、お祀りされている巳神様はあの地に関係のある巳神様と理解していたのですが・・・・。
何故、その巳神様が、この方の父方の障りとして出て来られたのか・・・・・・。
私、「ちょっとお尋ねします。貴方は御神霊様と観ます。貴方の奥さんの巳神様が其処に居られるのなら、どうか御姿をお見せください」。
妻、「小さい巳さんが、後ろから出て来てあったわ」、「優しそうな巳さんやわ」、「寄り添っているわ」、と言います。
小さい巳神様(奥さん)に、
私、「貴女は○○家で祀られている巳神様ですね?」。
妻、「そうと言ってる」。
頭が混乱して来ました。
私、「頭に怪我をしている巳神様、私の前に来てください」。
妻、「私の前に来てあったわ」、「縦に波打つ様な動きで来てあったわ」。
私、「貴方は○○家で祀られている男の地神様ですね?」。
妻、「ロープが絡まってしまった様な形になってしまったわ」。
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その後、ある事を聞くと(題名とは関係のない事ですので、書きません)、
妻、「トンネルの様な形が出て来た」、と言います。
そして、
妻、「数珠をかけた手が出て来た」。
そして、
妻、「一本の線香を指で持ってる・・・、火がついている」、と言います。
そうこうする内に、追加のメールが来て、この方のお父さんの実家が熊本県の阿蘇市阿蘇町で、兎に角、水の豊富な地域で、綺麗な川が沢山流れていると書かれています。
そしてこの方のお父さんは、小さい時に蛇を殺した事が何回も有り、その為か、それ以後、ロープが絡まっているのを見るだけでも怖い、増してや、草むらの様な所は怖くて入れないと書かれて有ります。
確か、数珠は・・・・・、前の祈祷な前の霊視で出て来たはずです。
私、「地神さん、以前祈祷した所で祀らている地神様は、本当はこの方のお父さんの実家(阿蘇町)の土地と関係の有る巳神様と観ます。そして頭に傷(最初出て来られた時と比べると、やはり祀られていますので、大分傷が癒えています)を持つ男の巳神様は、この方のお父さんが殺生をした巳神様と観ます。その巳神様が前回の祈祷の時に出て来られたのを、私達の浅い判断で、その地に関係の有る巳神様と思い違いして、祀られる様になった」。
妻、「地神さん、此方を向いてうなずいたわ」。
しかし、こんな展開になるとは・・・、頭が混乱して来ました。
兎に角、釜を焚いたら解ると巳神様が言います。
2日後に祈祷を行う予定ですが、この方にも、「祈祷が終わってから全ての説明をさせて頂きます」、と伝えさせて頂いていました。
祈祷の当日、先ず、御先祖様の供養をさせて頂きますが、この方のお父さんは長男ですが、実家には父方の仏壇はなく、母方の仏壇をお祀りしています。
私、「地神さん、この家の仏壇は母方の御先祖様の仏壇です。宗旨は同じお東さんです。この仏壇をお借りして、父方の御先祖様の供養は可能ですか」、と聞いてみました。
妻、「頭を下に向けて、3か所を指したわ」。
「有難う御座います」、と言い、紙で作った両家の位牌、「亡 三界一切萬霊位」の位牌、計三つの位牌を、「本日、○○家の御仏壇をお借りしまして・・・・・・・」、とお断りを入れて、両家の先祖供養に入りました。
「正信偈」を上げました。
特に変わった事もなく、線香護摩に入りました。
再度、御先祖様の御供養に入りましたが、特に何も無く、終わりに近づきました。
妻、「青い、雪の結晶の様なものが沢山出て来た」、と言います。
この青いものというのは、私に取っていろんな意味を含んでいて、決して良いものではない意味もあります。
妻、「悪いものの感じは無い」、と言います。
それで解明しました。
私、「今、出て居られる青い存在の御神霊様、御姿を取ってください」。
妻、「白い魚の様な形に変わったわ」。
私、「失礼しました」。
妻、「青い綺麗な目が出て来たわ」。
私、「有難う御座います。失礼な事をお聞きしました」。
阿蘇町一帯の川、池の御神霊様、要するに、「龍神様」、と取ります。
龍神の取る形の一つです。
これも機会が来ましたら、書いてみようと思っています。
妻、「川の船着き場の様なものが出て、誰か・・・、男の人が・・・手を上げて・・・」。
私、「溺れているんやな」。
妻、「溺れている・・・・?人を、小さい巳さんが上に一生懸命に押し上げているわ」、と言います。
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私、「地神さん、少し前に御姿を見せた○○家で祀られている地神様をお呼びください」。
妻、「出て来てあったわ」、「夫婦で」。
私、「奥さんの巳神様、あんたやな、この男の人を助けようとしているのはあんたやな?」、と聞いてみました。
妻、「そうらしいわ」。
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そこで後ろに座るこの方のお父さんに、「子供の時、溺れた事がありますか」、と聞いてみました。
この方のお父さんは、6歳位の時、川の船着き場で川にはまり、溺れているところに、運よく駐在さんが通りかかって助けてくれたと言われます。
そして大人になっても、仕事で海に流されたり、水で命を落としかけた事が何回も有ったが、運よく助かったと言われます。
私、「奥さんの巳神様、あんたが助けてくれたんやな。危ない時、その都度、あんたが助けてくれたんやな。有難う御座います」。
後ろに座るお父さんに、貴方が危ない時、その都度助けてくれたのは、貴方が子供の時に殺生した巳神様の奥さんが助けてくれたという事を伝えました。
そうするとこの方は、子供の時、蛇に大きな石を持ち上げ投げつけたところ、蛇の頭に当たったが、逃げてしまった事があると言われます。
それからというもの、蛇が怖くて、ロープを見ただけで恐怖が走ると言われます。
妻、「男の巳さんの横に、上から何か走ったわ」、と言います。
この方が頭にぶつけた石です。
頭に当てた石です。
この方には、貴方が川でおぼれて死にそうになった時、貴方を助けてくれたのはこの女の巳神様で、偶々、駐在さんをその場に来させたのも(引っ張って来た)、この巳神様の働きでしたという事を伝えしました。
その数年後、貴方が石を投げて殺した巳神様は、子供の時貴方を助けた巳神様の主人(夫婦で居る事が多いです)だったという事もお伝えしました。
そして前回の祈祷時(前回の祈祷は、この方の娘さんの家です)、今祀られている地神様が出て来られて、娘さんの家で祀られているという事もお伝えしました。
この方は、今までの人生、危ない時、危険な時、殆ど水が関係している事が多かったと言われます。
現に、この方の弟さんは頭の病気(精神科)で入院していると言われます。
この方は内容を把握された様で、大変悪い事をしたと言われます。
この方が殺生した男の巳神様に、この方が反省されている事を伝え、許してやって欲しいと何回も頼みました。
私、「地神さん、この方も悪い事をしたと反省されているので、男の巳神さんの所に行って、許してくれる様に説得してください」。
妻、「近くまで行ったわ」。
私、「話をしてるか?」。
妻、「まあ、近くまで行ってるけど・・・・・」。
少しして、
妻、「男の巳神さんが許してやると言ってるみたいやけど・・・・、余り状況が解ってないみたい・・・・、頭を怪我しているから、余り思い出せないみたいに見えるけど・・・」、と言います。
私、「奥さんの巳神様、この方、反省しているので、どうか許してやってくだい」。
妻、「奥さんの方は、許してやると言ってるわ」、「でも男の巳神さんの頭の傷は大分治っていると思う」。
私、「それは、お祀りしているからやろ・・・・」。
私、「地神さん、釜に入って宜しいか?」。
妻、「うなずいたわ」。
この様になるであろう展開は予測していました。
此方が謝って謝ってすれば、正当な神霊は許してくれます。
兎に角、この傷ついた巳神様夫婦に対する表白は、謝って、謝り貫く事です。
妻、「機嫌良さそうにしてるけど、巳神さん夫婦」。
釜に入りますが、釜が鳴ると、この先の展開には確信が有りました。
コンロに火をつけます。
湯が沸騰して来ます。
米を入れます。
大きな音で鳴り出しました。
「龍神祝詞」を上げます。
傷が癒えるにふさわしいお経を上げました。(書きません)
後ろで何か・・・・?。
やがて音が止んで来ました。
私、「どや?」。
妻、「特別何も・・・・」。
私、「男の巳神さんの傷は治っているやろ?」、「鳴り出して、どれ位で治るのが見えた?」。
妻、「傷が治るのは、音が出だして・・・、直ぐに治ったと思う・・・・」、と言います。
この巳神様夫婦には、再度、此方のお詫びの気持ちを伝えました。
妻、「チビが女の巳神様を連れ回しているわ」、「此処も、此処も、此処もやで・・、と言って」、と言います。
チビはどうやら、この方の親戚、兄弟の場所を教えている様です。
傷ついた巳神様のきついお知らせが原因で、病気や不遇になったこの方の親戚、兄弟の場所を教えて、治してくれる様に頼んでいるものと観ます。
チビもやるもんです。
そうこうしていると、後ろに座るこの方の奥さんが(この方が前回の祈祷の時、この方の御先祖様がこの方を通して出て来られました)、
「釜が鳴り出したら、紫色のものが見えて、急に横から蛇が大きな口を開けて出て来て、許してやる、と言って消えて消えて行った」、「涙が出て来た」、と言われます。
それで・・、釜が鳴り出すと後ろで・・・、何があったのかと・・・、誰かが泣いていたな・・・・。
これで良しですが、こんな展開になるとは、思いもしませんでした。
この方が殺した蛇は、本来、この方を守る神霊だったと観ます。
この方の実家の土地の神霊(地神様)と観ます。
60数年かけてやっと解明しましたが、神霊(巳神様)の方にしても、解って欲しいお知らせをこの方の家系の男の方ばかりに知らせていたと観ます。
これが邪霊なら、直ぐに決定的な形で知らせを送っていたと思います。
やはり正当な神霊(巳神様)は辛抱が良い。
そしてこの方の娘さんがこの神霊(巳神様)をお祀りするというのも、それはそれで良い事です。
しかし、もう少し早く気がついていれば、という気はしますが、終わってみれば、良い事をさせて頂いたという気持ちで一杯になりました。
私達の力、判断の貧困さが出てしまった展開でした。
ひとつひとつ、一件一件、様々な事情が隠れていますので・・・・、難しいものです。
(都合により、絵に色はつけておりません)