伏見稲荷の眷属神(白狐)(命婦専女神)様について   8
 命婦専女神様とは常日頃、此方の巳神様を通して接触はさせて頂いております。しかし以前の様に確実に御姿を見せて頂く事は少なくなりました。

 その代り、命婦専女神様の使いの稲荷様が来られる事は度々経験することです。

 少し前も、ある方から日本酒を頂きました。

 このお酒を頂いた方の心底の考えが、淀みの無い、純粋な気持ちの方というのが解りますので、命婦専女神様にも飲んで頂きたく、どんぶり鉢三杯(此方の巳神様二体に2杯、命婦専女神様に一杯)に入れ、「命婦専女神様に届けてください」、と巳神様にお伝えしました。(大概この様に三杯お供えします)

 ほどなく妻が、「来てあった。大人しそうな稲荷さん」、という具合な展開になります。

 使いの稲荷様がお酒を取りに来られています。

 同じように少し前、ある方からお酒を頂きました。そしてその方の気持ちが綺麗な方でしたので、チビのりんごを少しもらって、どんぶり鉢一杯のお酒とリンゴをお供えました。

 少しして、「地神さん、お酒とりんご、伏見に持って行ってくれたか」、と聞くと、巳神が頭を下に向けました。

 しょっちゅう、この様な接触はさせて頂いています。

 笑ってしまうのは・・・、以前、書いたかも知れませんが、何時もの様にどんぶり鉢三杯にお酒を入れ、命婦専女神様に届けてくださいと言うと、

妻、「使いの稲荷さんが来て、お盆に乗せた三杯を頭の上にあげて、持って行ってしまった」、という事がありました。

 その後、

 私、「地神さん、もう一回入れるわ」、と言って、どんぶり鉢二杯にお酒を入れて、お供えしなおした事があります。

 これは笑ってしまいました。

 使いの稲荷様は、まだ修行途中ですので、何かと面白い方?が多いです。

 今回、人には、伏見にお参りに行けば良いですよ言って、さて自分はどうなのかと考えました。

 もう一年以上、伏見稲荷大社にお参りしていません。

 毎日、此方の巳神様を通して、命婦専女神様には御加護に対する感謝の気持ちをお伝えさせて頂いてはいますが、やはり現地に行かせて頂くのが一番の御礼と思い、「地神さん、久しぶりに命婦専女神様の所へ行こうか」、と言いました。

 妻、「うなずいてあったわ」。

 この時点では、お参りさせて頂く日にちは決めていませんでしたが、2月19日(火)の朝、私の中で、2月22日(金(H25・2・22日)に行こう(行かせて頂く)と決めました。

 そして、その事を巳神様にもお伝えし、命婦専女神様の方にも、私達がお参りに行かせて頂く旨を伝えてくれる様に巳神様にお伝えしました。

 そして妻にも伝えました。

 2月20日(水)の夜、妻が、

 「綺麗な稲荷さんの目、鼻筋が見えてるんやけど・・・・」、「耳とか体は見えないけど」、と言います。

 2月21日(木)も、

 妻、「綺麗な目、鼻の稲荷さんが見えてるんやけど・・・・」。



 大体の察しはつきます。

 2月22日(金)、伏見稲荷大社へお参りの日、

 私、「地神さん、今から行くけど、宜しいですか」。

 妻、「丸、立体的な、白く(透明)光る丸が出てるわ」、と言います。

 察しはつきますが、何時もとは少し違う展開かな・・・・?。

 伏見稲荷大社に着き、鳥居をくぐると、妻がふらつきました。

 妻、「やっぱり、揺れるわ」、と言います。

 周りを見回すと、やっぱり・・・、本人は知ってかどうか・・、本人はそれをどう受け取っているのか・・・・、伏見稲荷にはいろんな方が参拝に来ておられます。

 こんな事を言ってしまえば本も子もないのですが、伏見さんにお参りしてから調子が悪くなったという方も沢山知っています。(伏見稲荷だけではなく、神社に参拝後、体調を崩す方は多いのも事実ですし、伏見稲荷大社で働いている本職の方も、奥は怖いと言われます))

 参拝される方の資質によるのでしょうが、難しいものです。
 
 22日(金)は参拝者も少なく、白狐社の前には誰も居ない状態でしたので、早速命婦専女神様の御姿を請いました。

 「稲荷大神秘文」を上げさせて頂きましたが、命婦専女神様の御姿が出ません。

 そうこうする内に、後ろに人が来られて参拝されてします。

 後ろで参拝されている方についているものが邪魔をしているのかと思い、上に移動されるのを待って、再度、命婦専女神様の御姿を請いますが、全く見えません。

 妻、「地神さんとチビが私達の前に出て、白狐社の方をじっと見てるわ」、「チビが地神さんの右側に来てる」、「地神さんの後姿を見るのは初めて」、と言います。



 何回も命婦専女神様をお呼びしましたが、御姿が出ません。

 やっぱり・・・、と思いました。

 私、「地神さん、今日はこれで良いんやな?」、「命婦専女神様の御姿は出ないけど、今日はこれで良いんやな。通じてるな?」。

 妻、「そうらしい・・・、頭を下に向けてあったわ」。

 やはり、思っていた通りの展開になりました。

 この展開は解っていましたが、やはり・・・、少し落胆した気持ちも有ります。

 私、「地神さん、そしたら、帰ろか」、と声をかけて、白狐社を後にしました。

 車に乗って、「地神さん、今日はこれで良かったんやな?」、と再度聞きました。

 妻、「うん、うん、と首を下に向けてあった」、と言います。

 命婦専女神様も、今日は、何か・・・、私達には解らない用事が有ったのでしょう。

 その為に、事前に、御顔だけ見せてくださったのでしょう。

 しかし考えてみれば、以前、何時か忘れましたが・・・、やはり一回、御姿が出ない時が有ったと記憶しています。

 帰りに、何時も寄る神具屋さんに向かう途中、女の方とすれ違いました。

 「拝み屋さん」・・、一見して解ります。

 昔、町内に一人くらい居た拝み屋さんのタイプではありません。

 何故、昔居たタイプの拝み屋さんはもう居られないのか・・・・・。

 神具屋さんから出ると、手に数珠をかけて、視線(上目)の定かではない若い女の方とすれ違いました。

 「入ってるがな。もう手遅れやな」、と思いましたが・・・・。

 この方が各稲荷社の前に立てば、この方の稲荷物語が展開されるのでしょう。

 いろんな方に会う、伏見参りでした。

 追伸
 
 平成25年2月26日(火)、朝

 G県のMさんから頂いたお酒が有りましたので、どんぶり鉢に入れて、「命婦専女神様に届けてか」、と巳神様に伝えて、何時もの様にお祀りを終えました。

 直ぐ後に妻が起きて来ましたので、「Mさんからもらったお酒、命婦専女神様に供えたで」、と伝えると、

 妻、「白い稲荷さんの顔が出て、口元を手で横に拭ったわ。美味しそうに」、と言います。

 お酒を直接飲む瞬間は見ていませんが、命婦専女神様がお酒を直接口にするというのは・・・、考えられないし・・・・、と思いながら、

 私、「地神さん、今の稲荷さん、命婦専女神様・・・?・・・か?」。

 妻、「何も言わないよ」。

 5分ほど後、やはり気になりましたので、

 私、「地神さん、あれは命婦専女神様やな・・・、確かに」。

 妻、「地神さん、笑ったわ」(実際は、笑っている様に顔がゆるんだらしいです)、と言います。

 ??????・・・、まあ、そんな事も有るんでしょう。






 

 
 











 
鳴釜神事の実際と考察